立秋も過ぎ、やっと涼しくなったと思ったのも束の間、また暑い日が続いている。
この夏、よく食べた西瓜が出回るのも、もう後わずか。
実家の母の好物でもあり、店頭で見つけると今も買ってしまうけれど、9月に入ってから、その味がなんとはなく薄く感じるのは何故だろう。
糖度が低いのか、それとも8月とは暑さが違うからなのか。
狂い始めているとはいえ、日本の四季というものは大したものだなぁと、改めて感じる。
旬のものが美味しく、身体にも良いというのも、四季あればこそ。
たとえ大好物で、真冬の出荷が可能になったとしても、きっとクリスマスに西瓜を食べたくはならないだろう。
それでも西瓜はともかく、あらゆる野菜や果実が、年中出回るようになっている。
トマトも胡瓜もみかんも1年中スーパーで売っている。
これから旬を迎える芋や栗も、ほぼ年中あるけれど、 それでもできる限り旬のものを食べたい、と思うのでありました。