「ベ―コ?ゴールド必要なら、同居しましょ?」
「家賃半分で済むし、敷金半分入れて一緒に住も」
「でも親が」
「親に仕送りしてるし」
「利益目的で同居してゴールドを入れるの」
「そんな簡単には・・・」
「今までだって」
「継続は力なり」
「ピンチからチャンス」
「苦い生活より甘い生活」
「それしかない」
「親が反対する」
「親の反対聞いててどうするの」
「わたしに賛成したほうが身のためよ」
「ここかー」
「送金ありがとよ」
「!!」
「あ、あなたは?」
「あーあいつの恋人」
「聞いてない?」
・・・・
「出所だ、二度とこんなことするんじゃないぞ」
赤犬 FUJI ROCK FESTIVAL'07(ええじゃないか)
「ベーコ!心配かけるな」
「あたし、100万ゴールド貯めるまで帰ってこないから」
「トロピカルフルーツちょうだい?」
「トロピカルおねがい」
・・・
「できた?」
「はい」
「トロピカルフルーツでーす」
「あなた新鮮フルーツ搾るのお上手ね」
「ありがとうございます」
「新しい生活したくない?
あたしと一緒にペット墓地を運営しない? 今ペット飼うの流行ってるじゃない
どんなにうるさいペットだって人間だって 最後はみんなお墓に入るんだから
便利なお墓で会員集めてさ」
「流行らなくなったら、どうするの?」
「流行ってるところに移動して運営すればいいのよ
今ペット墓地ニュータウンの会員集めててさ
大規模な集合ペット墓地だから。これからは各地で集合ペット墓地があちこちにできるわ
あなたも流行に乗って頑張ろう」
「あたし、ゴムボートにも乗れないので」
・・・
「お世話になります」
「ここの郷土工芸品の展示場で、働いてもらいますか」
「滅多に売れないだっちよ」
「よろしければどうぞ」
「お手にとって見てください」
「維持費だけでも費用がかかるんだから、たくッ」
「ここに置いてあるのは、伝統工芸を継承していくが目的だっち」
「観光資源にならないのはすべて破棄して、新しい文化を創り価値を上げ財源を上げるのよ」
「人気が無いものに価値はないし、財源も無いわ」
「何言ってるだっち?」
「あなたは暗いの!」
「お客さんが見てる前で、すぐ発言を撤回しなさい」
「イメージが下がりますぞ」
「はーい、撤回しまーす」
「では、若い新しい人が入ったのでキャンペーンをやりましょ」
「キャンペーンガールをしてもらばいいじゃん」
「また強引に決めちゃだめだっち」
「もう、みなさんに集まってもらうことを約束してるから、今更 断れないよ」
「で、でもあたし大勢の前には出れません」
「活性化のために頑張ればいいじゃない?
あたくしもあなたを応援しますわ
盛り上げて費用集めてよ」
「で、でもあたし頑張れって言われても」
「だめだっちよ」
「前にも工芸品グランプリで、地元開催の時、盛り上げ過ぎて、この辺りに生息してたスライムつむりが 驚いて逃げただっち」
「スライムつむりも工芸品も、大切にしてほしいだっち」
「スライムつむりは、3Gぐらいでしょ」
「たいした財源じゃないし、きりさきピエロに比べたら、月とスッポン」
「みんなできりさきピエロを選ぶのよ」
「選ぶってなんだっち?」
「この方のことよ」
「え! あ! あの! あたし、きりさきピエロじゃないし」
「スライムつむりよりマシでしょ」
「困ってるだっちよ!」
「あたし刑務所に入ってたので、大勢の前には出たくないのです」
「もう、もう出たくない・・・」
「じゃー逆手にとって訳ありフェアーでもしましょうよ」
「開いた口が塞がらないだっち」
「あたしもう、子供じゃないから。他力本願じゃなく、ひとりひとりで考えてください」
「スイーツです」
「ありがと」
「あなた、わたしの好みよ」
「ありがとうございます」
「あたし、あなたが好き」
「ここでやっと、100万ゴールドが満たされる」
「ワンハンドレッドスイーツ」
「ねえねえ、ゴールド貸してちょうだい?」
「どうして?何かも?あたしにとって1番のタイプなのに」
「借りてたの」
「あなたが100万ゴールド貯まったら、ここから出て行っちゃうから、好きだし」
「そう」
(でも)
「後付けの言い訳ね」
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