今年6月にMDS新聞社に掲載された記事です。
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毎年1回、パリに本部を置く「国境なき記者団」が世界各国の「「報道に自由度」を順位づけし公表している。3・11以前まで11位だった日本は、12年度に22位へと大きく下がった。13年度は53位へとさらに急落し、パプア・ニューギニア(41位)、台湾(47位)、韓国(50位)を下回った。
国境なき記者団はその理由について「(政府・公的機関の)透明性の欠如、福島第一原子力発電所と放射能災害に関する情報公開を尊重する態度は、ほとんどゼロに等しい」「原子力産業報道で検閲がおこなわれている」と指摘。
「以前は良い評価を受けていた国の急降下は警告すべき現象」とした上で、イタリア、ハンガリー、ギリシャ、アルゼンチンと並んで日本を名指しで警告対象とした。いずれも「民主主義が以前に比べて悪化している国」との評価だ。
この容赦のない国際評価は、多くの市民の感覚と一致する。マスメディアは市民から不信任を突きつけられている。 (水樹 平和)
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毎年1回、パリに本部を置く「国境なき記者団」が世界各国の「「報道に自由度」を順位づけし公表している。3・11以前まで11位だった日本は、12年度に22位へと大きく下がった。13年度は53位へとさらに急落し、パプア・ニューギニア(41位)、台湾(47位)、韓国(50位)を下回った。
国境なき記者団はその理由について「(政府・公的機関の)透明性の欠如、福島第一原子力発電所と放射能災害に関する情報公開を尊重する態度は、ほとんどゼロに等しい」「原子力産業報道で検閲がおこなわれている」と指摘。
「以前は良い評価を受けていた国の急降下は警告すべき現象」とした上で、イタリア、ハンガリー、ギリシャ、アルゼンチンと並んで日本を名指しで警告対象とした。いずれも「民主主義が以前に比べて悪化している国」との評価だ。
この容赦のない国際評価は、多くの市民の感覚と一致する。マスメディアは市民から不信任を突きつけられている。 (水樹 平和)
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