今日は朝からずっと雨…かなり冷えている…。
ここしばらく陽気が良くて暑いくらいの日が続いていたので、うっかりアンダーシャツなしで出かけたら、バス待ちの時間がとても長く感じられた…。
何しろ横殴りの雨…避けるもののないロータリー式のバス停…風がスースーと抜けていく…。
同じバスを待っている人たちの会話の中には必ず…寒い…のひと言が…。
シャツを着てくるべきだった…と…しみじみ思った…。
シャツ…で思い出したのが…パンツの話…。
あれは…中学生一年生くらいだったかなぁ…。
多分…そのくらい…。
当時のdoveの下着はオカンが近所の衣料品店で買っていた。
商店街の昔ながらの店…小父さん・小母さんの専門店みたいなところだ…。
大型スーパーやデパートの専門店のように形も柄も豊富じゃなくて、決まりきった古い形ものしか売っていなかった。
或る日…新しいのを買ってきたから…とオカンから渡されたパンツ…。
下着に興味のなかったdoveはいつも渡されるものをそのまま着ていたのだが、形はどうあれ、新しいものは気分がいい…。
その日、風呂から出た後、早速、新しいパンツをはいた…。
はいたのはいいが…何かおかしい…。
あれ…どうなってんだ…?
通常、パンツなんてものは一気にスッとはけるもので、そう間があるもんじゃないのだが…。
そのパンツは引っ張るとグィ~ンと伸びて…伸びて…とうとう胸まで上がってしまった…。
およよ…なんじゃこりゃぁ…?
「オカン…なんじゃこれ…胸まであるが…。 」
オカンに見せながら…情けない声で言った…。
見るなりオカンは噴出した…。
ギャッハッハッハ~!
「ありゃぁ…やっぱり大きかったかぁ…。
いやぁ…店の人がサイズはどのくらいだと訊くもんだから…分からんけどdoveはオシリが大きいから大きいのだって言ったんだわ…。
で…見せて貰ったのがどれもあんまり大きそうじゃなかったから…もっと大きいか分からん…と…。
いくらなんでもこれなら大丈夫だろうと言っとったもんで…。
ギャッハッハ~ッ…。 」
ギャッハッハ~じゃねぇよ…。
あんた…doveが生まれてから何回パンツ買ってきてるわけ…?
いい加減…LとかMとかサイズで買ってくれませんかね…。
大きいとか小さいとかじゃなくてさ…。
「とにかくなぁ…いくらdoveでも…これはいて学校へはいけんからな…。
こんなもん…誰かに見られたらえらいこっちゃわ…。 」
ブツブツ言うdoveを見ながらオカンは大笑い…。
「そんなもん…見せんときゃ分かれせんがね…。
はいてしまえばそれまでよ…だわ…。
ギャッハッハ~!
「・・・・・・・・・! 」
胸まであるパンツが箪笥の肥やしになったのは…言うまでもない…。
ここしばらく陽気が良くて暑いくらいの日が続いていたので、うっかりアンダーシャツなしで出かけたら、バス待ちの時間がとても長く感じられた…。
何しろ横殴りの雨…避けるもののないロータリー式のバス停…風がスースーと抜けていく…。
同じバスを待っている人たちの会話の中には必ず…寒い…のひと言が…。
シャツを着てくるべきだった…と…しみじみ思った…。
シャツ…で思い出したのが…パンツの話…。
あれは…中学生一年生くらいだったかなぁ…。
多分…そのくらい…。
当時のdoveの下着はオカンが近所の衣料品店で買っていた。
商店街の昔ながらの店…小父さん・小母さんの専門店みたいなところだ…。
大型スーパーやデパートの専門店のように形も柄も豊富じゃなくて、決まりきった古い形ものしか売っていなかった。
或る日…新しいのを買ってきたから…とオカンから渡されたパンツ…。
下着に興味のなかったdoveはいつも渡されるものをそのまま着ていたのだが、形はどうあれ、新しいものは気分がいい…。
その日、風呂から出た後、早速、新しいパンツをはいた…。
はいたのはいいが…何かおかしい…。
あれ…どうなってんだ…?
通常、パンツなんてものは一気にスッとはけるもので、そう間があるもんじゃないのだが…。
そのパンツは引っ張るとグィ~ンと伸びて…伸びて…とうとう胸まで上がってしまった…。
およよ…なんじゃこりゃぁ…?
「オカン…なんじゃこれ…胸まであるが…。 」
オカンに見せながら…情けない声で言った…。
見るなりオカンは噴出した…。
ギャッハッハッハ~!
「ありゃぁ…やっぱり大きかったかぁ…。
いやぁ…店の人がサイズはどのくらいだと訊くもんだから…分からんけどdoveはオシリが大きいから大きいのだって言ったんだわ…。
で…見せて貰ったのがどれもあんまり大きそうじゃなかったから…もっと大きいか分からん…と…。
いくらなんでもこれなら大丈夫だろうと言っとったもんで…。
ギャッハッハ~ッ…。 」
ギャッハッハ~じゃねぇよ…。
あんた…doveが生まれてから何回パンツ買ってきてるわけ…?
いい加減…LとかMとかサイズで買ってくれませんかね…。
大きいとか小さいとかじゃなくてさ…。
「とにかくなぁ…いくらdoveでも…これはいて学校へはいけんからな…。
こんなもん…誰かに見られたらえらいこっちゃわ…。 」
ブツブツ言うdoveを見ながらオカンは大笑い…。
「そんなもん…見せんときゃ分かれせんがね…。
はいてしまえばそれまでよ…だわ…。
ギャッハッハ~!
「・・・・・・・・・! 」
胸まであるパンツが箪笥の肥やしになったのは…言うまでもない…。