【饅頭茶漬け】
私の父親は変った舌を持っていたようで、
誰がきいても驚くようなものをおかずにして御飯をたべた。
どこかで葬式があると昔はものすごく大きな饅頭が来た。
葬式饅頭といっていたもので、ふつうのお饅頭の五倍はある平たい饅頭で、
表面は、釣り忍に使うあの、忍草を白く抜いて焦がしてある。
(中略)
その饅頭を父は象牙色で爪の白い、綺麗な掌で二つに割り、
それを又四つ位に割って御飯の上にのせ、煎茶をかけて美味しそうにたべた。
(『森茉莉・エッセーⅢ マリアの気紛れ書き』 森茉莉 新潮社版 25頁「鷗外の味覚」より無断転載)
上記の文章を書いた森茉莉という人は、国語の授業で誰もが一度は出くわしたことのある森鷗外の娘である。
というわけで、饅頭茶漬けしてたのは、森鷗外なわけである。
私が初めてこの文を読んだのは、無断転載元の全集が出る前、『記憶の絵』という単行本でだった。
以来、一度は試してみたいと思いながら、勇気が足りなくて果たせずにいた。
8月5日(金)放送の「あほやねん、すきやねん」の「HAPPY男飯」コーナー。
この日のお題は「ひんやり茶漬け」。
そしてこのコーナーで濱ちゃんが作ったのがなんと「饅頭茶漬け」。
あほすきスタッフに森茉莉ファンがいたのかなあ。
そして、私とおんなじように、試してみたいと長年思いながら果たせずにいたところ、男飯のお題が「茶漬け」となり、
千載一遇の機会っ!
自分ひとりで試すのは怖かったけど、実験台ゲットーっ!
と思ったのかなあ。
ちなみに濱ちゃんが作った「饅頭茶漬け」、
饅頭は葬式饅頭でなく黒糖饅頭、
お茶も熱い煎茶ではなく冷たい緑茶でした。
【懐かしのメロディ】
楽しみにしていたんです。
「嵐にしやがれ」とおんなじくらい、すっごいげっつい楽しみだったんです。
濱ちゃんが出てないーーーっっっ!!!
なんでーっっっ!!!
なんでよ、NHK---っっっ!!!
そんでヒーローメドレーは「ウルトラマン」に「月光仮面」に「あんぱんまん」かよ。
ちぇ、つまんねーーー。
【嵐にしやがれ】
すでに二回見ました。
イントロクイズのとこは三回見ました。
「ひみつの嵐ちゃん」は蹂躙済み、
「嵐にしやがれ」も昨夜蹂躙、
残るは「VS嵐」だわー。
24時間TVのほとぼりがさめた頃、
ぜひ七人全員、一度呼んでやってください。>「VS嵐」御中
ここ。
録りそこねた某月某日某分ですが、youtubeにありました。すげーいい音です。
CravingExplorerの最新バージョンなら、youtube内を検索して見つかったアドレスそのまんまで、MP3でお持ち帰りできます。
形式をwmaに変換したりレート変換するには、Rip!AudioCDがお薦め。
うちの分は、超録くんでMP3レート128kbpsステレオ録音したものを、これでwmaレート12kbpsモノラルに変換したものです。