エコライフ in かわぐち

~川口市地球温暖化防止活動推進センターのブログです~

今日4月22日は「アースデー」50周年

2020-04-22 22:55:50 | エコ情報

本日「アースデー」

”地球に感謝し、地球の未来について考える日”

「アースデー」は1970年公害問題が表面化しつつあったアメリカで「一学生の呼びかけで、2000万人もの国民が

主体的に環境保護のために行動」したのが淵源。

今年の「アースデー」は世界中に、新型コロナウィルスの感染拡大で、新たな局面を迎える中でのアースデーになった。

地球の未来を考え、今何をなすべきか主体的に考え行動することが肝要と思います。いま緊急事態宣言の最中、

「スティホーム」不要不急の外出を控えることがまず第一。

3蜜」を避け、「手洗い、うがいを入念に」「正しい情報を入手し、大切な人に伝える」。

そのうえで、ロンドン大学のクレア・バーチンガー博士は「人との接触は避ける意味の『孤立』は大切だが、誰一人として

『孤独』にしてはいけない」と主張しています。何よりも「励ましが」大事であると思います。

「今皆、閉塞感、危機感に委縮している時こそ、励ましのワクチンが何よりも大事、SDGsの“誰一人取り残さない”

持続可能な世界創出するためにも」。

いま言われている、早期終息のカギ「社会的距離(ソーシャル・ディスタンシング)」は一人一人の人間としての

「思いやり」社会人としての「責任感」、ともに苦難を乗り越えるための「団結」が今、最も大事な点であると実感する。

皮肉にも世界的に”外出自粛制限”が出て、地球のCO2が削減されたとの報道が。”中国のCO2排出量は前年同期比で

2億トン減少した。イタリアのベネチアの運河がきれいになった” アメリカ合衆国北東部の大気汚染(二酸化窒素濃度)

が大幅に減少したNASAが報告しているように、地球環境には明るいニュースも!

東京で、銀座の歩行者天国が生まれたのは、1970年。高度成長期、自動車による大気汚染が社会問題となっている

ときの環境問題の配慮の一つとしてスタート。その後、銀座に青い空が戻ったと報道されたことを思い出します。

20周年の1990年には、世界中の人々に呼びかけが行われ、日本では、3万人が参加「夢の島フェスティバル」ごみ拾い

活動を行った。そのほかにも、200ヵ所、1000以上のグループがイベントを開催。記念植樹、コンサートや、シンポジウム、

フリーマーッケトなどが行われ、毎年,環境問題、資源保護、リサイクルについて語るなど、継続的に行われるように

なっています。今年はコロナの問題で、中止や、延期など・・。

自然破壊は新たな感染症を招く恐れ!

産業革命以後、さらに、人類の欲望はとどまることはありません。それが地球破壊につながることをも恐れずに・・。

ローマクラブの創立者のペッチェイ博士は72年「物質主義に心酔したままでは人類は破滅する」人口爆発、環境問題などに

警鐘を鳴らした。

生命存在の”奇跡の星”は言うまでもなく、人類の独占所有物ではありません。あらゆる生命が、共存共栄する

”生命尊厳の星”である。

出典:IMPACT OF CLIMATE CHANGE ON SPECIES(WWF 2015)

地球を形成する・存在する生命が地球存続の主体として日々かかわっていることを忘れてはならないと思う。”宇宙船地球号”の一員が、

地球環境を守る連帯行動を起こす日がこの「アースデー」と認識したいと思う。

まさに、適切な言葉がないが、自分と、地球とそこに住むたくさんの生命との創造性豊かな対話・共存の日として輝かせていきたいものです。

「生物の多様性・生態系のサービス」なくして、宇宙船地球号は前進しません。

人類の”エゴ”によって、起こる地球温暖化・気候変動のリスクは多くあります。その一つに環境破壊・マラリアなど、

微生物による感染症の拡大があると思われます。

地球環境保全のために私たちが主体者としての身近な行動が大事です。

地球の未来への責任を担う私たちの行動。ある哲学者は「責任は、受け身の義務感ではない。自分が今、何をなすべきか、

自分で決める。自覚の問題である。信念と境涯の次元の問題である」まさに、「誰か」ではなく「今の」「自分の」「正しい行動」

が地球という私たちの運命共同体の未来をも、決めていくとの自覚が大事だと思う。

”千里の道も一歩から” 以下の行動から起こしていきたいと思います。

・無駄な電気やガスの使用をなくし省エネを心がける

・ガソリンをを使わない

・環境に配慮した商品を使う

・ごみを減らす

・食べ物を無駄にしない

・エコバックを使う

毎日が「アースデー」そのリーダシップをとるのは、私たち一人ひとりです。”今日も自分にできることをしよう”を合言葉に!

