徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第五百二十四「散歩道の八重桜2013」

2013-04-25 10:35:00 | 植物
 今日の散歩道…晴れ…風もなく穏やかな日…。
昨日はこんなに好い天気になるとは思えないほどの雨風だった…。
暑かったり寒かったり…大風吹いたり雨降ったり…忙しい春だ…。

なんだか今年は花の移り変わりも駆け足で、まだ五月の声も聞かないうちに、散歩道のハナミズキが葉っぱになってしまった…。
これだけ気候変動が激しいと…正確さを誇る我が国の花たちもさすがに時期を見誤るか…。

 さて…八重桜もすっかり散って散歩道は初夏の色…。
のっぺらぼうになった川の洲にも次々と新しい草が芽吹き始めた…。
上流のセイヨウカラシナなど…すでにメーター級…。

ざまぁみろ…人間のやることなんざ俺たちの命の強さに敵うものか…とでも言っているかのようだ…。

しかし…弄繰り回された大地には同じ植物が生えるとは限らない…。
消えてしまったものは二度と戻らない…。

それはさておき…御約束の八重桜…。
今ひとたび…春の名残を御照覧あれ…。


        


        


        


        


        


        


 御衣黄は緑の花をつけるため、薄紅の八重桜の並ぶ散歩道の川沿いでは、葉っぱに見間違われて気付かれないことが多い。
それでも…撮影中に声をかけてくださった方々には毎年毎回御衣黄の話をしてきたから…咲くのを楽しみにしてくれている方も居られるかもしれないな…。

ほら…こんなに素敵な花なんだ…。

        


              


        


 毎年困るのがこの子↑の存在…。
この子は一番目や二番目の樹と違って薄緑と薄黄緑が混在する…。
しかも鬱金桜にはないかもしれない緑の斑入りの花もつく…。
だんだん下のように赤くなっていくのはどちらも同じなんだが…咲き始めは鬱金の花色だし…。
どっちや…?

        


        


        


斑入り以外の特徴的には鬱金桜なんだろうかな~。
鬱金桜の可能性もあるけど斑入りなので御衣黄かもしれないと聞かされた散歩道の方々…間違ってたら御免なさい…。