高校生下宿: える天まるのブログ<高校生下宿> (ブログ文庫) | |
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お盆も過ぎ、お盆休暇は家族が一日しか休みがなく、前日に父のお墓参り、翌日は現在執筆中の小説の現地視察に妻に同行してもらい、猪苗代まで行ってきました。自動車で往復12時間以上かかりましたが、車中では妻と高校時代のことなど話しをしながら旅をして参りました。
僕の高校時代。妻は同じ高校の同級生には総スカンされていたイメージもあると思っていたということで、確かに爆笑問題の太田さんみたいに3年間とまではいきませんが、2年近くは誰とも口はききませんでした。それには理由があって、北海道の修学旅行の帰りに悪口言った言わないで殴ぐられて。私に対しては腫れものを触る感じで誰も声をかけてくる生徒はいなくなりました。当時の教室内の圧力は凄まじかったです。その延長で高3の時もほとんど口は開かなかったですが、それでも心のよりどころになる同級生もいました。会話はしませんでしたが側によって話しを聞いたりもしてました。
一方的に殴られた想い出だけではなく、甘えて筆記用具や教科書を何度も借りてるうちに胸ぐらを掴まれたこともあり、自分に非があって友人から殴ぐられそうになったこともあります。
それでもまったく友人関係が悪かったわけではないと妻には話しました。学校の帰宅方向が一緒のクラスメイトについて歩いて帰ったことが何度かあり、私は恨みを持たれてましたので、いつ何時独りでいると襲われるかもしれないという理由なのですが…
気の合いそうなクラスメイトと一緒に帰ったりしてるうちに、会話はほとんどできません(また殴られた相手の悪口を言いそうで)でしたが高3の正月に年賀状を貰ったのを覚えています。貰ったのはその1通でしたけど、1年の時は部活もやっていたので部活仲間から何通も届きましたが、高3の時は1通でした。住所も教えてないのにですよ。
妻には話しましたが「こんな自分でも見てくれる人は見てるんだなーと…」ただ、年賀状の返信を書かなかった自分は失礼なことをし、恥じていると話しました。高校を卒業しても街中で声をかけてきた他の同級生もいました。と、妻には過度な誤解は受けないような話しをしながら今年のお盆は過ごしました。
自分より年上で先輩ですが、爆笑問題の太田さんの気持ちも少しはわかります。
現在は地元の銀行で会った中学の同級生にスマホをだし、スマホに向かって会社の部下を恫喝し、それから私との会話が始まることもあります。
現在は内と外の二面性に悩んでいます。