びわ湖
2013-08-21 | 自然
今年もびわ湖フィッシャーマンズキャンプが終わりました。
子どもたちと、漁師さんの漁船に乗って、漁を体験させてもらい、網の手入れなどお仕事の一部も教えてもらいました。
漁師さんのびわ湖観、魚を取るための感覚には驚かされます。
「漁師は、天気を勉強せなあかん。風、気温、雨、湿度、月の様子でも全部魚は違う。」
実際、半月より月が出ていると、魚は網が水中で見えているようで、取れないとのこと。
また、「毎日NHKのニュース見て、外れると怒ってるんや」なんて言葉も。
そして、毎回活動時には、漁師さんの手を見ています。
黒く焼けているのはもちろん、指が太く強い。
細い網を丁寧に扱いつつ、かつ1人で網を何百メートルも上げたりしておられる手に、漁師さんとしての歴史を感じます。
一方、私の手を見ると、力強さや繊細さもないなぁと。
漁師さんの焼けた顔のしわと同様に、人生のしわを刻んでいきたいと感じる2泊3日でした。
子どもたちのふりかえりの中に、漁師さんの仕事の大変さを強く、かつ熱く感じる言葉がありました。
びわ湖から、漁師さんから、これから子どもたちが生きていく上で大切なものを得てくれたかと嬉しく思います。