前回
ヨミガエルガール 愛はかげろう
チリーオブザファイヤー
「バダダさん、もう少しで椅子がありますよ」
「すまぬのう」
「センリンかのう 歌ってるのは」
「いい指輪があったか?」
「見てただけよ」
「ねえ、これなんていう乗り物?」
「メタ天馬」
「メタ天馬、えー…」
「あんた名前は?」
「ローリア」
「へー」
「平凡でしょ、おじさんは?」
「えー」
「なまえ」
「メタ天馬」
「店長、今日はサボる」
「サボられても困るよ」
「どうせ暇だろ…」
「ねえ、どうしてあたしのこと拾ったの?」
「下心あるんじゃない?」
「あるって言ったらどうする?」
「お金くれれば、寝てあげてもいいよ」
「まだ未成年だろ」
「うん、宿屋で働いてるけどね」
「ひでえガキだな、いくら欲しい?」
「100万G」
「大人、揶揄うもんじゃないよ、10Gでもお断りだな」
「くそ!」
「アホ!!」
「何すんのよ!」
「さわってんだ」
「じゃ、さわんないで気持ち悪いから」
「ニャギャー!!」
「痛て!」
「やだ!やー!!」
「よー、ちょっと酷過ぎんじゃねーの!」
「大丈夫かよ!」
「どういうんだよ!あのおっさん!誰?」
「知らない」
「知らない!!!?」
「乗れよ!」
「…」
「シードックを飲ませて」
「…あい」
中森明菜 スローなブギ―にしてくれ
「チリーさん」
「今夜のディナーよろしくお願いします」
「どうかした?」
「評判いいな」
「ん?」
「そういう商売にはむいてるってよ、マスターが言ってた」
「お前には素質があるんだよ」
「そんだけ男の扱いが上手けりゃ、もっと思い切った商売やれるぜ」
「嫌いじゃねーみてーだしよ」
「え?」
「俺、黄金おでん買いて―んだけどな」
「ん?」
「俺が今日何してたかわかるか?黄金おでん転がしてたいい女と寝たよ」
「遊ばれたみたいだな、あれは」
「こんだけのお貰いがあったんだぜ、3万」
「できるか?おまえに」
「させたいの?わたしに」
「できるわけねーよな、は、は」
「キモ!!」
「バカ野郎!!」
「メタ天馬のおじさん、ここに居るって連絡があったから」
「財布忘れて行っただろ、そこにあんたの勤め先の名刺が入ってたからな」
「中身をご確認を」
「・・・」
「確かに、おじさん優しいのね」
「ねえ、あたし売春婦になれるかしら」
「売春できると思う?」
「!!…」
「俺と心中できるか?」
「!!…」
「心中、おじさんと死ぬの?あたしが!へえー」
「なあ、あの向こうは崖だ」
「このまま突っ込めばふぁーと落ちて一巻の終わりだ」
「まだやったことないしな」
「だからさ、やるか?」
「よーし、突っ込むぞ!」
「はいどうぞ」
「よーし!」
「やめて!!」
「ここは男用だぜ」
「大胆だなー」
「気持ちいいーー」
「このまま突っ込めば大河にふわーと落ちて一巻の終わりだ」
「よーし!突っ込むぞ!」
「もうひとりは手遅れだった」
「気の毒に」
「ね…こ…が…乗っ…て…なか…った…」
「目を失ったバダダ?今日から整体師として生きるのです」
「ははーありがたきしあわせ」
次回
ヨミガエルガール夜霧よ今夜もありがとう
ヨミガエルガール 愛はかげろう
チリーオブザファイヤー
「バダダさん、もう少しで椅子がありますよ」
「すまぬのう」
「センリンかのう 歌ってるのは」
「いい指輪があったか?」
「見てただけよ」
「ねえ、これなんていう乗り物?」
「メタ天馬」
「メタ天馬、えー…」
「あんた名前は?」
「ローリア」
「へー」
「平凡でしょ、おじさんは?」
「えー」
「なまえ」
「メタ天馬」
「店長、今日はサボる」
「サボられても困るよ」
「どうせ暇だろ…」
「ねえ、どうしてあたしのこと拾ったの?」
「下心あるんじゃない?」
「あるって言ったらどうする?」
「お金くれれば、寝てあげてもいいよ」
「まだ未成年だろ」
「うん、宿屋で働いてるけどね」
「ひでえガキだな、いくら欲しい?」
「100万G」
「大人、揶揄うもんじゃないよ、10Gでもお断りだな」
「くそ!」
「アホ!!」
「何すんのよ!」
「さわってんだ」
「じゃ、さわんないで気持ち悪いから」
「ニャギャー!!」
「痛て!」
「やだ!やー!!」
「よー、ちょっと酷過ぎんじゃねーの!」
「大丈夫かよ!」
「どういうんだよ!あのおっさん!誰?」
「知らない」
「知らない!!!?」
「乗れよ!」
「…」
「シードックを飲ませて」
「…あい」
中森明菜 スローなブギ―にしてくれ
スローなブギーにしてくれ (I want You) | |
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Universal Music LLC |
「チリーさん」
「今夜のディナーよろしくお願いします」
「どうかした?」
「評判いいな」
「ん?」
「そういう商売にはむいてるってよ、マスターが言ってた」
「お前には素質があるんだよ」
「そんだけ男の扱いが上手けりゃ、もっと思い切った商売やれるぜ」
「嫌いじゃねーみてーだしよ」
「え?」
「俺、黄金おでん買いて―んだけどな」
「ん?」
「俺が今日何してたかわかるか?黄金おでん転がしてたいい女と寝たよ」
「遊ばれたみたいだな、あれは」
「こんだけのお貰いがあったんだぜ、3万」
「できるか?おまえに」
「させたいの?わたしに」
「できるわけねーよな、は、は」
「キモ!!」
「バカ野郎!!」
「メタ天馬のおじさん、ここに居るって連絡があったから」
「財布忘れて行っただろ、そこにあんたの勤め先の名刺が入ってたからな」
「中身をご確認を」
「・・・」
「確かに、おじさん優しいのね」
「ねえ、あたし売春婦になれるかしら」
「売春できると思う?」
「!!…」
「俺と心中できるか?」
「!!…」
「心中、おじさんと死ぬの?あたしが!へえー」
「なあ、あの向こうは崖だ」
「このまま突っ込めばふぁーと落ちて一巻の終わりだ」
「まだやったことないしな」
「だからさ、やるか?」
「よーし、突っ込むぞ!」
「はいどうぞ」
「よーし!」
「やめて!!」
「ここは男用だぜ」
「大胆だなー」
「気持ちいいーー」
「このまま突っ込めば大河にふわーと落ちて一巻の終わりだ」
「よーし!突っ込むぞ!」
「もうひとりは手遅れだった」
「気の毒に」
「ね…こ…が…乗っ…て…なか…った…」
「目を失ったバダダ?今日から整体師として生きるのです」
「ははーありがたきしあわせ」
スローなブギにしてくれ | |
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ヨミガエルガール夜霧よ今夜もありがとう