旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

禁煙体験談その3=完=

2010年03月31日 | ライフスタイル
買い置きしてあるタバコに手を伸ばす事もなくなった頃、私はここまでの苦しみは全てこれから少しずつ消えていく物と信じて疑いませんでした。実際のところ、タバコを衰退という欲求は日々弱まっていき、それに伴って極端に制御不能な食欲などもすこしずつ消え始め、昼間に気を失うかのように眠くなる事もすこしずつ減っていきました。 ところがある日、自分の精神状態が少し異常なことに気がつきました。タバコを吸えなくてイラ . . . 本文を読む

禁煙体験談その2

2010年03月30日 | ライフスタイル
ふとした思い付きで、しかも継続する予定もなく禁煙を始めた私ですが、禁煙そのものについては、”いつでもやめられる”という勝算がありました。根拠は国際線航空便。空港内全面禁煙の空港も増えた昨今、海外に渡航するには10時間程度の期間、タバコを吸えない事はよくある事です。そういった際に十分我慢できている事がわかっていたので、それがもう少し長くなっても大丈夫に思えました。この頃、私の知識は、タバコは嗜好物で . . . 本文を読む

東京トレッキング番外編下見

2010年03月29日 | アウトドア
東京トレッキング番外編=桃の花見トレッキングの下見、コマ図作成のために山梨市を歩いてきました。東京を出る時は小雨が降っていて、少し心配ではあったのですが山梨市に着いてみると少し薄日が指す空模様。これなら気持ち良くルート作成が出来そうです。 今回は地元出身の小川修司さんの原案からのルート作成なので、東京トレッキングの時のような産みの苦しみはありません。予定されたルートを小川さんと共に追いながら方角 . . . 本文を読む

禁煙体験談その1

2010年03月27日 | ライフスタイル
先程ふと思い出したのですが、いつの間にかタバコをやめて2年が過ぎ去っていました。(2年と40日位ですがもはや正確な日にちは思い出せません。)こういう非常に個人的な話題ではありますが、世の中で日々取り上げられている話題なので、この辺で一度まとめてみることにしましょう。これから禁煙を考えている人よりもむしろ、身近な人に禁煙を迫っている人や、ヒステリックに禁煙を唱える人には一度読んでみていただけると良い . . . 本文を読む

判断する角度の判断

2010年03月25日 | 旅行一般
お仕着せのパッケージツアーで守られて旅している時は別かもしれませんが、個人旅行で旅している時には毎日、いや、毎分のように様々なことを判断する必要に迫られます。目の前にいる人物は自分を騙そうとしているのか、親切な人なのかを判断したり、今日の宿泊先を判断したり、どこで食事をするのかを判断したり、そんなことが連綿と続いていきます。 実はこの点、旅が特殊な環境なのではなく、日常生活でも同じといえば同じで . . . 本文を読む

KYなシマウマ

2010年03月10日 | その他
サバンナで暮らすシマウマの場合、テレビなんかで見ていると、群れにはそれなりの社会的秩序があって、例えば、群れにライオンが接近してきたら、群れの外周部にいるシマウマがそれに気がついて逃げはじめ、群れ全体がそれに気がついて一斉に逃げ始めます。ところが、肉食動物の狩猟のシーンでは必ず群れの中で逃げ遅れたり、皆と違う方向へ走ってしまったりするシマウマがいて、それが餌食となってしまいます。少し前に流行った言 . . . 本文を読む

巧いより上手い

2010年03月04日 | 旅行一般
”うまい”という言葉を漢字で表す場合、"上手い"と"巧い"の二通りがあります。あと2つ、"旨い"と"美味い"もあるのですが、これは今回はとりあえず関係ありません。 日本語とは非常に複雑な言語で、上手いと巧いは微妙にニュアンスに違いがあるように感じます。"巧い"は技術的な面で巧みだというニュアンスで、上手いというのはもっと大雑把な漠然とした意味合いのように感じるのですがこの解釈はあっているのでしょ . . . 本文を読む

感性の完成度

2010年03月03日 | ライフスタイル
以前、移転前の事務所での出来事。仕事が終わってから友人達と飲もうと言う話になったのです。中に一人、ワインに関わる仕事をしている貴重な友人が居て、その人がワインを用意してくれました。他の人たちはそれぞれに食べ物を持ち寄っての安上がりな飲み会というわけです。 私個人は食べたり飲んだりする事は大好きですが、ワインに詳しいわけでもありません。いや、ワインを飲む機会そのものが、その頃まではあまりなかったと . . . 本文を読む

カンニングと情報収集

2010年03月01日 | 旅行一般
旅には情報は不可欠と考えている人は沢山おられます。先週までツアー報告を連載してきた"スーパーカブでタイ"はそういう固定観念を破壊して開放する事を一つの目的としていますが、実際には私の頭の中に入った情報によって運営されている面もあります。何度かに渡って開催しているため、今となっては記憶されている情報もあれば、経験上、どうすればよいかを知っている情報、例えば、知らない町でどうやって宿を探すかとか、言葉 . . . 本文を読む