ブラームス「弦楽六重奏曲第1番」

2005年10月30日 01時01分52秒 | 巻十 クラシック音楽・吹奏楽
近頃、眠るときはほぼ毎日聴いている。

恥ずかしながら
この曲との出会いはごく最近。
先月のNHK-FMのクラシックのリクエスト番組で
これの第2楽章を耳にしたのが最初。

ブラームスの交響曲第4番(以下sym4)については前にも書いたけど、
この弦楽六重奏第1番は、ひと耳聴いて
あ、sym4に通じてるな…と思った。
特に第2楽章の変奏曲、これは
sym4の4楽章とのつながりをちょっと感じた。
映画「恋人たち」に使われたとか。
観たことは無いけど。
なんかわかる気がする。

秋の夜はブラームス。
よく聞く言い草だけど
その通りなのかな。


宵越シニ着信探シ幾秒刻
何ゾ秋夜ニ帳ヲゾ降ル
君イマ眠ル玄丘ニ
コノ弦楽ガ届ケバ瞑ルヨ
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 奇病…? | トップ | 大竹佑季「ベアトリーチェ」 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブラームス (mai3417)
2005-10-30 18:10:37
maiです。

コメントをありがとうございました。

この曲は

篠田節子:秋の花火 文藝春秋 2004

に登場しています。

ちなみにamazon.co.jp では

…人生の盛夏を過ぎた頃に見えてくるもの。人生の秋の頃の恋情は、静かではかない花火のよう。生きることの痛みと意味を繊細に大胆に描いた作品集…。

私には刺激が多すぎてくらくらした作品でした。「めで逢い月」「女たちのジハード」のほうがオススメです。

 え?maiのお話?

あこがれのロマンスグレイの部長が定年を待たずに本年度中に退職予定となったんですが、たまたまお茶したんで、こんなストーリーがあるといいなと。

ええい。今日も愛車RUNXくんとおでかけだい!!ではまた。





返信する
コメント感謝です (朱 厚照)
2005-10-30 23:57:41
素敵な方とお茶しながら

音楽について語り合ったんですね。



どんな音楽であれ

誰かと音楽のことを話したりするとき

それはとても幸せな時間です。



そんな音楽も

そんな誰かも

できるだけ大切にしたい。

とかなんとか想いに耽る秋の夜。
返信する
思い出 (暇人@violinist)
2005-10-31 23:56:20
コメントありがとうございました~。

この曲で元気付けられるってのはちょっとした個人的な思い入れがあるからなんです(笑)。

8月の上旬まで、部活でバイオリンを弾いておりましてその時に合宿でアンサブルの曲として弾きました。あの頃(と、言っても今年の3月)、散々練習したけれどあの深い音色の表現ができずにくたばったという思い出が(笑)。

でも、その時からずっと自分の理想とする音をこの曲で追い求め続けてきました。そのせいか、この曲を聴くと『よし、やるぞ!』という気分になるのです。今はずいぶん遠い所にいるけれど、絶対に…。って感じで。



ちょっと宣伝するとブラームスのクラリネットソナタの2番の2楽章などもオススメです。ヴィオラ版のもあるので良かったら聴いてみてください。

ではでは~。
返信する
ありがとうございます。 (朱 厚照)
2005-11-01 23:20:07
そんな思い出があったんですか。

前向きな気分になれるというのは

すばらしく、そしてうらやましい。



クラリネットソナタ、ご紹介ありがとうございます。

ぜひ聴いてみたいですね。
返信する

コメントを投稿