ムライ博士の異常な愛情

〜私は如何にして散財し将来を心配するのを止めて、フィギュアや模型を愛するようになったか〜

1/72 エレール リオレ・エ・オリビエ LeO451 中型爆撃機 ③

2020年06月23日 | スケールモデル(飛行機)
それにしても暑いですねー、今年は酷暑でしょうか‥なんか梅雨もあっという間に過ぎそうですもんね。

さて LeO451 の進捗です!




とりあえず足回りも組み付けました。
このキットの最大(?!)の見せ場は複雑な主脚柱でしょうなー、色塗ってから組み付けるのは至難の技と思い組みながら進めています。
しかし何度も言いますが、このエレールのキット、50年以上前の金型だというのにパーツ合いはイイですね〜。これ隠れた名作キットかもですぞ!


一回目の半ツヤコート(水性カラー プレミアムトップコートのエア吹き用)を吹き、その後フィルタリング、毎度お馴染みのクレオスフィルタリギッド、青緑黄紫の4色を使用。
凸モールドのフィルタリングウェザリングは慣れが必要ですね‥凹モールドのようにはいきませんw

その後デカールを貼るために、クレオスのラッカー用の半ツヤトップコート(缶スプレー)をバァっと吹きました。
えらくテカッていますが、デカール貼りとウェザリングなのでヨシとしましょう。


デカールも貼り終えましたがトリコロールがマーキングされると一気にフランス機になりますねーw
デカールはツヤが凄いですが、シルバリングもなくとてもいいデカールですね‥
一昨年エレールのシュペルエタンダールのデカールはシールみたいで酷かったので安心しました‥

あとはウェザリングと小物を取りつけて完成です、今週末で仕上げたいと思います。

ではまた




1/72 エレール リオレ・エ・オリビエ LeO451 中型爆撃機 ②

2020年06月16日 | スケールモデル(飛行機)
それにしても一気に暑くなり、そしてモデラーにはイヤーな時期‥梅雨入りです‥涙
LeO451を制作しておりますが、双発爆撃機でしかも50年以上前の金型‥少々苦戦しておりますw


まぁそれでもなんとか形にして、1500番のサーフェイサーを吹き、合わせ目やキャノピーの隙間をパテで埋め埋めw
ヤスリがけを行い全体に影吹きをしました。今回HATAKAのラッカー塗料を使いますのでタミヤラッカーのブラックで影を吹きました。

エレールのこのキット、50年前のものとは思えないほどに合いはよろしいですね‥
しかしどうしても合わせ目はでるのでこれを削ると凸モールドは消えてしまいます‥やっぱり凸を削ってモールドを掘り直す方が全体は綺麗に仕上がりますねーー


でこれを使います。
HATAKAカラーの 第二次大戦 フランス軍用機色(初期)セット のラッカー仕様です。HATAKAカラーはポーランド製ですが欧州でラッカー塗料ってとても珍しいと思います。昨年、ハセガワ、ナナニイもドボワチンD520とモランソルニエMS406をこの塗料で塗りましたが色味の再現度は良かった印象です。


しかしこの飛行機やっぱりおかしいですね〜こんなところに下部ゴンドラ機銃があるのですよ‥せっかく美しい流線型の機体なのにねー、一気に速度落ちちゃうんじゃないでしょうかw



各部適度なマスキングを行い迷彩についてはフリーハンドで塗りました。
下面はライトブルー
上面は、ブルーグレー、ブラウン、カーキの三色迷彩です。エレールの色見本とほぼ同じ色が出ているのではないでしょうか‥
HATAKAカラーの調色は一切していないので再現度は素晴らしいですね〜
特にブルーグレーとカーキの色味は完璧ですね!!
今回もうすめ液にタミヤラッカーも希釈剤を使い色の食い付きも良いです。

フィルタリングからウェザリングに進みたいと思います!

ではまた!


1/72 エレール リオレ・エ・オリビエ LeO451 中型爆撃機

2020年06月08日 | スケールモデル(飛行機)
一気に暑くなり毎日マスクして仕事なんてしてられない!!??
という今日この頃ですが、次も飛行機いきますか‥

エレール Heller のリオレオリビエ爆撃機です。相変わらず酔狂なモノをとお叱りを受けそうですが、昨年とある模型店をふらっと訪れフラッと買ってしまった一品(珍品?!)です。エレールのクラシックシリーズと言いましょうか‥60周年記念モデルということですが、なんのことはない発売当時のパッケージにデカール追加で再販、それも2,500円もしますww
しかしー、植民地の北アフリカあたりから夕陽をバックにまさに出撃せんとするLeo451!!!、ヌーベルバーグな箱絵がオシャレですよねー
このパッケージにビビッと来て作りたかったんですよねーw
金型は1964年あたりのものらしいですがゆうに50年は経過している計算です。


しかしインストくらいは、今風にしては如何でしょうか‥また藁半紙一枚で全て書き込むのはやめてほしい‥涙 ICMがフラッシュバックしてしまいそう‥
それも色指定はおフランス語w 読めねーw

モールドはこの時代スタンダードの凸ですなー。しかし図面みて凹モールドに掘り直すなんて野暮な事はいたしません!
当時をリスペクトしてそのまま!で行きます!!(←って単に筋彫りする技量がないだけのことw)
松本○平先生いわく“改造しちゃアカン!”ですなぁ

インストの裏がカラーの塗装図です、このデカールが追加されたようですね。
結構色指定しっかりしております。相変わらずハンブロールカラーですが、最近の考証しょうねー
右のフランス正規軍バージョンで行きます‥左のビジー政府も魅力的ですが、あの赤黄色の塗り分けは出来ね〜w

