photo独~ホットドッグ大好き~

フォムービー:音楽と写真

ヒトリシズカ

2019-03-19 | フォトムービー

 
音楽:ドップラー「ハンガリー田園幻想曲」Op.26 クラシック名曲サウンドライブラリー http://classical-sound.seesaa.net/

●変わる時
 ヒトリシズカは,葉だけでなく花穂も出てきた。
 ムラサキケマンが増え,ニリンソウは「二輪」になってきた。
 バイモもモミジイチゴも花を咲かせていた。

 桜の開花宣言前には,野の花も大きな変化をするようだ。

■日本人に愛される東洋的な旋律

 フランツ・ドップラーはハンガリーのオーストリア領だった
 ガリツィア・ルヴフ出身の作曲家、フルート奏者です。

 18歳でブダペスト歌劇場の首席フルート奏者に就任した後は、
 ウィーン宮廷歌劇場の首席フルート奏者、首席指揮者にも就任。
 そしてウィーン音楽院のフルート科の教授をも務めました。

 カヴァティーナで知られる作曲家のラフと共に
 リストの弟子でもあった彼は、有名なハンガリー狂詩曲の
 オーケストレーションも手がけています。

 生前はオペラやバレエの作曲家として成功していたドップラーは、
 同時に卓越したフルート奏者であり、同じくフルート演奏家だった
 弟のカールと共に超絶技巧を要する自作曲を携えて
 演奏旅行を行い、ヨーロッパ中を席巻しました。

 そんな彼の残したフルート曲の中でも
 特に日本での人気が高いのがハンガリー田園幻想曲です。
 全体に3つの部分から構成されますが、冒頭からの旋律はどこか東洋的な情緒を漂わせ、
 それが日本人の琴線に触れるのだといわれています。
 (クラシック名曲サウンドライブラリー)

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アスカイノデ?

2019-03-18 | 日記

■オオカンザクラの密を吸うヒヨドリ
 

 ●オオカンザクラ(大寒桜)
  見応えのある花をつける園芸品種。カンヒザクラとオオシマザクラが親らしい。(『樹に咲く花』より)

 ●ヒヨドリ(鵯)
  ピーヨまたはキーヨと甲高く、伸ばす声。全長:27cm。
  市街地から山地の林。秋に南西方向に移動する群れが見られる。
   目の下後方は茶色。興奮すると頭の羽毛を逆立てる。
  ピーヨロイロピなどと鳴くこともある。(「BIRD FAN(日本野鳥の会)」より)

  たくさんのヒヨドリが集まって蜜を吸っていた。鳴き声が大きい。鳥を撮るのは難しい。
  ヒヨドリやムクドリは害虫も食べるが,農作物の被害が増えているそうだ。

■スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)
 春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花の総称。
 春植物(はるしょくぶつ)ともいう。
 直訳すると「春のはかないもの」「春の短い命」というような意味で、「春の妖精」とも
 呼ばれる。(ウィキペディアより)

 ●カタクリ(片栗)
 

  花が咲くと,次第に花弁が反転する。木の葉が繁る頃には花が終わる。
  地下茎から採ったデンプンがカタクリ粉。(『日本の野草』より)

  掘って地下茎を見たいところだが,そうもいかない。

 ●バイモ(貝母・アミガサユリ)
 

  バイモは平安時代前期の『新撰字鏡』という本に「ハハクリ」という名で載っている。
  クリのような球根(偽鱗茎・ぎけいりん)から新しい球根が現れ,その球根の中央から
  茎が伸び,葉や花が展開することから「母の栗」という意味で,そう呼ばれていた。

  その後,花姿が虚無僧がかぶる深編笠に似ていて,花がユリに少し似ることから
  「アミガサユリ」という名がついた。(『野草の名前』より)

 ●ミスミソウ(三角草)
 
 
  葉の形は三角形に近いが,それぞれの角が鋭く尖ることから「3つの角」と書いて三角草。
  丸い葉を3つ重ねたタイプがスハマソウ。(『野草の名前』より)

 ●シュンラン(春蘭)
 
 
  春いちばん早く花をつけるランからこの名に。日本産のもっともポピュラーなラン。(『名前といわれ 野の草花図鑑』より)

  雨のためか,土がはねていた。

 ●セツブンソウ 花と果実
 
 
  果実は袋果で無毛。長さ約1センチ。種子は数個つき,球状で褐色。(『山に咲く花』より)
 
  この後,熟して茶色くなり,中に種子ができるのだろう。取り出して中を見るわけにはいなかないが。

 ●ムサシアブミ(武蔵鐙)
 

  「これはなんだ?」と,そっと触ってしまった。陶器のオブジェに見えたからだ。
  「おっ,植物だぁ。これはなんだ?」と思った。(自然教育園にオブジェを置くはずがない,と考えれば分かるはずだが…)
 
  表示を探して「ムサシアブミか,あれかぁ。サトイモ科か」と納得。サトイモ科といえば,ウラシマソウなどの仲間だ。

 ●アスカイノデ(明日香猪の手)
 

