タクシー運転手さんの会話

2010年08月23日 13時14分32秒 | Weblog

いしかわさつきさんの「月夜の海」に向かう途中
タクシーの運転手さんが、こう、私に話しかけてきた。
沖縄の男性で、かなりご年配の方だった。

「え?37歳、見えないよ
 25,6(歳)だと思った・・・」

「わたしからみたら、あなたは美人だから、
 早く彼氏つくって、子供 産みなさいね・・・」

「わたしが言うんだから大丈夫・・・
 離婚しても大丈夫・・・
 子供、産んで、もし、生活が破綻しても
 「生活保護」があるから、みんなのお金で育てればいいよね・・・」

 (注・陰の声・・・
  生活保護をもらうような生活をしてでもいいから
  子供をつくれ、というのは、ちと無謀ではないか・・・)

「ダイエットしなくてもいい、
 やせている女のどこがいいのか?
 太っているんじゃなくて、グラマーで上等。」

以下、この4つのパターンを繰り返し
私に言ってきかせていた。

こう言うと語弊があるかもしれないが、
沖縄という土地では、子供をつくること以外にやることがないのかもしれない。

これを喜ぶべきか、また、嘆くべきなのだろうか。

これを一概に「セクハラ」だと怒るわけにも、いかない。
激励の意味合いをこめて、私にそう、語ったのだから。

少子化が景気悪化の要因のように言われているが、
私はそうは考えていない。

少子化はそんなに悪いことばかり、なのだろうか。

何を今さら・・・である。もう時はすでに遅しなのだと思う。

子供を一人育てるのにニセンマンエンもかかるのに、
私はそれを稼ぐ術がないのである。

体力はないわ、統合失調症であるし、そんな、私には無理である。
育児放棄しかねない。

もうちょっと、若い時に子育てに恵まれればよかったものを。

確かに「命どぅ宝(ぬちどぅたから)」ではあるのだが・・・。