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俺はお金が欲しかった。
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ほぼ、彼女にフラれた状態だったが、お金があれば彼女と一緒に暮らせると思い、ギャンブル場でお金を手に入れようとしていた。
DQX撮影 ビンゴ サーバー22配信中表示 KAWAGANI DQX 紙芝居magNET 演目アイテム
この動画は株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有する著作物を利用しております。また、動画に使用されている楽曲はスギヤマ工房有限会社が権利を所有する著作物です。当該動画の転載・配布は禁止いたします。 (C)2012-2016 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved. (C)SUGIYAMA KOBO (P)SUGIYAMA KOBO
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ビンゴでちょっとだけお金が入った。ちょっとだけだ。彼女の関係も今思えばちょっとだけだった。せめて彼女が結婚する前に「ちょっと待った!!」と言いたかった‥‥‥。
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帰り道。俺は公園の脇の道路から車を停車させ、公衆トイレに寄ろうとした時だった。
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公衆トイレの前でバットを持った高校生らしき丸坊主の少年が見えた。
「素振りでもしてたのか‥‥‥。偉いなーー。高校球児は‥‥‥」
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「こら!何見てんだよ!!」
俺に気づいた高校球児が突然、「何見てるんだ!!」と罵声をあびせだした。
「何見てるんだよ!!」って俺は今からそこの公衆トイレで‥‥‥。
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「なんかくる!。バット持ってくる!。バット持って来たーー!!」
DQX撮影 サイクロプス サーバー22配信中表示 KAWAGANI DQX 紙芝居magNET 演目アイテム
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俺は咄嗟にバットを頭上にあげた隙間から見えた高校球児のあごに1,2発パンチを食らわせ怯んでるうちに急いで逃げた。なんでバットで襲って来たのかはわからない。あれから俺は警察に捕まると思って、記憶の隅から消していたが、あの頃、公衆トイレの破壊が近所の問題になっていた頃だった。
「だった?」そうだった。思い出した。あれは素振りではない。トイレの破壊に来ていたんだった‥‥‥。
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DQX撮影 Sジェネラル KAWAGANI DQX 紙芝居magNET 演目アイテム
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ボクは戦士。たたかうしと書いて『戦士』だ。つい最近、戦場で強敵を倒したばかり。世間はボクに『I LOVE YOU』の視線を送っているのを感じて生きている‥‥‥。
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「ねえ、ちょっと‥‥‥」
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「ボクに何か用かね」
「あなた戦士でしょ」
「よくおわかりで」
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「あなた戦士バンクに登録してみない?」
「戦士バンク?」
「ようは精子バンク。あなたの功績を未来に伝えるの。高学歴とかも需要があるんだけど、あなたみたいな有能な戦士にも需要があるわ。あなたの未来を精子バンクに預けて、売れればお金が入る。あなたには需要があるわ。どう?預けてみない?」
「いいですよーー。ボクの未来のためならーー」
「じゃ、ちょっとこっち来て‥‥‥」
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「ここですかーー」
「ここに預けるの。今から手続きをするから、手数料はわたしが頂戴するね。いい?」
「はい」
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「中に入って‥‥‥」
「は、はい」
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「ありがとうございまーす」
「ちょろいもんですなーー」
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「即効売れて、二回目の冷凍保存までしたわね。売れたら連絡がいくから」
「ちょろいもんですよ」
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その頃、俺はまだビンゴに通っていた。いつものようにちょっとだけお金を手にして帰る途中だった。
「もうちょっと効率よくお金が貯まんねーかなーー」
増えては減って、増えては減っての毎日にそろそろ飽きがきていた。
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その日の帰り道だった。何やらザワザワするものを感じた。
DQX撮影 サイクロプス2 鯖22配信中表示 KAWAGANI DQX 紙芝居magNET 演目アイテム
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「おい!何やってんだよ!!」
その時、物陰で女性がひとり、あの丸坊主頭の高校球児にバット片手に絡まれていた!。
俺は再び咄嗟にあの高校球児を退治した。その後、俺はわき目もふらずに一目散に逃げたのだった。
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「ありがと。あ!‥‥‥」
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「いっちゃった‥‥‥」
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それから数週間後、あのときの女性とすれ違った。
「あ、ちょっと!」
「ん?」
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