間違えちゃうのも旅のうち。
昨日の記事の続きになります。
解りやすい例として、昨日も取り上げた”おすすめのレストラン”の話にを取り上げてみます。
身近に行った人がいてその人が絶賛、なおかつインターネットのクチコミでも軒並み高評価なレストランがあったとします。
ここが高級レストランであれば、その地位はそれほど変化しないと思います。なぜなら、そこのシェフもスーシェフも確かな腕を持ってい . . . 本文を読む
ホームページの旅の書棚でも紹介している書籍、ロバート・M・パーシグの”禅とオートバイの修理技術”の中にこんな記述が出てきます。
技術書のテクニカルライターであった経歴を持つ筆者が回転肉焼き器の使用説明書について意見を求められたことから始まった議論の中での言葉
”テクノロジーが想定するのは、たった一つの無難な方法だけであって、それ以外には何もない。.....(中略)...しかしかなり多くの組み . . . 本文を読む
旅先へ運ぶ荷物の多くはどうしても着替えのたぐいが多くなります。出発する際の日本の気候と訪問先国の気候が違う場合、着衣の悩みは更に大きくなります。この辺は過去に”旅の装備紹介=ポケッタブルパーカー”でも触れたところ。日本の冬場に出発して現地が常夏の場合、日本側の移動の寒さをいかに簡単に収めるかというのが荷物を少なく済ませるポイントになります。
アウトドアで言う”レイヤー(重ね着)”はこの点では . . . 本文を読む
山歩きの場合でも、海外を旅する場合でも、砂漠のラリーを走る場合でも私にとって重要な準備は”ベーシックな事を固める”作業です。
最新技術は”快適”であったり、”便利”であったりはするのですが、必須ではありません。以前、登山の装備の話をしていた時に友人と話したのですが、私が本格的に登山をしていた時はまだ大学の山岳部では”キスリング”という形式の帆布でできたバックパックを使っていました。だから今の . . . 本文を読む
旅することに必要とされる資質はいろいろあって、例えば人と接することが得意であることとか、計画を立てたり準備をしたりすることが得意なこと、あるいは人や地域と馴染むことが得意なことなどもあると思います。
スーパーカブで旅するタイ北部の現場では時々白状する事なのですが、私はこれらの資質がほぼ全て欠如していて旅を始めた頃には随分苦労したのです。
苦労しながら計画をたてるのですが、旅先で計画を実 . . . 本文を読む
カナダの田舎町での出来事。ある田舎町のパブで現地のガイドを交えてお客様と飲んでいた時のこと。
まだ早い時間で他のお客さんは店内にチラホラしか姿が見えません。
”ここはカントリーのバーだ”とガイドのデイブが言うのです。
最初は田舎町のバーという意味だと思ったので、どうしてそんな当たり前な事をわざわざ言うのかと思ったのですが、そうではありませんでした。
このバーへ集まるお客さんの音楽の . . . 本文を読む
10月の”旅行好きの夕べ”の際に、何人かの方から"E&Gやまあるき部"の正体への質問をいただいていたのですが、今回はE&Gやまあるき部の日帰りやまあるきです。
先に気になるやまあるき部の正体について。
単純に、私個人が低山の山歩きでもしてみようかなと歩き始めただけなのですが、ある日、同じように山歩きを始めた友人と話していたら、私にとってはお気楽な遊びなのですが、普通に暮らしている人にとっ . . . 本文を読む
スウェーデンの作家であるカーリン・アルヴテーゲンの小説バタフライ・エフェクトの中に面白い文章を見つけました。主人公の1人が自分の人生を振り返るシーン。
自分の旅を振り返るシーンを少し引用してみます。
”まるで追い立てられるように、あちこちスリリングな場所へ旅をしたけど、たいていは地図と首っ引きで歩き回っていた。”
”ただ、チェックリストに印をつけただけだ”
”そこなら行ったことある . . . 本文を読む