鶴岡へ(酒井忠次・むぎ切り・海月)

2023年05月21日 07時09分54秒 | 巻二 起居注




鶴岡の方々に置いてあった、どうする家康コラボのパンフ。
なかなか内容が濃い。すてき。

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地図を見るのが大好きだし、東京などの未知の場所でもさほど迷うことなく目的地に行くことが出来るのだが、そんな私にとって苦手な地域がある。

ざっくり言うと、日本海側だ。

何故か昔から、山形県あたりに行くと方向感覚がバグることがある。
東西南北が把握できなくなるのだ。

たぶん、普段の空間把握は無意識のうちに海や山(太平洋と奥羽山脈)の位置を基準にしているのだろう。
奥羽山脈を越えるとその海と山(日本海と奥羽山脈)の位置関係が逆転してしまうので、頭の中の方位磁石が狂ってしまうのではないか。

今回の鶴岡訪問もそうだった。
新しいナビに慣れていないこともあったか。
しかし、ナビを見ていても混乱したのには驚く。
むしろ逆に、ナビに頼りすぎて訳がわからなくなったのかもしれないな。
情けない。



今回、鶴岡を(通過地以外で)人生初訪問した理由は、これ。



日本史無知なので、自慢じゃないが譜代の酒井家が鶴岡に所縁有りとは意識したことがなかった。

「どうする家康」マイブーム中。
先日の新聞記事で秀吉絡みの書状が発見されたとあり、俄然行く気になった。

特別展は、予想以上に内容が多く濃い。
展示品ひとつひとつをじっくり鑑賞。
家康や義元たちの書状。
長篠の合戦絵図。
この絵図が凄かったな。
榊原小平太や木下藤吉らの陣の位置を見つけては興奮する。
展示品がそのまま歴史の重みだ。
当時の人々の生々しい息づかい。

当然ながら図録を購入。




そのほか、この致道博物館での購入品。

クリアファイル2種。





平山優先生の本



平山さんの講演が来月開催と知る。
いいなあ。流石に気安く来れる場所ではないのでな、、







博物館だけでも大満足(そして疲労)の鶴岡だったが、折角なので足をのばす。

名物という、むぎ切り。そして弁慶飯。






生わさび含め、とても美味しい。
大松庵さんにて。
政治思想をアピールする店内に思わず微笑。


その後は加茂水族館。







今回はなかなかに「観光客」したな。
コロナ禍を経て打撃を受けたであろう各地。
嫌らしい言い方だが、自分なりに少しでもお金を落としていきたい。

自慢じゃないが、致道博物館には千円募金した。自慢じゃないが!
素晴らしい展示への感謝と、少しばかりの応援の気持ち。


そうそう、行き帰りの山形道と月山道路も楽しかった。
普段は仙台平野で生活しているので、たまに山岳地帯を訪れると心が踊る。
ダイナミックな風景。素晴らしい。

生涯初めて使ったETCも素晴らしい!☺️

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