特に機体内部の色がわかりません。
昔エレールのポテ631を作ったときに錆止めの黄色のような機体内部色を塗った記憶があるのですが、このキットのインストに内部色の指定はありません‥
悩んだ挙げ句にグリーン系の内部色、グリーンジンククロメートをエア吹きしました。塗料はファレホairです。
機体内部やインテリアパーツに成型時の丸いイジェクトピン跡っていうんでしょうか‥それが大量にあり本来なら削り取るのですが内部はほとんど見えないのでこのまま蓋をしますww
まーしかし流石に時代を感じるインテリアです‥さっぱりしております。


とりあえず胴体は接着、温室のようなキャノピーも接着‥合いは‥ってこれが結構良くて作業はスムースに行きますw
エレールやるな!!??
後部銃座ですが、20mm機銃とのことですがどう見ても75mm砲くらいありますw
スケールがサンゴーならわかるんですけどねー、流石にオーバースケールです。でもカッコいいのでこのまま(´∀`*)
キャノピーのマスキングで今週末は投了ですw

流石フランス重爆、ウィークエンドモデルとはいきませんでしたが、意外にもプラモデルとしてのポテンシャルは高かったです‥引き続き頑張ります。
ひとえに、ネットでSMERのLeo 451インストが画像付きであり、これを見て制作しております‥よかったよかったw
ではまた!






1/72 ICM ポリカリポフ Po-2 軽爆撃機 ③

2020年06月06日 | スケールモデル(飛行機)
ポリカリポフ軽爆撃機完成です!


ウェザリングと張り線、その後半ツヤコート、最後にクリアパーツと17.62mm旋回機銃を取り付けて完成です!
旋回機銃のディテールはいいけど、少しオーバースケール気味ですね‥
ま、嫌いじゃないけどw




張り線は艦船模型用のメタルリギングを使用しました。ただ空中線用なので長いとたわむのです‥張り線がたわんではおかしいのですが‥苦笑
ま、瞬間接着剤でペタペタ貼れるので楽ちんなんですよねー
ソ連機のスローガンが勇ましいですね、でもなんて書いてあるんでしょうか??
50kg爆弾及び爆弾架もディテール良いです。

相変わらずこちら側は寂し目w


機首周りのアップです。
エンジンは良くできています。パーツも細かくてナナニイですが繊細です。






ファレホでの筆塗りはナナニイスケールの複葉機であれば特に問題ないですね。
こうやって見ますとやっぱり張り線が少したわんでますねw
まーご愛敬で!!


大戦間に作られて朝鮮戦争まで使用された息の長い軍用機です。
「ベットチェックチャーリー」の異名を持ち朝鮮戦争では夜間騒乱爆撃で活躍したそうな‥夜中に敵陣に超低空侵入し、爆撃や機銃掃射で寝かせてくれなかったとか‥イヤーな攻撃ですね‥
巡航速度が100km前後なので、ジェット機では速すぎて撃墜が困難で、仕方なくレシプロ機を出撃させて追い払ったそうです。

新生ICMはイイですぞ!!
ではまたー







1/72 ICM ポリカリポフ Po-2 軽爆撃機 ②

2020年06月03日 | スケールモデル(飛行機)
さてポリカリポフ練習機の進捗です‥


今回も水性塗料のファレホを使用します。
しかし前回よりどうもファレホのエア吹きが上手く行きません‥
下面をソ連機もライトブルーで仕上げ上面はオリーブグリーンを塗布。三色迷彩のミドルストーンを吹く段階で詰まるは、塗料は飛び散るは、薄めたらうまく乗らないはで途方に暮れてしまいました‥
でもう面倒だったので王道の筆塗りですw
ファレホairは原液のママで筆塗りokですので若干水で薄め平筆で一定方向に3回ほど塗り重ねました‥ガンシップグレーは少し筆ムラが残りましたが、まぁこんなもんでナナニイはokですw と勝手に解釈‥
しかし、ファレホのエア吹きは再検討ですね‥エアブラシ内の解体清掃も行う予定です‥トホホ


一旦組み上げました。エンジンは仮組み状態ですが、複葉機の上面下面の合わせは非常に楽でした(^^)
カッチリと組み上がります。この辺りのパーツ精度は本当によくなったなーって思います!




しかしまたここで問題発生!!というかやらかしましたww
ウェザリング、フィルタリング前に一度半ツヤコートをするのですが、少し白化してしまいました‥つや消しでもないのに何故だろうと試行錯誤しました‥
クレオスのプレミアムトップコートを使用していたのですが缶スプレーはコスト高だったので瓶入りの原液を買ってきてそれを希釈してエア吹きしました。
2枚目はその後フィルタリングも終了した写真ですが‥写真ではあまりわからないですよねーーオリーブグリーンが少し白化しているのです‥涙

白化の原因をネット等で調べていたんですが原因不明‥
しかーし、机上をいろいろ見回すと‥はっ!?なんと‥机上にはタミヤ水性アクリル塗料薄め液が!? なんのことはない希釈する薄め液をクレオス製ではなくタミヤ製を使ってしまったのです‥
でフィルタリング後、再度デカール貼りの前にもう一度半ツヤクリアをクレオス溶剤で薄めて塗布‥うまくいきました‥苦笑


写真暗いですが、デカールを貼り終えました。ICMのデカールは怪しいので伝家の宝刀リキッドデカールフィルムでコーティング‥スローガン貼りに手こずりましたが、なんとか‥

最後にウェザリングと張り線をはって終了です!!
ではまた