ある人は言う「行動を起こした日、それがあなたのアースデー」(輝さん)

参考までに

https://price-energy.com/column/1477

 

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エコで家庭学習 ~お料理を作ってみよう~【小5&6・家庭科】【小3・算数】【小6・理科】

2020-04-22 14:24:29 | エコで家庭学習

こんにちは。

今日は、川口市内で小学校の先生をしていた和澄先生からの投稿です。何回かに分けてお伝えします。

   和澄先生からのメッセージ    

毎日家の中で自習ばかりの生活は、もう飽きてきたのではないですか。

そこで、今しかできない事、今だからこそ出来る事をやってみませんか。そして、これは将来一人で生きる力にもなります。

それは “家事” です。

人が生きるには二つの力が必要です。

一つは経済力。働いてお金を手に入れる事です。これは大人にならないとできません。

二つ目は、身辺自立力です。自分の身の回りのことが出来る力のことです。たくさんありますが、その中に家事も含まれます。

 

家事は「衣」・「食」・「住」に分かれています。

普段は家族がやっていますね。例えば、洗濯や食事の用意、そうじなどです。自分がやっている事もあるかもしれません。でも、家にいる時間が長い今、これまでやったことのない家事にチャレンジしたり、これまでやっていた事をもうワンランク、アップさせてみませんか。

 

それでは、まずは「食」について・・・

「食」・・食べる事に関わる家事

①食べた後の食器を洗う

 自分の分はいつもやっているかもしれません。今は家族の分も洗いましょう。台所用洗剤は使いすぎないように気をつけましょう。

②簡単な調理

 自分や家族の好きなものを作ってみましょう。家族と一緒に作って、作り方を覚えます。そして、その数日後一人で作ってみましょう。材料をそろえ、あらって切ったりしてから火にかけます。味付けや食器にもりつけするのも大事です。

 自分でやってみると、けっこう大変だと感じますが、家族が食べてくれたときのうれしさは大きいです。

(「衣」と「住」はまた書きます)

   ここまで   

 

自分で調理をした食べ物は、「食品ロス」として捨てられることが少ないという調査結果があります。調理のお手伝いは、食品ロス削減にもつながりエコですね。

 

わが家でもチャレンジしたいと思いましたが、息子は興味を持たないとなかなかその気になってくれません

う~ん。何かいい方法は・・・

新型コロナウィルスによる外出自粛で、家でピザを食べる家が増えているようで、わが家もスーパーから冷蔵されたものを買ってきて以前よりよく食べるようになりました。

そこで 

「家でピザを作ってみよう!」(5&6年生「家庭科」)

 

ピザの作り方を色々調べていたら、ベターホームの「手づくりパンレシピ」にたどりつきました。これなら親子で作れそうです。(ちなみに・・・ベターホームのサイトでは、休校時の子どもたちのために「お留守番ごはんレシピ」も紹介されています )

 

さてさて、家にある材料を用意して、ボールでまぜまぜ・・・こねこね・・・

発酵して大きく膨らんだときには「わぁ!」と歓声があがりました。

(この日はしませんでしたが、気体が発生して・・・とお話すると「6年生理科」につながりますね)。

生地をのばし、トマトやチーズをのせてオーブンで焼くと・・・

美味しそうなピザの出来上がり~!

普段はあまり食に関心のない息子ですが(学校の給食では、いつも「今日も〇分で食べた~!」など短時間で食べたことを自慢しているくらいで もっと味わって食べて欲しい・・・)、

自分で作ったピザは格別のようでした

和澄先生が書いてくれたように、自分でお料理して食べると美味しいですし、家族も喜んでくれて嬉しいですね。

そして食べる時には、( ↓ちなみに・・・これは買ってきたピザです)

6等分して、

「6つに切ったうちの1つは?」

「・・・6分の1?」

「これ3つ食べたら?」

「6分の3」

「半分になるね。これは2分の1とおんなじだね」(3年生算数「わり算」)

・・・とにかく、算数の教科書を開いただけで「勉強だぁ~」という息子

ピザで算数の家庭学習にしました。きっと、後で算数の教科書を読んだときに、理解しやてもらいやすいかなと期待して・・・。

そうそう。

先日は、理科でお菓子づくりもしてみました。このお話はまた別の日に・・・(浅羽)

