「世界の裏側ニュース」にインフルエンザに使用されている「タミフル」は、その効果が無いとする記事がありました。転載します。アメリカにおいては営利企業が企業活動で得た利益でロビー活動をし、自社に都合の良い法律を作らしたり、決済権のある組織に人材を送り込んだりとあの手この手で利益の追求をしていますね。その結果、何の責任も無い国民が犠牲になり、一部の人間のみが莫大な利益を手にするのでしょう・・・・・
特に医薬品関連は怖いですね。何でもかんでも薬漬けにされる可能性がありますね。
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「必須医薬品」タミフルにインフルエンザ対策として効果がないとの非難-
専門家が製造元に対する訴訟を要求
2012年11月13日【Daily Mail】http://www.dailymail.co.uk/health/article-2232118/Essential-medicine-Tamiflu-accused-useless-fighting-flu-experts-legal-action-Roche.html
英国一流の医学雑誌が製薬企業ロシュ社 (Roche) に対し、タミフルに関する全データを公開するよう求めている。問題のタミフルがインフルエンザ・ウィルスに有効である証拠が実際のところはない、というのだ。
世界的なインフルエンザの大流行に備え、世界中の政府はこのタミフルを大量に備蓄しており、2009年の豚インフルエンザのパンデミックの際には広く用いられた。
月曜、BMJ journalとつながりのある研究者がヨーロッパの各国政府に対しロシュ社を告訴するよう求めた。
「ロシュ社がタミフルに関する非公開のデータを公開するまでは、我々はロシュ社の製品の不買運動を行うべきです」と、コペンハーゲンにあるノルディック・コクラン・センターの指導者Peter Gotzsche氏は記している。
タミフルの備蓄のために「不必要に」費やした金額を取り戻すために、各国政府はロシュ社に対し法的措置を取るべきである、と彼はいう。
昨年、タミフルはWHO (世界保健機関) の「必須医薬品」リストに挙げられた。政府や援助機関などが製薬を購入するよう促すリストである。タミフルは季節性インフルエンザおよび鳥インフルエンザや豚インフルエンザなどの新型インフルエンザのウィルスの治療に用いられている。
WHOの広報担当Gregory Hartl氏は、鳥インフルエンザなどの特殊なインフルエンザ・ウィルスに対する使用を保証するのに十分な証拠を同機関は入手しているとしている。「タミフルが肺炎などの重傷疾患を防ぐ、あるいは進行を遅らせる可能性があることを示す実質的な証拠を、WHOは手にしています」
アメリカ国内では疾病対策予防センター (CDC) が、二つある通常のインフルエンザの治療薬の一つとしてタミフルを推奨している。もう一つの治療薬はグラクソ・スミスクライン社のリレンザ (Relenza) だ。
CDCによれば、これら抗ウィルス剤は症状の期間を短縮し、合併症や入院のリスクを減らす可能性があるという。
2009年、BMJジャーナルおよびノルディック・コクラン・センターの研究員らはロシュ社に対し、タミフルに関する全データを提示するよう求めた。当時コクラン・センターは、イギリス政府からインフルエンザ治療薬の審査を行うよう委託されていたが、同センターは、タミフルが合併症を起こしたインフルエンザ患者の数を低減させたという証拠を見つけることができなかった。
BMJ編集者Fiona Godlee氏は昨月の社説の中にこう書き留めている。「 (タミフル関連の) 裁判が行われる度に、 (社内の報告書を) 公開すると公約しているにもかかわらず・・・ロシュ社は協力していません」
ロシュ社側は、データの公開についてはすべての法的要求事項に応じており、また、Gotzsche氏および彼のチームからの質疑に回答するために3,200ページにおよぶ情報を提供している、と声明文の中で述べている。
「ロシュ社は、各国の保健担当当局が求めるそれぞれの必要条件に従って、臨床研究の全データを提供しています。各国担当当局は、このデータに基づき自ら分析を行うことができるようになっています」
同社は、法律上や守秘義務による制限のために患者レベルのデータを公開することは通常はできないとし、科学者が要求していたデータを提供しなかったのは、科学者らが守秘義務同意書に署名することを拒否したためである、と話している。
