怪談ツアー２日目は、ツアー参加の皆さんと一緒に讃岐うどんのあばれ喰いの筈が……。
懇親会も終わり、ひとっ風呂浴びて部屋で寛いでいた午前０時過ぎ、夫の携帯から電話があり、出ると救急隊の方からで、またもや夫が救急搬送されたとの知らせでした。
すぐに来れますか？
と言われて思わず口ごもる。
夜遅くに恐縮しながら添乗員の方へ連絡し、14時出発のフェリーを1本前の6時出発に変更して頂き、フェリー乗り場へ向かうタクシーの手配。
そのまままんじりともせず、4時前にタクシーでホテルを出発しました。
こんな早うにどうしたん？
と言う運転手さんに理由を話すと、ならフェリーより列車の方が断然早いゼヨ！
というアドバイスを頂き、4時35分発のマリンライナー2号に飛び乗り、岡山から新幹線で帰路につきました。
朝(夜)早くから来てもらい、車のスピードをあげて一生懸命飛ばしてくれる運転手さんに申し訳なく、こりゃもうお釣はいただけないなと思っていたタクシー代も、反対に大負けに負けて下さり、これがお接待よ！ 早よ行き！ と自ら車から降りて切符売り場まで案内して下さったどこまでも男前な運転手さん。
道中明るく、本当に美味しいうどんのお店の見つけ方や、お遍路さんに行く時の裏ワザまで教えて下さり、ありがとうございました。
香川県の殿方は皆ナイスガイである、ということがよくわかりました。
夜中にとんだご迷惑をおかけしてしまったホテルの方々、加藤汽船トラベルサービスの皆さま、本当に申し訳ございませんでした。
中山先生、はるみさん、スタッフの皆さま、同行のツアーの皆さま、最後までちゃんと参加することが出来なくなってしまい、申し訳ございませんでした。
そして今回お世話になりました全ての皆さま、ありがとうございました。
たった2日間とは思えない程、濃密な旅でありました。
今回戴いたご縁や感じた事を作品に反映できるように、頑張ります！