■オオカンザクラの密を吸うヒヨドリ
●オオカンザクラ(大寒桜)
見応えのある花をつける園芸品種。カンヒザクラとオオシマザクラが親らしい。(『樹に咲く花』より)
●ヒヨドリ(鵯)
ピーヨまたはキーヨと甲高く、伸ばす声。全長:27cm。
市街地から山地の林。秋に南西方向に移動する群れが見られる。
目の下後方は茶色。興奮すると頭の羽毛を逆立てる。
ピーヨロイロピなどと鳴くこともある。(「BIRD FAN(日本野鳥の会)」より)
たくさんのヒヨドリが集まって蜜を吸っていた。鳴き声が大きい。鳥を撮るのは難しい。
ヒヨドリやムクドリは害虫も食べるが,農作物の被害が増えているそうだ。
■スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)
春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花の総称。
春植物(はるしょくぶつ)ともいう。
直訳すると「春のはかないもの」「春の短い命」というような意味で、「春の妖精」とも
呼ばれる。(ウィキペディアより)
●カタクリ(片栗)
花が咲くと,次第に花弁が反転する。木の葉が繁る頃には花が終わる。
地下茎から採ったデンプンがカタクリ粉。(『日本の野草』より)
掘って地下茎を見たいところだが,そうもいかない。
●バイモ(貝母・アミガサユリ)
バイモは平安時代前期の『新撰字鏡』という本に「ハハクリ」という名で載っている。
クリのような球根(偽鱗茎・ぎけいりん)から新しい球根が現れ,その球根の中央から
茎が伸び,葉や花が展開することから「母の栗」という意味で,そう呼ばれていた。
その後,花姿が虚無僧がかぶる深編笠に似ていて,花がユリに少し似ることから
「アミガサユリ」という名がついた。(『野草の名前』より)
●ミスミソウ(三角草)
葉の形は三角形に近いが,それぞれの角が鋭く尖ることから「3つの角」と書いて三角草。
丸い葉を3つ重ねたタイプがスハマソウ。(『野草の名前』より)
●シュンラン(春蘭)
春いちばん早く花をつけるランからこの名に。日本産のもっともポピュラーなラン。(『名前といわれ 野の草花図鑑』より)
雨のためか,土がはねていた。
●セツブンソウ 花と果実
果実は袋果で無毛。長さ約1センチ。種子は数個つき,球状で褐色。(『山に咲く花』より)
この後,熟して茶色くなり,中に種子ができるのだろう。取り出して中を見るわけにはいなかないが。
●ムサシアブミ(武蔵鐙)
「これはなんだ?」と,そっと触ってしまった。陶器のオブジェに見えたからだ。
「おっ,植物だぁ。これはなんだ?」と思った。(自然教育園にオブジェを置くはずがない,と考えれば分かるはずだが…)
表示を探して「ムサシアブミか,あれかぁ。サトイモ科か」と納得。サトイモ科といえば,ウラシマソウなどの仲間だ。
●アスカイノデ(明日香猪の手)
表示を見ても,どう読んだらいいのか分からなかった。アス・カイノデ? 明日の貝の手? アスカイ・ノデ?・・・。
イノデは,芽吹き直後の状態が「猪の手」に似ていることから名付けられたようだ。
アスカは奈良県の明日香なのか?図鑑に載っていない…。
■ヤマモミジの新芽
撮っていた知らないおじいさんが,通りかかった知らないおじいさんに「ヤマモミジの新芽だよ」と,話していた。
聞いていたぼくも知らないおじいさんだが…。
新芽とはどれなのか,教えてもらえば良かった。
丸い実は新芽ではなく,赤い葉が新芽のようだ。葉の透過光がきれいだった。
■映る
今のところ水が澄んでいる。暖かくなると水中にさまざまな植物が増え,こんな映り込みが見られなくなる。