タミフルはアメリカ国内で約8万人に対し使用されていた。そのタミフルを含む製薬19商品が、死亡すら引き起こしかねない副作用を有していることを適切に報告していなかったとし、ロシュ社はまた、欧州医薬品庁からも取り調べを受けている。
特に医薬品関連は怖いですね。何でもかんでも薬漬けにされる可能性がありますね。
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「必須医薬品」タミフルにインフルエンザ対策として効果がないとの非難-
専門家が製造元に対する訴訟を要求
2012年11月13日【Daily Mail】http://www.dailymail.co.uk/health/article-2232118/Essential-medicine-Tamiflu-accused-useless-fighting-flu-experts-legal-action-Roche.html
英国一流の医学雑誌が製薬企業ロシュ社 (Roche) に対し、タミフルに関する全データを公開するよう求めている。問題のタミフルがインフルエンザ・ウィルスに有効である証拠が実際のところはない、というのだ。
世界的なインフルエンザの大流行に備え、世界中の政府はこのタミフルを大量に備蓄しており、2009年の豚インフルエンザのパンデミックの際には広く用いられた。
月曜、BMJ journalとつながりのある研究者がヨーロッパの各国政府に対しロシュ社を告訴するよう求めた。
「ロシュ社がタミフルに関する非公開のデータを公開するまでは、我々はロシュ社の製品の不買運動を行うべきです」と、コペンハーゲンにあるノルディック・コクラン・センターの指導者Peter Gotzsche氏は記している。
タミフルの備蓄のために「不必要に」費やした金額を取り戻すために、各国政府はロシュ社に対し法的措置を取るべきである、と彼はいう。
昨年、タミフルはWHO (世界保健機関) の「必須医薬品」リストに挙げられた。政府や援助機関などが製薬を購入するよう促すリストである。タミフルは季節性インフルエンザおよび鳥インフルエンザや豚インフルエンザなどの新型インフルエンザのウィルスの治療に用いられている。
WHOの広報担当Gregory Hartl氏は、鳥インフルエンザなどの特殊なインフルエンザ・ウィルスに対する使用を保証するのに十分な証拠を同機関は入手しているとしている。「タミフルが肺炎などの重傷疾患を防ぐ、あるいは進行を遅らせる可能性があることを示す実質的な証拠を、WHOは手にしています」
アメリカ国内では疾病対策予防センター (CDC) が、二つある通常のインフルエンザの治療薬の一つとしてタミフルを推奨している。もう一つの治療薬はグラクソ・スミスクライン社のリレンザ (Relenza) だ。
CDCによれば、これら抗ウィルス剤は症状の期間を短縮し、合併症や入院のリスクを減らす可能性があるという。
2009年、BMJジャーナルおよびノルディック・コクラン・センターの研究員らはロシュ社に対し、タミフルに関する全データを提示するよう求めた。当時コクラン・センターは、イギリス政府からインフルエンザ治療薬の審査を行うよう委託されていたが、同センターは、タミフルが合併症を起こしたインフルエンザ患者の数を低減させたという証拠を見つけることができなかった。
BMJ編集者Fiona Godlee氏は昨月の社説の中にこう書き留めている。「 (タミフル関連の) 裁判が行われる度に、 (社内の報告書を) 公開すると公約しているにもかかわらず・・・ロシュ社は協力していません」
ロシュ社側は、データの公開についてはすべての法的要求事項に応じており、また、Gotzsche氏および彼のチームからの質疑に回答するために3,200ページにおよぶ情報を提供している、と声明文の中で述べている。
「ロシュ社は、各国の保健担当当局が求めるそれぞれの必要条件に従って、臨床研究の全データを提供しています。各国担当当局は、このデータに基づき自ら分析を行うことができるようになっています」
同社は、法律上や守秘義務による制限のために患者レベルのデータを公開することは通常はできないとし、科学者が要求していたデータを提供しなかったのは、科学者らが守秘義務同意書に署名することを拒否したためである、と話している。
タミフルはアメリカ国内で約8万人に対し使用されていた。そのタミフルを含む製薬19商品が、死亡すら引き起こしかねない副作用を有していることを適切に報告していなかったとし、ロシュ社はまた、欧州医薬品庁からも取り調べを受けている。