魔法くるくる
金澤 ひろあき
綿飴の魔法くるくる春の雲
あの声のぼやきが届く年賀状
初出勤ハードル徐々に上げて行く
正月のテレビに背を向け肘枕
回送となる終電車枯野行く
成人の日の佳き酒を酌み酌まれ
遺す物なにも無き家寝正月
日向ぼこお話相手待っている
落ち椿残り時間よかがやけよ
終電車に久しぶりに乗りました。一駅ごとに人が降りていく。
けれど乗ってこない。だんだん車両ががらんどうになっていく。
そのさびしさを、体感しました。
金澤 ひろあき
綿飴の魔法くるくる春の雲
あの声のぼやきが届く年賀状
初出勤ハードル徐々に上げて行く
正月のテレビに背を向け肘枕
回送となる終電車枯野行く
成人の日の佳き酒を酌み酌まれ
遺す物なにも無き家寝正月
日向ぼこお話相手待っている
落ち椿残り時間よかがやけよ
終電車に久しぶりに乗りました。一駅ごとに人が降りていく。
けれど乗ってこない。だんだん車両ががらんどうになっていく。
そのさびしさを、体感しました。