ひとりごと:「私設いけだ阿波踊り研究室」

阿波踊り大好き行政書士の日記
武術談議、阿波踊り談議が大好きです。地元の方はお気軽に(笑)

池田町マチ地区の連

2020年10月17日 08時27分05秒 | Weblog
踊りが盛んになれば、連ができる。
池田のマチ地区にも沢山の連がありました。

現存する連で一番歴史が古いのが「さつき連」
お三味線や、習い事(日舞)の師匠さん達が始めた連で、
所謂、(ええとこの嬢ちゃん)がメンバーでした。
上品さが持ち味だったとか。

次に歴史があるのが、風来坊連。
さつきと風来坊、この2連は格別古いです。

われい神社氏子が中心となり結成されました。
ここは当時、若い衆に人気の連で、
当然、生きの良い若者が中心。
なので鳴り物がどんどんアップテンポになったとか。
今でも、キレのある踊りと音が持ち味ですね。

(いけだ)えびす連は、中通り周辺の方が結成しました。
昔は、個の踊りが売り。
形がないのが特徴でした。
ここの昭和50年代の看板踊り子といえば
Oさんと、Mさん。
小柄なOさんは
印籠の房が1日持たないと言われた低さが売り。
対するMさんは、(何かおくれ)と言わんばかりに
前に手を出す独特の踊り。
細かい団扇捌きの方とか、ホント、バラエティーに富んでました。

マチ地区には、その他多くの連がありましたが、
本拠地(ご当所)が決まっていたようです。
次回は、その辺りのお話を。