4月17日
お得意さんのブログに我社が作った発泡型の
特注風呂が載っていたので
画像を拝借しました
大型NCで削った発泡型です
え!これって風呂ですか?
どうやって入るの?
風呂は凹なんですが、型は凸なんです
凸にFRPを貼り付けて剥がしてひっくり返すと風呂に成ります
オーナーの希望からR&M札幌さんがCADで設計します
そのCADデーターはすぐにNCで削っても大丈夫に作ってくれます
我社はそれをどういう順番で加工するか、刃物は何を使うか
削るスピードはどうするか、CAMと言いますが
そのデーターを作って機械に指令を出します
機械はデーター通りに、文句も言わず?
昼夜を問わず削ります
この場合は、積層方式で行きましたので
削りっぱなしという訳でなく、
夜中に終わった工程を、朝に成ったら又発泡を積層して
又削ってという感じでやりました
正味4日、実質3日でした
手作りでしたら、木製で6日くらいかな?
大して変わらないじゃないとお思うかもしれませんが
大きな違いが有ります
機械が活躍してる間、他の仕事をやるから
2日で作ってるような物です
特注風呂でありながら2日で型が出来ると思ってください
しかし、この製法は欠点もあります
発泡スチロールの表面処理に時間が掛かるという事です
でも、トータルはコストダウンと納期対応の早さが大きいです
これが最終製品です
私は何時も思うんですけど
もっとデザイン性が奇抜な?
奇抜でなくても良いけど、
格好が良い風呂を頼んでくれないかなと思います
何故かと言うと
この程度の形だと、手作りでも充分対応できるからです
でも、この風呂が楕円形だと手作りだと相当大変です
でも、発泡とNCの組み合わせだと同じ4日位で作れます
同じお金を使うなら、その方がお徳でないかと感じます
それが意外と、建築士関係の設計から
オーソドックスな風呂を注文してきます
そして、こちらから提案しても「そのままで良いです」
と言う回答が来るようです
折角、我社と繋がるなら他所で出来ない風呂を注文して欲しい
それが、我社を利用する一番の価値が有ると思います
建築設計士の皆さん、どうですか?