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エコで家庭学習 ~地球温暖化を防ごう~ 【理科・社会・技術科・家庭科等】

2020-04-21 08:15:36 | エコで家庭学習

川口市地球温暖化防止活動推進センターでは、朝日環境センター・リサイクルプラザに見学に来る小学校3・4年生の子どもたちに、見学コースの中で「地球温暖化」についてのお話をしています。

先日、スタッフがこのプレゼンテーションの動画を作り、YouTubeにアップしてくれました。

(下の画面をクリックするとYouTubeにつながります)

地球温暖化については、川口市内の子どもたちは毎年6月の第二日曜日に「エコライフDAY」(地球温暖化を防ぐための取り組み)に参加しているので、知っている人も多いと思います。

 

地球温暖化は、小学校6年生になると「理科」「生物と地球環境」で学びます。理科だけでなく、「社会」「技術・家庭科」など様々な教科にも関わってきます。それだけでなく、色々な教科で環境問題は扱われています!

 

もっと勉強してみたいなぁという人に、おすすめのサイトです。

「世界ではどのくらい異常気象が発生しているの?」

  →「気象庁/世界の異常気象

  ※日本の異常気象、海の水温は変化しているの?等々も調べることができます。

「川口市の平均気温は上がっているの?」

  →「川口市/川口市統計書」第1章8表 気象

「地球温暖化についてもっと知りたい」

  →「国立環境研究所/ココが知りたい地球温暖化

「地球温暖化を防ぐためにはどうしたら良いの?」

  →「COOL CHOICE ~地球温暖化防止のために今できる賢い選択

「地球温暖化に関するデータを探したい」

  →「全国地球温暖化防止活動推進センター/すぐ使える図表集

 

 

そして…

NASAが撮影した、地球のとても素敵な画像をご紹介しましょう。

(Copyright © NASA/iss042e311037/www.flickr.com)

地球はこんなにきれいな青い星

NASAのホームページには、地球のとてもきれいな画像がたくさん紹介されています。

このきれいな地球に私たちは住んでいるんですね (浅羽)

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春なのに台風のような雨と風が・・・

2020-04-21 08:04:12 | エコ情報

先週、先々週の週末、各地で大雨や強い風が吹きました。

新型コロナウィルス感染拡大防止のため外出自粛が呼びかけられる中、せめて近所へお散歩にと思っても外は雨、雨、雨・・・

窓の外は真っ暗で、気分まで沈んでしまいそうでした。

4月の初めといえば、普段なら桜が咲きとても気持ち良い季節・・・なのに、まるで夏の台風のよう

 

気象庁のホームページを見ると、今年の3月は例年に比べて「高温」で、日本の月平均気温は、3月としては1898年以降で最も高かったそうです。

新型コロナウィルス同様に、地球温暖化による影響も大変心配です(今年は冬、雪が殆ど降らなかったので夏の水不足も気になります・・・) (浅羽)

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種まきに適した時期

2020-04-20 16:24:22 | エコで家庭学習

みなさんこんにちは

先日、輝さんが「穀雨」についての記事をUPしてくださいました。

まさにこの穀雨の季節に私の実家で美味しいお米の第一歩稲の種まき

しました。

【種まき前の種籾】

種籾は種まき前に32度くらいのお湯に24時間つけて少し発芽させます。

 

【全自動播種機】と息子

全自動播種機に育苗箱を入れると、土、種籾、水、土が自動で撒かれます。

 

【育苗箱をビニールハウスへ】

 

出来た苗箱はこのように並べて発芽させます。

私の実家ではこの箱を1000箱以上作ります

およそ1ヶ月、父と母がビニールハウスの温度調整、水やりなどをして

草丈が伸びすぎないように管理します。

 

5月の1週目頃にはこの大きな田んぼに水が張られ、田植えシーズンがやってきます。

毎年、種まきの時期は親戚が集まって稲づくりを手伝い、夜は美味しいご飯を囲んで

楽しく食事をするのですが、今年は少し違いました

少し寂しいですが、密集・密接を避けて、作業が終われば解散

 

1か月後の未来の為、自分が広めるかもしれないという当事者意識を

持ち続けて行動することが大切ですね。

なんでもない普通の毎日が、早く戻ってくることを祈ります

(工藤)

 

 

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