湖岸を自転車で走ると気持ちいい日が続いています。
びわ湖ホールの横の芝生の広場に、何やらつくってるなと思っていたら、カフェなどが4軒オープンしていました。
日曜日の午後、芝生で遊ぶ家族連れ、ジョギングする人、湖岸で釣りする人、散歩する人、本を読む人・・・いろんな人の琵琶湖の楽しみ方があります。
そして、カフェができて、オープンテラスでお茶するという楽しみが一つ増えたようです。
お誘いを受けて、「
びわ湖JICAボランティア応援団」の設立総会に出席しました。
JICAや青年海外協力隊とは、昨年度から急に縁が深まり、関わりが出てきています。
総会後には元ケニア・ペルー大使の青木盛久氏、滋賀県立大学学長の曽我直弘氏と、いつも大変お世話になっている滋賀県国際交流推進協議会の野口さんによる「これから期待される国際化とは」と題したパネルディスカッションがあり、興味深く聞くことができました。
青年海外協力隊隊員の帰国後の働き方などが話題の中心だったのですが、私にとっては、国際化をどのように捉えておられるかが、印象に残っています。
「グローバル化した社会でどのように生き残っていける若者を育てていくか」という話題が先行していたのですが、
「滋賀をはじめ多く居住しておられる外国籍の人たちの命、人権について」ということも挙がっていました。
前者は、不景気やグローバル化の波というタイムリーな話題で、社会を引っ張っていける人材としての若者を見ており、対照的に、後者は問題となっているにも関わらず、行政任せでほったらかしになりがちな人々(外国籍の人、若者)に光を当てるべきだということだと思いました。
これまで関わっている「出会い発見!青少年応援事業」では、まさに後者に光をあてようというものでした。
若者やこれからの社会づくりには、両者とも大切な要素ですが、一方だけに光があたり、もう一方が影になっていくようなことにならないようにしてきたいと思います。