”チャイ”というとインドのチャイが有名でシナモンやカルダモンなどの香辛料が入った濃い目のミルクティーをイメージされる方が多いと思います。パキスタンのチャイも一般的にはインドと同じでミルクティー。ところがイラン国境、バローチスタン州に入るとミルクティが少しずつなりを潜めて砂糖だけを入れた紅茶に変わっていきます。イランに入るとチャイはもうミルクティではありませんし、トルコのチャイもミルクは入っていま . . . 本文を読む
オーストラリアを初めて訪れたのは社会人になってからのことでした。
当時働いていた会社が”研修”という名目で与えてくれた休暇で、行き先も会社の指定。航空券代も会社負担というとても理解のある会社だったのですが、給与面ではそれほど優遇されているわけではなく、なけなしのお金でどうやって現地で過ごしてくるかが一番の”研修”となるのが悩みどころでした。
長距離バスを使い、バックパッカーズに泊まって旅 . . . 本文を読む
ガイドの引退によって終了してしまったカナダオフロードファンライド。私個人にとっても数多くの思い出を刻んできたツアーで、とても正直な気持ちとしては、何かの形でまたクランブルックを絡めた旅を企画したいと考え続けています。当時のガイド、デイブともたまに連絡を取り合って、”また一緒に何かやろう”と話しているので、お楽しみに。
さて、そのツアーがまだ健在だった頃の話。
クランブルックへはもちろん . . . 本文を読む
旅を楽しもうと思ったらやっぱり言葉の問題に行き当たります。”英語なんてできなくてもなんとかなる”と言っていた旅行者も多くの場合、経験を積むに従って英語ができないばかりにいかに自分が損をしていたかとか、旅の楽しみの随分大きな部分を失っていたという事に気がつき始めるものです。
ところが実際には英語圏以外の国も沢山あります。現地の人達が基本的に英語が苦手な日本のような国もたくさんあります。中南米の . . . 本文を読む
過去に旅の計画立案という記事を3部書いた事がありますが、旅の計画をたてるのは実際に旅することと同じように楽しめる作業であって、私の仕事の特典でもあります。
私は最近は”丸投げ”されてくるプランニングはほとんどお受けしていません。グループ旅行の幹事さんからの依頼などはもちろんお受けしますが、個人旅行のプランニングについては、まず、プランニングする事が結構楽しめることに気がついてもらうべきだと考 . . . 本文を読む
旅のプロという表現は私も時たま使いますが、使っている自分自身でも胡散臭い表現だと思わずにいられません。
いや、言葉自体が胡散臭いというよりも、私の場合”旅のプロ”を自称するとき、大抵は何か胡散臭い目的を持っているというべきかもしれません。
私の場合は旅に関わっていくばくかの利益を頂戴する立場なので、職業という意味でのプロフェッショナルではあるのですが、”旅のプロ”という言葉が使われるとき . . . 本文を読む