「機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者」

2005年12月30日 12時23分14秒 | 巻十五 アニメ・ドラマ・映画
結局この映画は何をやりたかったのだろうか。


今さらのようにレンタルして観る。
劇場で観た、職場のあづす先輩から感想を聞いた以外は、
この作品に関する、製作側からの発信情報も観た側の評価も、
一切聞いても見てもいないので、
ここに書くことはほぼ先入観なしの自己流かんそう。
既にだれかがどこかで言っちゃってる事を書くかも。

で、
結局何を狙ってたんだろう。

昔Ζを観てたファンに対する、現代にΖを作ったら、という提示?
それならば、全編描き下ろしの画じゃないと中途半端。
昔と今とで、あまりに画のクオリティが違いすぎて、だいぶつらい。

昔Ζを観てたファンに対する、ノスタルジーの場?
それならば、全編当時の画を使っての総集編にするくらいじゃないと。
…あ、でもBGMはなにげに当時のままだったね。

SEED以降の新しい層も巻き込んだ、新たなる物語としてのΖ?
それならば、あまりにストーリーを急ぎすぎて、
キャラクターの把握も含めて何がなんだかわからない。
例えば、ライラとジェリドの関係を全然描き切ってないから、
(TV版もこの程度だっけか?違うよな…)
ライラの死を悲しむジェリドに感情移入することが出来ない。
だから、ジェリドがカミーユに対して今後増幅させていく憎悪に対し、
共感することも理解することも同情することも難しい、…くない?

結局、どっちつかずの印象。三兎四兎を追って終わってるというか。

…こんだけじゃただの酷評で終わってしまうから、
燃えたポイントを最後に挙げて、無理やりフォロー。

新規の画は、とてもよかった。
キャラの顔に違和感があるかなとも最初は思ってたけど、そうでもなかった。
違和感があるとすれば、やぱり過去の画との混在のほう。

ガルバルディβとかマラサイのシーンはだいぶ新規に描かれていた。
これは素直にうれしい。
ガルバルディってHGUC出たりとかしないのかよ。

ギャプランもアッシマーもよい感じで描き直されてた。
アッシマーってこんなにカッコよかったんだ。

おしまい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「週刊金曜日」 | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