旅をするのに特に資格が必要なわけではありませんが、少し込み入った旅をしようとしたらやはりそれなりの知識と経験が必要となってきます。
海外ツーリングを考えた場合、一般的に考えて日本国内で充分なツーリングの経験を積んだ人が次のステップとして海外ツーリングに出かけるものだと思いますし、手配する側の私としても、正直な気持ちとしてそうあるべきだと思っています。
お問い合わせをいただくお客様の中には . . . 本文を読む
旅する上というよりも大抵の新しいことに取り組む際に必要となる事は大まかに以下のような事柄になると思います。
*情報
*道具
*技術、知識
*経験
*気持ち
これら4つは独立しているわけではなくて互いに作用しながら目的地へ皆さんを導いてくれます。
”情報化社会”と言われるようになって久しいですが、色々な場面で気になるのは、情報と上手く付き合えない人が増えた事です。
問題はいくつもあ . . . 本文を読む
1997年、はじめてUAEデザートチャレンジに出場した際にはとにかく何事も思い通りには行かなかったわけですが、その時、諦めずにバイクを前に進ませようとし続けたお陰で貴重な体験を積むことができた私は、驚くべきことに1998年には結局一度もスタックすることなくUAEの砂漠を攻略し続けることに成功していました。今、記憶を辿ってみたのですが1998年のUAEでは何度か派手に転倒はしたのですが一度もスタッ . . . 本文を読む
昨日触れたように1998年10月、私は当初の予定より少し早めに旅を切り上げて帰国することにしました。理由はいろいろあります。金銭的な理由もその一つですが、実はこれはそれほど深刻なものではなく、旅に出る前に準備した資金はまだ数十万円残っていたので”なんとなく心細くなってきた”程度。一番の理由は旅している事があまりに日常となってしまい、ある意味”飽きた”のだと思います。
毎日バイクで移動して、宿 . . . 本文を読む
1998年の10月の事だったと思います。
日本を出たのが4月末、パキスタンのカラチをスタートした私のはじめての海外ツーリング。少し予定より早めであり、最終目的地としていたスペインにまだ到着してはいないのですが、過去にはじめての海外旅行先として訪れたイギリスに到着して、その頃の知り合い数人と会ううち、この旅を終わりにする事にしたのでした。
日本からバイクを一時輸出していた私は日本へ車両を送り . . . 本文を読む
私は好き嫌いと食べ物を残すことが絶対許されない家で育ったおかげで好き嫌いは全くありません。”食べ物を残さない”習慣も自分の中に染み付いていて、目の前に食べ物ののこりがあるとついつい片付けたくなってしまうので、この点については歳をとって基礎代謝の下がった最近では少し気をつけるようにはしています。
”好き嫌いがない”という事は、”食べられないものが無い”という利点と同居して”好きなものがあまりな . . . 本文を読む
なぜか人気の昭和の想い出シリーズ。
過去にも述べたように私の子供の頃は金銭面では両親は随分苦労していたようで、家計を切り盛りする母親は工夫に工夫を重ねていたようでした。ただ、今と違って貧富の差が大きいわけではなくて皆が貧しい中工夫をして暮らしていたので私達子供にとってはそれが貧しいという事だとの印象は全然なく、子供らしく呑気に暮らしておりました。
社宅になっていた長屋暮らしだった頃は特に . . . 本文を読む