ムライ博士の異常な愛情

〜私は如何にして散財し将来を心配するのを止めて、フィギュアや模型を愛するようになったか〜

28mm ヒストリカル PerryMiniatures AustrianNapoleonicInfantry 1809 ④

2014年10月29日 | ヒストリカル
皆さん、こんばんわ。
perry兄弟のオーストリア帝国_戦列歩兵、進捗状況のご報告です。

まずは、歩兵6体。

シャコー帽をかぶった兵3体、fatigueキャップ(作業帽と訳しますが)をかぶった
兵1体、Landwehr(民兵)の3体・・ベルーチ帽といわれるつばが折れ曲がった帽子
をかぶっています。

6体全て同じ白は嫌気がさしますので、Landwehr部隊を混ぜました。
オーストリアは人口は豊富でしたのでこういった急場しのぎの
非正規兵も多かったんでしょうね。
オスマントルコ国境付近の警備隊等、この服装が多いですね。
白のシンプルな軍装もいいですが、ばたくさいLandwehrも好き
です。
作業帽をかぶっている兵士はなんでしょうか?
ネットで資料を見ましたが、この帽子は見当がつきません・・
ご存知の方は教えてください・・


背後には過去作った6体をのぞかせてみました。
大部隊を作ってゲームしたいですが、自分の技量では大量生産
は不可能です・・・沢山並べたいですねー、荘厳でしょうなー

軍隊はインストより拝借。
黄色の折り返し、シルバーのボタンは・・
 第22軍 ヨシアス・コーブルグ(ザクセン公でしょうか?)
     モラビラ人で構成されております。
Landwehrはクライン公爵領(カルニオラ公国)より召集

図の4番ですね。それにしてもさすが多民族国家、たくさん国があります。
緑色の上着が田舎臭くていいですね。ナポレオニックで言えば緑色は
ロシア帝国のナショナルカラーですよね・・でもライフル隊とか、他国
でも緑色をメインカラーにしている軍隊は結構あります。

で・・各自アップ!!

28mm!!アップはきつい!!
白塗りはまだまだ訓練が必要ですね。もう少し、メリハリを少なくして
自然な感じのグラデーションを心がけたいものです。

あとは!!待望のコマンドチーム6体!
シタデルのアンダーコートを完了(スプレーで臭いのでいつも奥方より
クレームが入ります・・)

今週中には仕上げるぞ!!

paradoxゲームについて VICTORIAⅡ② 会議は踊る?(オーストリア帝国)

2014年10月28日 | ゲーム関連
皆さん、こんばんわ。
前回ちらりとparadox社製のシミュレーションゲームのお話をしましたが、その
続きを。
こういうのはよくAAR(リプレイ)というそうですね。
wiki等などで、調べると出てきます。そこまで精緻なものは書けませんが、思い
のままにつらつらと・・と思っております。しばしのお付き合いを。

フィギュア作成の士気をあげるために、連動してオーストリア帝国でプレイしよう
というお気楽さ・・にいきなり思い知らされてしまった!!
というのはこのゲーム。めちゃくちゃ難しい・・・
初心者がいきなり列強国は、システムを理解していないのに何をやっていいのか
わかりません!!ほんと、ムズいわ・・
でも、やってみるの図。

1:会議は踊る??-オーストリア帝国

まずは、オーストリアの国土。中欧の大国だけあって広い!!
でも、四方八方に敵に囲まれております。
北は小ドイツ主義のプロイセン、東はロシア帝国、西は弱小ドイツ諸邦をはさみ
フランス復古ブルボン王朝(しらんまに第二帝政になるけどね)。南は、常に不穏な
イタリア諸邦。この時代のオーストリアって、ハプスブルグ帝国の栄光も薄れ
斜陽もいいとこ。第一次世界大戦で消えちゃうんですものね・・
さて、どうするものか・・
まずは、実際の歴史を確認しませう

2:1836年のオーストリア
この時期は、あの、メッテルニヒの時代ですね。
彼が帝国宰相となり、ブイブイ言わせているころです・・ただ、ウィーン会議も
終わり帝国主義から自由主義&民族主義の嵐が吹き荒れる境目ですね。

