祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ 国を提訴 松坂市 山中光茂市長

2014-07-10 00:10:19 | 政治
新聞記事


世の中にはまともな政治家もいるんですね。
松坂市の山中光茂市長が、集団的自衛権の行使を認めた1日に閣議決定は、憲法が保証する国民の平和的生存権を侵すとして、違憲確認と損害賠償訴訟を起こすことを明らかにしました。平和的生存権は、「 憲法前文 」「 9条(戦争放棄) 」「 13条(幸福追求権) 」を根拠にしています。


「愚かな為政者の暴走で平和国家の原点が覆された。暴走を止めるために国民の声を結集したい」と述べ、全国から広く原告を募る考えを示しています。提訴の時期や訴額は未定であるが、広くFaceBookで賛同者を募るほか、全国市長会でも呼びかけるようです。一般市民のうけ皿として 「ピースイング」と名付ける市民団体を作ることも明らかにしています。


政治家が権力持てるのは、憲法を守っているからであって、それから逸脱している時はすぐに提訴すべきですね。
5月5日にアップしたブログ「違憲状態議員」は、法律事務所の弁護士さんが全国紙に載せましたが、それも同じように憲法に照らしておかしいと主張しています。今回も、意見をまとめて早い段階で提訴すべきでしょう。同じような提訴が全国が上がればいいですね。

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山中光茂氏のフェイスブックに憲法に対する考え方が載っていました。以下に転載します。


私はこの日本国憲法の前文が大好きであり、『平和を愛する諸国民の公正と信義』を信頼し続けようとする日本国で生きることに誇りにも思ってきました。

平和国家を貫き、平和国家の理想を世界に広げていくことこそが日本国の誇りある使命ですし、日本も世界も平和のなかで生きていく最大限の安全保障だと思っています。

世界平和は決して理想主義だと鼻で笑うのではなく、まずその理想に向けて現実にみんなで汗を流して向かっていこうとする気持ちが大切だと確信しています。

私も平和への活動に具体的に行動をしたいと思っています。ともに行動をしませんか。いま、平和国家の理想と現実を捨てようとするこの日本の危機に動きましょう。私も動きます。


日本国憲法前文

『日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意しここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。』














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