今から1100年以上の昔。貞観3年(861年)の今日、現在の福岡県直方市に隕石が落下しました。「直方隕石」と名付けられたこの隕石、なんと目撃記録のある隕石としては世界最古のものらしいです。
そんなのが日本にあったなんて、普通に驚きです。ちなみに重さは472gということなので、500mlのペットボトル飲料とだーいたい同じ重さですね。
この直方隕石は、普段は須賀神社に安置されており、5年に一度の祭事のときに一般公開されます。次回は2021年ということですが...コロナ収まってるかなあ。
個人的に隕石というと、どうしても忘れられないのが『彼女を殺したのは隕石だったのですよ』というオチの小説です。細かいところは何も覚えてないんですよ。なんだったら、本のタイトルも今調べ直すまで忘れてました。なのにどういうわけだかその部分だけやたらと覚えています。
小学生のときはしょっちゅう図書館に行って、シャーロック・ホームズやアルセーヌ・ルパンの子ども向け文庫を何度も読んでいました。その中の一冊で、『まぼろしの怪盗』(ネタバレなので一応反転させておきます)』という話です。
あとは、高校の現代文でやった『夢十夜 第一夜』ですね。「自分」というキャラクターが、死の間際の「女」に『天から落ちて来る星の破片(かけ)を墓標(はかじるし)に置いて下さい。』と頼まれるシーンがあります。この星の破片が隕石です。
夢十夜は夏目漱石が記した短編小説です。その名の通り、第一夜から第十夜までの十編がおさめられてます。
べつにカリキュラムにあったわけではなく、先生の好みで授業をしてくれた話でしたが、結局賛成多数によって十夜全部解説してくれました。どれを読んでも、よー分からんなっていう感想を持てるあたりが、夢っぽいなって思ってました。
ちなみに私、この夢十夜をモチーフにした二次小説をPixivで連載しています! 興味があったらお読み下さい!!