それにしてもこれから100年のオーストリアは不遇です。
三月革命でメッテルニヒは追い出され、普墺戦争(プロイセンに敗れて、プロイセ
ン主導でドイツは統一される(小ドイツ主義)、結果オーストリアはドイツから
はじき出される)に負け、イタリア戦争(フランスに敗れる)にも負け、国土を
徐々に切り取られにっちもさっちもいかなくなりアウスグライヒでハンガリーと
合体し、一応の体裁は整えるが・・もうとき既に遅し・・
多民族国家の悲哀を存分に楽しめるのではないかと思います。

それでも、広大な国土と人的資源(paradoxゲームではこれが結構重要です!)が
豊富なのでヨーロッパをかき回すことはできるはず!!

では・・国情をみてみませう

3:政治

まぁ、絶対君主制ですよね。この時代は帝国主義まっただなか!領土拡張主義です
からね。そんでもってメッテルニヒ派が与党となっております。
それにしても、社会福祉や選挙制度もまったくないですね・・
反動主義もいいとこです。え?反動主義じゃない?あ、、、保守主義か。この時代
ですからね・・・
いちおう奴隷制度は非合法ですしね。
右下に各種政策がありますね。中盤までは様子を見ながら、戦争に負けが込んで
きたらアウスグライヒ(妥協)でハンガリーを飲み込めばいいか。
なんてあんちょこな・・

4:外交

一応今の時点で列強5位ですねん。

国旗の横に星印や工場のアイコンがあります。それが国力を簡易に表しています。
星は威信、工場は工場の数、ピッケルみたいなのは軍隊です。
うちは、威信は70あって、軍隊が9。工場は・・?あ?え・・?0かよ!!
なんと、オーストリアはまだ産業革命が始まっていないのですよ・・・

まぁ、当面は四面楚歌を回避するために、フランス・プロイセン(これはないか)
ロシア・イギリスのどこかと同盟を結ぶことですなー。
でもって、仮想敵国はやっぱりプロイセンか。ドイツ統一は大ドイツ主義です!

5:人口

この人口ってのがやっかいですね。ほんとにこのゲームはよくできています。

オーストリアは完全な農業国ですね・・これでは近代化は遅れますな
でもってこの多民族!!
ドイツ人でさえ20%ですからね・・・でもって、資本家は0。産業革命はまだまだ
といった感ですわ。
これ、ほっておくと政体や文化によって、移民が増えたり、転職して資本家にな
ったりして人民の職業構成が変動していくんですね。
そんでもって、各員がみんな仕事をして国がまわっていくという・・・

これ、よくできていますよ。
大学なんかで、19世紀のシミュレータとして採用してもいいのではないかと
本気で思いますね。いい勉強になります。。
面白いかどうかは別よ・・・

とまぁ、こんな感じで徐々に進めていきます。100年は長いですよ。1日単位です
からね・・・

しかし、リプレイは大変ですわ。
うん・・

それはそうと、フィギュア進捗ですが・・・

まずは、ベースコート完了しております。

ではまた。

流血島・・・ハイエルフ ソードマスターオブホエス

2014年10月27日 | シタデル
この時期は注意が必要です。
週末は、外に出ず、まったりとフィギュア作成としゃれこみ
ましょう・・・

今日も過去作。流血島の合戦 を買ってネズミ軍団に飽きた
ころの作品です。

エルフなんて作ろうとも思っていなかったのですが、箱の中
でランナー上にあるキットを眺めていると超絶造詣についつい
いきおいで塗ってしまいました。
エルフは青とシルバーが基調の美しい軍勢です。
これ、作ると見栄えがいいでしょうねー。

食わず嫌いはあかんですね。これを機にモンスターどもばかり
だったのを、エンパイヤや人型のものを塗っていくことになる
きっかけとなったフィギュアです。
まさに運命の3体なのです!

アップ!!やっぱり、このサイズの顔塗りはキツいですね!

