京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

フリー句(自由連句)「鵜の群れに」の巻

2023-10-30 13:02:38 | 俳句
フリー句(自由連句)「鵜の群れに」の巻
鵜の群れに白鷺混ざり空隠す   青島巡紅
*四条罧原堤にて
空高し等間隔のカップル達    金澤ひろあき
缶ビールカップ麺麺食べ流星雨  巡紅
神の旅空に残したメッセージ   ひろあき
真夜中の琵琶湖を巡るマグナかな 巡紅
*アメリカンタイプの250ccバイク
百物語最後の蝋燭消す前に    ひろあき
夜明け前足は西向き目は東    巡紅
ふかふかふとんタワマンの最上階 ひろあき
二度寝して休む口実水の泡    巡紅
予測もしない本能寺の変     ひろあき
気まぐれを奇跡と呼ぶか人の子よ 巡紅
四人の証言が微妙に違うキリスト伝 ひろあき
審判の誤判断は後残る      巡紅
勝ち越しがかかる一番土俵際   ひろあき
酒飲めば笑いが残る溝落ちて   巡紅
お神楽の天狗も獅子も赤ら顔   ひろあき
運ばれた記憶なしに病室     巡紅
カーテンを開けば紅葉始まって  ひろあき
寝る前の木星はまだ東の空    巡紅
クライマックスシリーズ再び延長戦 ひろあき
コスモスの花風に揺れ流れ星   巡紅
翔び立って月の都に遊ぼうよ   ひろあき