年末恒例、1年間で読んだ本を時系列で。
雑誌、参考書類は除く。
『謎とき 世界の宗教・神話 (講談社現代新書 2725)』古市 憲寿 #読書メーター https://bookmeter.com/books/21658372
『隋―「流星王朝」の光芒 (中公新書 2769)』平田 陽一郎 #読書メーター https://bookmeter.com/books/21509970
隙間王朝、と言ったら怒られるか。短命だった隋朝。
成り立ちがよく分かる。
込み入った関係人物の系図が楽しい。
『カーストとは何か-インド「不可触民」の実像 (中公新書 2787)』鈴木 真弥 #読書メーター https://bookmeter.com/books/21717693
『勝敗の構造 第二次大戦を決した用兵思想の激突』大木 毅 #読書メーター https://bookmeter.com/books/21719733
『王とサーカス (創元推理文庫)』米澤 穂信 #読書メーター https://bookmeter.com/books/13003068
『漢とは何か (東方選書 58)』 #読書メーター https://bookmeter.com/books/19422872
『真実の10メートル手前 (創元推理文庫)』米澤 穂信 #読書メーター https://bookmeter.com/books/12656053
『謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年 (中公新書 2783)』榎村 寛之 #読書メーター https://bookmeter.com/books/21669436
このあたりからは例によって大河ドラマの影響。はまったねー。
『冬期限定ボンボンショコラ事件 (創元推理文庫)』米澤 穂信 #読書メーター https://bookmeter.com/books/21854331
米澤さんの小市民シリーズ、久しぶりの新刊。
これをきっかけに、小市民既刊を総ざらいで読んだ。
内容だいぶ忘れていたな。
『春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)』米澤 穂信 #読書メーター https://bookmeter.com/books/580070
『夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)』米澤 穂信 #読書メーター https://bookmeter.com/books/580072
『秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)』米澤 穂信 #読書メーター https://bookmeter.com/books/580073
『秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)』米澤 穂信 #読書メーター https://bookmeter.com/books/580074
『巴里マカロンの謎 (創元推理文庫)』米澤 穂信 #読書メーター https://bookmeter.com/books/14938387
『動乱の日本戦国史 桶狭間の戦いから関ヶ原の戦いまで (朝日新書)』呉座 勇一 #読書メーター https://bookmeter.com/books/21520618
『ジョージア大使のつぶや記』ティムラズ・レジャバ #読書メーター https://bookmeter.com/books/21773917
Twitterでおなじみ、ジョージア大使。
この著作自体はとても楽しく読んだが、最近のジョージア国内情勢に対する彼の言動を見るに、私はこの人の発信に対して注意を要するのではないかと思うようになっている。
公職だから彼は思うように発言できない、という評価は相応しくないと感じる。
『本業2024』水道橋博士 #読書メーター https://bookmeter.com/books/21982390
水道橋博士の非常に分厚い本。
しかし内容が良い意味で平易なので、全くストレスなくあっという間に読み終わる。
しかし私は今年の秋から、博士のTwitterをミュートしている。ツイート数が多過ぎて。
その結果、博士の近況を知ることもなくなった。つまり、著作が新たに刊行されても知り難い。
ツイートが多い人についてはこのような絶望的なジレンマが生じてしまう。
タイムラインはスッキリしたけど気持ちはスッキリしない。
『アーリヤ人の誕生 新インド学入門 (講談社学術文庫 2821)』長田 俊樹 #読書メーター https://bookmeter.com/books/21957765
今年はインド本2冊。
カースト制やアーリア人に興味があるんだよね。
『古代中国王朝史の誕生 ――歴史はどう記述されてきたか (ちくま新書 1771)』佐藤 信弥 #読書メーター https://bookmeter.com/books/21704945
『世界はラテン語でできている (SB新書 641)』ラテン語さん #読書メーター https://bookmeter.com/books/21669640
