秋晴れの日のこと
滋賀県立大学の泉先生のところの、
セスタバジカの活動を見せてもらいました。
本当のところは、朝から稲刈りを手伝う予定だったのですが、別件のため間に合わず。(お昼のランチタイムからの参加で、大変恐縮でした・・・)
県立大学の農場に、初めて行きました。
様々な種の稲が育っており、長細いのやら、黒いのやら、茶色いのやら、とにかく多様な品種があるようです。
昔からあるが、最近植えられなくなった品種なども育てているとのこと。
刈り取られたばかりのお米の粒を食べてみると、一つひとつ味が違うのが分かります。
お米と言うとインドからやってきたというイメージがあったのですが、最近の説では、温帯地域のお米が西のインドや東南アジアへ広まったとのこと。
お米を見ると、自分達のルーツを見るようです。
話は戻って、セスタバジカでは、最近の不景気で困っている滋賀県在住の外国人家庭に支援物資を届ける活動をされています。
様々なところからの支援の物資を届けておられ、倉庫にはたくさんの食品を保存しておられました。
しかし、これではまだまだ足りないとも話しておられ、現在の不景気による困窮の状況が伝わってきました。
先日実施した
湖東体験ツアーの訪問先の一つでもある"多文化保育園ペケーノポレガル"さんでも、子ども達がほとんど来れなくなる状況にあったとお話しされていました。
問題はたくさんある。しかし、泉先生やペケーノポレガルの先生でも、子ども達でも、みんな明るいのです。笑顔で受け入れて、どうぞどうぞと迎えてくださる。
大変な状況でも、人に会えれば嬉しい、楽しい、何かつながっていく、そんな心持が大切かと思いました。