映画の題名「先祖になる」でした。私の早合点、で間違いです。。今日の夕刊に「この地で生きる男の気概」と、出てるではありませんか。先祖にいきると思い込んでいましてびっくり。訂正します。はずかしいなぁ。
少し冷たくて寒いですが、綺麗な青空。
いっぱいの洗濯ほし掃除もし、十三の第七芸術劇場。12時20分に間に合いました。
いつもの人数の三倍ぐらい大勢こられていました。
ここの映画館30~40年前にタイムスリーップした感じ。
チケット買うのもお兄ーさんが代金と交換。ナンバーが書き込まれているのです。10分前に「開演します。チケットの番号順にどうぞ。」で、お兄ーさんの再チエックが入ります。そして、そのお兄ーさんが「ただいまより、開演します。ケイタイの電源はお切りください。」 何回か来てるのですが、なんともいえない劇場と係りの人雰囲気が昔になります。
大ヒット作「蟻と兵隊」につづき“老人力”全開のガンコ親父を池谷薫監督がみつめたヒューマン・ドキュメンタリー。第63回ベルリン国際映画祭エキュメニカル賞特別表彰。
震災から1ヵ月後陸前高田を訪れた時佐藤直志と運命的な出会いで復興への夢を語る彼の姿に見ほれた池谷は、”ガンコ老人”を追うことを決意。寄り添うように撮影を重ね困難に屈しない”日本人の底力”を~。
撮影は1年6ヶ月頑強肉体と茶目っ気たっぷりのユーモア。枯れた中にも残りの香りのように漂う男の色気。観るものをひきつける主人公。戦争や災害から立ち直ってきた、”日本人”人が生きていくとはどうことなのか~
かれは岩手県陸前高田市で農林業。仲間から”親分”としたわれ、今回の大津波で消防団員であった長男をなくし、生きがいが亡くなり何ができるか?自分の仕事。キコリだから山に入り木を切ればいい。友人から、田んぼを借り、コメつくり。自給自足。仮設には、何があってもいかない~。土地に根ざし、土地に生きる人々の行きすえを思う彼の強さと優しさは、少しづつ周囲を動かし生きることの本質を問いかけていく。忍び寄る病魔、耐え難い腰の痛み、延々として進まない市の復興計画・・・・
彼の家の棟上のシーン涙が止まりませでした。夢の家が出来上がったんです。
私、田舎で小さいとき近所で棟上式があるとお餅に食紅で書かれた”祝”や小銭を投げるのを楽しみだったこと思い出しました。
最近はテレビで震災の画面怖いもんで見るのをさけていましたがこの映画で東北の方の心の強さに感服。頑張ってほしいと改めてねがってやみません。
感動。2時間が早く感じました。ぜひ、、どうぞ。 少し、あちらの方言がわかりずらいですが~。聞きなれてくると解ります。
自分でつくつたコメを持って完成披露時、監督さんに手伝った御礼にと佐藤直志が手土産に上京したと記事に出ていました。映画の場面よみがえりました。この映画ぜひ、どうぞ。