こんにちは
川口市地球高温化防止活動推進センターの浅羽です
今日は、先日グリーンセンターで開催された、子どもネイチャー教室「すずしさ調査隊」の様子をお伝えします。
会場は、グリーンセンターの中にある「林間教室」。正門を入った左手奥の、少し小高い場所にあるこの建物です。
子どもネイチャー教室が始まる前の講師の皆さん。下見中です。
10時スタート。親子連れのお客さまがお見えになりました。
離れた場所の温度を測定できる赤外線放射温度計を使って、講師の方と一緒に「あついところ」「すずしいところ」を探しに行きました。
木陰の地面は「28.1℃」。
「直射日光があたっている地面は・・・なんと41℃!」
おなじように直射日光が当たっていても、芝生は「32.3℃」でした。
赤外線カメラでも、その様子を撮影してみました。
日なたの通路。
これを赤外線カメラで見ると、
道路は「真っ白」・・・40℃以上になっているのがわかります。逆に、緑のあるところは「青色」と30℃以下。道路と緑のある場所とでは、その差は10℃以上にもなります!
芝生にある木の周辺を撮影してみると、
赤外線カメラでは、
地面と土の部分は「真っ白」。
緑のあるところは「青色」です。緑は、葉っぱの蒸散作用により炎天下でも涼しさを作り出してくれているというのが一目瞭然ですね。
調査の結果をまとめた紙です!
どういうところが涼しいのか、暑いのか、これを機に意識していただけたらうれしいです。
講師の「はとがやに里山をつくる会」の皆さんです。お疲れさまでした!
なお、センターでは今回使用した「赤外線放射温度計」の貸出しを行っています。「夏休みの自由研究」に、「わが家の暑さ対策検討」や「グリーンカーテンの効果測定」、学校の授業やグループでの調査などにも貸し出しをしています。どうぞご活用ください。詳しくは「こちら」