直接この本に関係ないが、今年は資格試験の勉強をきっかけに、なにか試験勉強をしたくなって。
中国語検定のテキスト買ったけども挫折した。はい。
『平安王朝と源平武士 ――力と血統でつかみ取る適者生存 (ちくま新書 1785)』桃崎 有一郎 #読書メーター https://bookmeter.com/books/21867804
『物語フランス革命: バスチ-ユ陥落からナポレオン戴冠まで (中公新書 1963)』安達 正勝 #読書メーター https://bookmeter.com/books/548174
世界史がすきなくせにフランス革命には疎かった。と言うかフランス史全般苦手。
この本は多少昔の刊行だが、革命の流れがよく分かる。
『成瀬は天下を取りにいく』宮島 未奈 #読書メーター https://bookmeter.com/books/20716260
おなじみベストセラー。私がこの手の本を手に取るのは珍しい。爆笑問題太田さんの影響はあるだろう。
素直に面白かった。
『成瀬は信じた道をいく』宮島 未奈 #読書メーター https://bookmeter.com/books/21700595
『日本鉄道廃線史-消えた鉄路の跡を行く (中公新書 2810)』小牟田 哲彦 #読書メーター https://bookmeter.com/books/21969395
『武田信玄の妻、三条殿』黒田 基樹 #読書メーター https://bookmeter.com/books/19953886
『清朝滅亡:戦争・動乱・革命の中国近代史一八九四―一九一二』杉山 祐之 #読書メーター https://bookmeter.com/books/21717040
これは面白かった。
この本もやたらと厚いが、非常に読みやすい。
清末期、と言うか王朝の末期モノはとても興味深いのだ。
『モンゴル帝国 草原のダイナミズムと女たち (講談社現代新書 2749)』楊 海英 #読書メーター https://bookmeter.com/books/22027432
テーマは興味深いのだが、遊牧民の女性である作者の語り口が独特。
こういうのを出すから老舗の新書ラインナップは侮れない。良い意味で。
『源氏物語(一)桐壺―末摘花 (岩波文庫)』 #読書メーター https://bookmeter.com/books/12068854
9月以降、怒濤の源氏物語通読。
翻訳じゃなく注記付き原文でがんばる。
『戦国時代を変えた合戦と城 桶狭間合戦から大坂の陣まで (朝日新書)』千田 嘉博,平山 優 #読書メーター https://bookmeter.com/books/22165930
『源氏物語(二)紅葉賀―明石 (岩波文庫)』 #読書メーター https://bookmeter.com/books/12442338
『源氏物語(三)澪標―少女 (岩波文庫)』 #読書メーター https://bookmeter.com/books/12723669
『源氏物語(四)玉鬘―真木柱 (岩波文庫)』 #読書メーター https://bookmeter.com/books/13120548
『源氏物語 (五): 梅枝-若菜 下 (岩波文庫 黄 15-14)』柳井 滋,室伏 信助,大朝 雄二,鈴木 日出男,藤井 貞和,今西 祐一郎 #読書メーター https://bookmeter.com/books/13596686
『源氏物語 (六): 柏木―幻 (岩波文庫 黄 15-15)』柳井 滋,室伏 信助,大朝 雄二,鈴木 日出男,藤井 貞和,今西 祐一郎 #読書メーター https://bookmeter.com/books/14035230
『光源氏の一生 (講談社現代新書 2)』池田 弥三郎(慶応義塾大学教授) #読書メーター https://bookmeter.com/books/245657
これは、源氏物語を読み進めるに当たっての参考書として並行して読む。
『源氏物語 (七): 匂兵部卿-総角 (岩波文庫 黄 15-16)』柳井 滋,室伏 信助,大朝 雄二,鈴木 日出男,藤井 貞和,今西 祐一郎,今井 久代,陣野 英則,松岡 智之,田村 隆 #読書メーター https://bookmeter.com/books/14994372
『源氏物語 (八) 早蕨-浮舟 (岩波文庫 黄 15-17)』 #読書メーター https://bookmeter.com/books/16698264
源氏物語、ここまで長い作品を読むのは生涯でも経験ないかな。
三国志演義がいい勝負か。
しかしこちらは原文なので、正直疲れる。なかなか進まない。
なのに、ほんとに面白い。
紫式部は天才か笑
これを千年前に産み出したってすごいな。
語彙力が付いていかないよ。
トータル38冊。
これって凄くないですか。これまでの自分を考えると。
今年は単純に読書量が飛び抜けていた。
ちなみに前年を数えてみたら28冊。
あら、そこまで飛び抜けてはいないのか。
それでも、大量の古文を読んでること自体読書に要したエネルギーは非常に大きかったと思う。
やはりお酒をやめた影響は小さくないね。
酔っていたらこんなに読めない。
そろそろ現代文も読みたいぞ。
未読本が溜まってきた。
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