知っとるケ

2007年01月30日 19時22分00秒 | 巻二 起居注
中学生の頃観ていた「ひょうきん族」で、
明石家さんまが歌っていた。
今でも頭にこびりついている。
「今年で30知っとるケのケ♪」
タケちゃんマンの敵だよ。

30歳にもなってこんなバカやってますという、
当時のさんまの自虐ギャグだった訳だが、
中坊の自分はだからこう考えていた。
「そうか、30歳というのは
 バカやっていい歳ではないんだな」と。

今、自分は30歳どころか3度目の年男を迎え、
当時のさんまの年齢を軽く飛び越してしまった。

冷静客観的に考えて、
当時よりもよっぽど退行してる気がする、自分。

---------- キリトリ -----------

一方、
ちょうどその1980年代中盤、
自分の父親がイマの自分の年齢だった頃のイメージを
むむむと振り返ってみると、

マンガなんか読まない
アニメも観ない
プラモも作らない
…そんな姿想像も出来なかった。
俺が本当に幼児的なのか、
はたまた社会文明が幼稚化したのか(笑)

ちなみに、当時の彼(36歳の父親)の聴く音楽は
演歌だった。五木ひろしとか。
だから、30過ぎたオトナは演歌に靡くものだと
ぼんやり思っていたあの頃。

自分の周りの30代は今だれもエンカ聴いてねーよ。

ああ、そうか。結論。
古風な親父から
極めて正反対に幼稚な息子が生まれたということか。
はいはい、納得。

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