本日「アースデー」
”地球に感謝し、地球の未来について考える日”
「アースデー」は1970年公害問題が表面化しつつあったアメリカで「一学生の呼びかけで、2000万人もの国民が
主体的に環境保護のために行動」したのが淵源。
今年の「アースデー」は世界中に、新型コロナウィルスの感染拡大で、新たな局面を迎える中でのアースデーになった。
地球の未来を考え、今何をなすべきか主体的に考え行動することが肝要と思います。いま緊急事態宣言の最中、
「スティホーム」不要不急の外出を控えることがまず第一。
「3蜜」を避け、「手洗い、うがいを入念に」「正しい情報を入手し、大切な人に伝える」。
そのうえで、ロンドン大学のクレア・バーチンガー博士は「人との接触は避ける意味の『孤立』は大切だが、誰一人として
『孤独』にしてはいけない」と主張しています。何よりも「励ましが」大事であると思います。
「今皆、閉塞感、危機感に委縮している時こそ、励ましのワクチンが何よりも大事、SDGsの“誰一人取り残さない”
持続可能な世界創出するためにも」。
いま言われている、早期終息のカギ「社会的距離(ソーシャル・ディスタンシング)」は一人一人の人間としての
「思いやり」社会人としての「責任感」、ともに苦難を乗り越えるための「団結」が今、最も大事な点であると実感する。
皮肉にも世界的に”外出自粛制限”が出て、地球のCO2が削減されたとの報道が。”中国のCO2排出量は前年同期比で
2億トン減少した。イタリアのベネチアの運河がきれいになった” アメリカ合衆国北東部の大気汚染(二酸化窒素濃度)
が大幅に減少したNASAが報告しているように、地球環境には明るいニュースも!
東京で、銀座の歩行者天国が生まれたのは、1970年。高度成長期、自動車による大気汚染が社会問題となっている
ときの環境問題の配慮の一つとしてスタート。その後、銀座に青い空が戻ったと報道されたことを思い出します。
20周年の1990年には、世界中の人々に呼びかけが行われ、日本では、3万人が参加「夢の島フェスティバル」ごみ拾い
活動を行った。そのほかにも、200ヵ所、1000以上のグループがイベントを開催。記念植樹、コンサートや、シンポジウム、
フリーマーッケトなどが行われ、毎年,環境問題、資源保護、リサイクルについて語るなど、継続的に行われるように
なっています。今年はコロナの問題で、中止や、延期など・・。
自然破壊は新たな感染症を招く恐れ!
産業革命以後、さらに、人類の欲望はとどまることはありません。それが地球破壊につながることをも恐れずに・・。
ローマクラブの創立者のペッチェイ博士は72年「物質主義に心酔したままでは人類は破滅する」人口爆発、環境問題などに
警鐘を鳴らした。
生命存在の”奇跡の星”は言うまでもなく、人類の独占所有物ではありません。あらゆる生命が、共存共栄する
”生命尊厳の星”である。
出典:IMPACT OF CLIMATE CHANGE ON SPECIES(WWF 2015)
地球を形成する・存在する生命が地球存続の主体として日々かかわっていることを忘れてはならないと思う。”宇宙船地球号”の一員が、
地球環境を守る連帯行動を起こす日がこの「アースデー」と認識したいと思う。
まさに、適切な言葉がないが、自分と、地球とそこに住むたくさんの生命との創造性豊かな対話・共存の日として輝かせていきたいものです。
「生物の多様性・生態系のサービス」なくして、宇宙船地球号は前進しません。
人類の”エゴ”によって、起こる地球温暖化・気候変動のリスクは多くあります。その一つに環境破壊・マラリアなど、
微生物による感染症の拡大があると思われます。
地球環境保全のために私たちが主体者としての身近な行動が大事です。
地球の未来への責任を担う私たちの行動。ある哲学者は「責任は、受け身の義務感ではない。自分が今、何をなすべきか、
自分で決める。自覚の問題である。信念と境涯の次元の問題である」まさに、「誰か」ではなく「今の」「自分の」「正しい行動」
が地球という私たちの運命共同体の未来をも、決めていくとの自覚が大事だと思う。
”千里の道も一歩から” 以下の行動から起こしていきたいと思います。
・無駄な電気やガスの使用をなくし省エネを心がける
・ガソリンをを使わない
・環境に配慮した商品を使う
・ごみを減らす
・食べ物を無駄にしない
・エコバックを使う
毎日が「アースデー」そのリーダシップをとるのは、私たち一人ひとりです。”今日も自分にできることをしよう”を合言葉に!
ある人は言う「行動を起こした日、それがあなたのアースデー」(輝さん)
参考までに
https://price-energy.com/column/1477