  表示を見ても,どう読んだらいいのか分からなかった。アス・カイノデ? 明日の貝の手? アスカイ・ノデ?・・・。

  イノデは,芽吹き直後の状態が「猪の手」に似ていることから名付けられたようだ。
  アスカは奈良県の明日香なのか?図鑑に載っていない…。

■ヤマモミジの新芽
 

  撮っていた知らないおじいさんが,通りかかった知らないおじいさんに「ヤマモミジの新芽だよ」と,話していた。
  聞いていたぼくも知らないおじいさんだが…。
  
  新芽とはどれなのか,教えてもらえば良かった。
  丸い実は新芽ではなく,赤い葉が新芽のようだ。葉の透過光がきれいだった。

■映る
 

  今のところ水が澄んでいる。暖かくなると水中にさまざまな植物が増え,こんな映り込みが見られなくなる。

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3月の色 カタクリ

2019-03-16 | フォトムービー


音楽:クラシック名曲サウンドライブラリー http://classical-sound.seesaa.net/


●カタクリは光を透過した花弁が美しい。
 大寒桜(オオカンザクラ)にはヒヨドリ(たぶん)が群がり,
 花をついばんでいた。

■アルビノーニのアダージョ
 『アダージョ ト短調』は、レモ・ジャゾットが作曲した弦楽合奏と
 オルガンのための楽曲。 

 弦楽合奏のみでも演奏される。1958年に初めて出版された。

 この作品は、トマゾ・アルビノーニの『ソナタ ト短調』の断片に 
 基づく編曲と推測され、その断片は第二次世界大戦中の連合軍による 
 ドレスデン空襲の後で、旧ザクセン国立図書館の廃墟から発見されたと 
 伝えられてきた。 

 作品は常に「アルビノーニのアダージョ」や「アルビノーニ作曲のト短調の 
 アダージョ、ジャゾット編曲」などと呼ばれてきた。   

 しかしこの作品はジャゾット独自の作品であり、原作となるアルビノーニの 
 素材はまったく含まれていなかった。
 (ウィキペディアより)

●バロック音楽のCDには,必ずといっていいほどこの曲が入っている。

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春景色

2019-03-13 | フォトムービー


 音楽:クラシック名曲サウンドライブラリー http://classical-sound.seesaa.net/

■流れるようなアルペジオが美しい初期の名作

 ローマ大賞受賞後のイタリア留学から帰ってすぐに作曲された、
 ドビュッシーが26,7歳頃のごく初期のピアノ作品です。

 当時パリではアラベスクという唐草模様が流行していました。
 この言葉やイメージは音楽やバレエなどの芸術にも取り入れられ、
 アラベスクという名の作品を多く生み出しました。

 ドビュッシーはアラベスクと名のつく曲を2曲作っています。
 それらは「2つのアラベスク」として1891年に出版されました。

 2曲とも唐草模様の様に音が絡み合いながら展開していきますが、
 トリル風のフレーズが主体の活発な2番に比べて第1番は、
 流れるようなアルペジオの伴奏の上を、
 優しい旋律が寄り添うように漂っていきます。
 いかにもフランス印象派、ドビュッシーという感じの作品です。

 アラベスクというタイトルなものの、聴く人によって様々な
 イメージが広がるような多面性を感じさせます。
 (クラシック名曲サウンドライブラリーより)

■ヒメリュウキンカ(姫立金花)
 


 原産地はヨーロッパ及びシベリア。
 日本へは園芸用として渡来したものが野生化。

 生育地は,山地の林の中や林の縁 。

 和名は花や葉の様子が立金花(リュウキンカ)に似ていることから
 つけられたが、属は異なる。

 欧州金鳳花(オウシュウキンポウゲ)として表示するところもある。
 (みんなの花図鑑https://minhana.net/

■ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
 

 スミレの俗名「太郎坊」と対をなす。
 中国の生薬「延胡索(えんごさく)」の仲間。

 江戸時代,子どもの間ではスミレやエンゴサクなど,花の後ろにある
 距(きょ)のある花を使って,距をひっかけ,引っぱり合う草相撲のような
 遊びが行われていた ところがあった。

 そして,このときにスミレのことを「太郎坊」,エンゴサクのことを「次郎坊」と
 呼んで遊んでいた地域があった。
 (髙橋勝男「野草の名前[春]」山と渓谷社)

●太郎坊は「たろぼう」と読むのだろう。
 ジロボウエンゴサクは図鑑で検索できたが,「ヒメリュウキンカ」は載って
 いなかった。名札が立っていたのに前回は気付かなかったのだ。

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多摩川 春の日差し

2019-03-12 | フォトムービー


 音楽:シューベルト 子守唄 クラシック名曲サウンドライブラリー http://classical-sound.seesaa.net/

■最も親しまれるクラシックの子守歌

 シューベルトは15歳の時に愛する母マリアを亡くしています。
 彼が19歳の1816年に作曲されたこの子守歌には、
 そんな母親への想いが透明な旋律の中に込められています。

 シューベルトの子守歌には日本でふたつの有名な詩がつけられています。
 内藤濯と近藤朔風によるものですが、
 今回はより現代的な内藤濯の詩も添えさせていただきます。

  眠れ 眠れ 母の胸に 眠れ 眠れ 母の手に
   こころよき 歌声に むすばずや 楽し夢

  眠れ 眠れ 母の胸に 眠れ 眠れ 母の手に
   あたたかき その袖に つつまれて 眠れよや

  眠れ 眠れ かわいわが子 一夜寝て さめてみよ
   くれないの ばらの花 ひらくぞや 枕辺に

  眠れ 眠れ かわいわが子 一夜寝て おきてみよ
   かおりよき 百合の花 におうぞや ゆりかごに

                (クラシック名曲サウンドライブラリーより)

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