さすがに6月にはいると、暑さもググッと増してきましたね。
早速昨日から、半袖のシャツを着て出勤をしていますが、ちょっと早いような、そうでも無いような・・・。
何~となく、中途半端な気分のヒゲ専務ですが、皆さんの心は揺れていませんか?
我が家の庭に植えた、ピーマンとトマトの苗も、この気温のおかげで、すくすくと育っています。
ただ、雨が降らないために、毎朝与えている水道の代金が、買うより高い料金?となることを危惧しています。
それでも、自作の野菜には父親の愛が・・・
さてさて、前々回からお家の大敵「シロアリ君」の話題を取り上げています。
その中では、被害に遭ったときの対処法を、2回に渡って書いてきました。
しかし、今回は原点に戻り、被害に遭わないためには、どんなことに注意すべきかを、皆さんと一緒に考えて見ましょうね。
そもそも、なぜシロアリなんぞがこの世に生息しているか?彼らの存在意義はいったい何処に有るのか?
などと言う、白蟻人生論?はさておき、彼らが何を好みまた、何を苦手としているかを考えてみましょう。
皆さんは「蟻道」をご存じですか?
読んで字のごとくアリの道なのですが、木材の中を食い荒らしているときは、全く必要が無い物なのです。
しかし地中から、木材のあるところへ至る過程に、コンクリートや石がある場合、さすがに穴は掘れませんから、その表面にトンネルを造るのです。
そのトンネルのことを「蟻道」と呼んでいるのです。
それではなぜ、わざわざそんな物を造って移動しているのでしょうか?
人目に付かないように、日陰に生きる裏道人生?だから・・・では、決してありません。
それは彼らが、光と風を、極端に嫌っているからです。
要するに、乾燥した空気に触れると一気に衰弱してしまうくらい、苦手としているからなのです。
逆に言えば、彼らが生息している環境に必要なのが、暗い闇と高い湿度だということです。
最も生息率の高い家の床下に、彼らの好む環境を造らないのが、蟻害への最大の防御であることが、解って頂けたでしょうか?
最近であれば、床下全面にコンクリートを張るベタ基礎や、基礎の上に土台を置く前に、プラスチックの換気部材を敷き込み、全週換気とすることも多くなりました。
これらの方法をを用いれば、蟻害はかなり防げると思って良いでしょう。
しかし、床面積の大きな田舎の家には、まだまだ浸透していないのが実情の様です。
それに、現在すでに建っている住宅部分への施工は、不可能では無いにせよ、費用面も含め、かなり難しいと思って良いでしょう。
それでも、床下を乾燥状態に保つための方法は、状況により様々有りますので、是非一度ご相談下さいね。
各々の家の状態と、予算の上限に応じた、最善の方法を探すのが、私達の仕事なのでしょう。
っと、最後はうまく営業言葉で結んでしまった、今夜のおみごと!ヒゲ専務~なのでした。
さて次回は・・・もう虫の話題からは、逃避行なのだ!!
では又っ!