エルフの端正な顔の表現には苦労します。オークや人間の
おっさん(ヒストリカル)みたいには塗れんもんね。
イケメンきらいや。
装備品も後ろ姿もあっさりしています。塗りは相変わらずの
シタデルペイントシステム。
クリアー部分は上に ardcoat 塗ってます。

2HSを装備している、ソードマスターオブホエス。
コマンドグループも作ってみたいものですw

ほんとか?・・

流血島・・・スケイブン ウォーロード(スクリート・ヴァーミンキン大将)

2014年10月26日 | シタデル
皆さん、こんにちわ。
28mm perry兄弟の オーストリア帝国 戦列歩兵で手こずっていますので
閑話休題、過去作成の スケイブン をご紹介。

流血島の合戦、ウォーハンマー ファンタジーバトル(FB) のスターターセット
ですが、いまだに完成しておりません。もう次の版が出るのではないでしょう
か?
しかし、今年初めより日本市場がイマイチなのかシタデル社はFBの日本語化
を廃止及びHPの日本語版閉鎖と我々にとっては厳しい状況に直面しとります。
ウォーハンマー40Kは世界的に活況なせいか、日本市場でもコーデックやその他
の日本語化はされていくのでしょうが。
でもミニチュアゲームの元祖であるFBには思い入れもありますし、このまま
フェードアウトしていくは残念ですね。国内の販売店舗様や公式SHOPは頑張って
邦訳されているようですが・・
ですので、次のルール改定のスターターキットは英語版なんでせうね。
この流血島が最後の日本語キットになるやもしれません・・・

さて、その素晴らしい出来の流血島より、スケイブンのウォーロードです。
スクリートヴァーミンキン様ですね。

相変わらずの暗い画像で申し訳ないです。
シタデルペントシステムで簡単仕上げです、旗の字がベタ塗りなのでこの
あたりは今後工夫が必要ですね。
このセットのスケイブン側のロードなので素晴らしい造詣です。
旗なんて一発抜きですからね・・・w

アップですが・・・画像悪いし意味ないか・・涙

FBは40Kに比べて、ユニットの数がどうしても多くなるようで初心者には
おすすめしないとのこと。
ま、でも日本ではファンタジー(ダークですが・・)にほうが受け入れ易い
と思うので、シタデルさんにはもう一度頑張ってほしいですなー。
うんうん。


28mm ヒストリカル PerryMiniatures AustrianNapoleonicInfantry 1809 ③

2014年10月24日 | ヒストリカル
この10月に、CS放送に加入しました。
HD仕様になり、高画質で映画や海外ドラマが沢山見れます。画質が劣化した
DVD版をお金を出して購入し見ていたころが馬鹿らしくなります。
というか・・日本もブルーレイ版をもっと安く販売してもらいたいものです。

さて、次に作るは・・やはり、28mmヒストリカルフュギュアでいきます。PerryMiniatureの
1809年-1815年 オーストリア帝国 歩兵をコマンドグループも含めて完成させたい
と思います。

ただboxなので48体(?!)もあります・・こんなに作れませんので、まぁ
20体前後にとどめようかと、はなから逃げ腰です。
このあとも沢山控えていますしね、コマンドグループ作って士気をあげます!

前回、ランナー上での状態をお見せできませんでしたのでパシッとレビュー
いたします。
一般兵はこの6体で1枚のランナーで構成されていて、boxには7枚も入って
おります。ポージングにメリハリがつけれないのは残念ですが、首のすげかえ
で結構なパターンの戦列歩兵が完成いたします。
オーストリア軍はヘルメットで時代と軍列を一部区別できますね。

 鶏のとさかみたいなヘルメット 1806年くらいまで採用された
 シャコー帽子 1809年ごろより徐々に採用される
 ベルーチハット 軽歩兵や山岳部隊。ランドウェア(民兵)に採用された

で・・写真の2枚目・3枚目ですが、鶏帽子のUPです。
これを見ると、パーツ割が極悪で、顔の真ん中にパーティングラインが
きております。これはめんどくさい!!というか、確実にモールドがやられて
しまう。原型作成時に、これはいかん!と気づかなかったかなー。アラン・
ペリーさん・・涙
なので、極力 鶏ヘルメットは使いません。


コマンドグループも含め12体一気に作成します。
完成するのはいつの日か。たぶん、ブログも滞りがちになるかも。

そのときはコメントでたたき起こしてください。

ではまた!