祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ 安田純平さん拘束事件

2015-12-27 01:06:19 | アベシ政府


今年の夏ころよりシリアの武装勢力に拘束されている安田順平さんは、「国境なき記者団」のホームページに身代金の要求が載っています。身代金の真偽は定かではないものの、アベシ政府の対応が問題です。今年の1月に殺されたジャーナリストの時も、アベシは「テロには屈しない」と口で言うだけで、全く対応せずに殺してしまった。今回もほとんど何もしていない上に、またいつもの報道に圧力をかけて、国民に情報を知らせないことに躍起のようです・・・・・・国民の生命も財産も安全さえも守ることをしないアベシや自民党は潰してしまわなければ・・・・・
日刊ゲンダイより転載します。



安田純平さん拘束事件 安倍政権は半年間ヤル気なしだった
2015年12月25日
菅

菅官房長官は「全力で対応」と言うが…(安田純平さんのツイッターから)


 安倍政権にとっては「国民の生命」よりも政権維持の方が大事なのだろう。フリージャーナリストの安田純平さんがシリアで拘束されているとみられる事件。国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」はシリアの武装勢力が身代金を要求し、安田さんの殺害もほのめかしている――と公表、混乱が広がっている。

 菅官房長官は24日、「全力で対応に努めている」なんて言っていたが、拘束情報は今夏にとっくに流れていた。この半年間、政府は一体、何をやっていたのか。 安田さんは6月下旬、シリア内戦を取材するためトルコからシリアに向かったところを拘束されたという。一帯は国際テロ組織アルカイダ系の過激派「ヌスラ戦線」が支配する地域で、入国直後を襲撃されたという情報もある。ジャーナリストの常岡浩介氏はこう言う。

「安田さんは無事という情報は入っていて、各地を転々としていると聞いています。身代金の話は必ずしも信用していませんが、慎重に対応することが求められるのは言うまでもありません。しかし、日本の外務省はイスラム地域へのチャンネルが少なく、交渉もうまくいっていないようです。安田さんの親族からも不満の声が漏れています」

 今年1月には過激派組織「イスラム国」にジャーナリストの後藤健二さんと湯川遥菜さんが斬首される事件があったが、政府はナ~ンの教訓も学んでいなかった。ジャーナリストの田中稔氏もこう憤る。

「外務省や警察は、この事件を隠すことに躍起でした。政府の高官は今夏に安田さんの拘束情報が流れた際、『人命にかかわるから報じるな』とマスコミ幹部に圧力をかけていたと聞きます。それからは、対応しているフリをしていただけ。内閣情報調査室のトップは28日から冬休みを取ると話しているといい、国家安全保障会議(NSC)の谷内正太郎局長も来年の交代が有力で、やる気がみられません」

 後藤さんの時と同じ轍を踏まないか心配だ。