亨保18(1733)年5月28日、時は江戸、徳川八代将軍吉宗の時代。隅田川で水神祭の川開きが行われ、前年に飢饉や疫病が流行したことからその慰霊を込めて花火が打ち上げられました。これが現在の隅田川花火大会につながっていることから、5月28日は『花火の日』に制定されました。1733年当時は「両国の川開き」と呼ばれていたそうです。
隅田川の花火大会は東京三大花火大会の一つにも数えられており、80万とか90万とかの人出があって、毎年ニュースでも取り上げられていますよね。残る二つは、「神宮外苑花火大会」と「東京湾大華火祭」ですが、正直私はあんまり聞き覚えがない...?
ちなみに日本の三大花火大会は、「大曲花火大会(秋田県)」「土浦全国花火競技大会(茨城県)」「長岡まつり大花火大会(新潟県)」らしいです。
今年の隅田川花火大会はコロナの影響ですでに中止が決定されてるみたいですね。仕方ないといえば仕方ない。
来年にはきっと、疫病の慰霊を込めて花火が打ち上げられるでしょう。