E&Gの怪事件=その2
昨年8月に発生した奇怪な現象はその後再発することもなく、平和に毎日を過ごせていたのですが、今年1月の終わり頃から別件の奇怪な現象が起こり始めました。
先に書いておきますが、今回はオチ有りのお話なので、オカルト的な話が苦手な人も大丈夫です。
それではいってみましょう。
E&Gのオフィススペースに取り付けられている証明器具は家主さんが取り付けてくれたシーリングライトなのですが、以前から時折照明が勝手に消える事がありました。
リモコンに30分と60分のタイマーボタンが有るので、おそらく気が付かないうちにこのボタンを押してしまったものだと勝手に解釈して、何の疑問も持たないまま過ごしておリました。もう一度オンのボタンを押せば済む話ですから。
今年の1月終わり頃からかと思うのですが、オフィススペースの隣りにあるキッチンスペースで料理をしていてふと振り返るとオフィスが真っ暗という事が何度かありました。これもまたタイマーボタンを間違って押したものだと思っていたのです。
ところがここ数日、照明をオンにしてカウンターを回り込んでデスクに着いた途端に”ピッ”とリモコンに反応した音がするとともに真っ暗になる事が何度か起こり、タイマーは短くても30分である事を考えると押し間違いが原因とはなり得ない事に思い当たったわけです。
そしていよいよ2022年2月21日。スイッチをオンにしても数分で消灯されるという現象が常態化してしまったのです。
大して仕事はしていないわけなのですが、ここしばらくは新規事業の準備である程度忙しくはしていますし、照明無しというわけにはいきません。
照明器具のリモコンの事はよくわからないのですが、コンピューター関係の無線やBluetooth、あるいは近所のWi-Fi、携帯電話の電波など、そういうものが干渉したりするのかなと思った私はリモコンと器具のチャンネルを1から2に変えてみたりしたのですが、特に変化はありません。
昨年8月の事件を思い出した私は、”何?何?何?、御札でももらってくる?、般若心経でも唱える?”とか考えていたのですが、そんな悠長な場合でもないので、自分の居住スペースに設置していたリモコン式でないシーリングライトを外して事務所スペースに移設したところ、とりあえず照明は確保できました。
怪異の発生している器具を居住スペースに持っていって設置してみたら、ここでも同じ現象。数分しか照明が点きません。
ただ、この移設作業の際に気がつきました。蛍光灯がなんだか暗い。
そういえば最近、事務所が暗くてコンピューターの画面が見づらいと思う事があったのを思い出しました。
とはいえ、今さら蛍光灯ランプを買いに行って、それが原因でなかったりしたらちょっと悔やまれそうな気もします。
そこで、他の照明器具に同じサイズの蛍光ランプが無いか探し回ったところ、1本だけ適合するものがありました。
不具合の発生しているシーリングライトには蛍光ランプが2本入っているのですが、そのうち1本だけ変えてみたわけです。
そうしたら問題は解決。勝手に消えることはなくなりました。
蛍光ランプが切れる体験は自分の人生にはたくさんあるわけですが、蛍光ランプの寿命が尽きかけて、照明器具の方のスイッチが切れるという体験は初めてだったので、一瞬オカルトな解釈を思想になったという顛末でした。思い込みというのは怖いものだというお話。
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