<みうらじゅん「僕が」から「私で」になるとき>
みうらじゅんが来年2月に60歳になる
学年で言えば
みうらじゅんが20歳の時は、僕は10歳だった
僕が10歳の頃は小学4年生、宮藤官九郎は小学1年だった
ピンクレディーがブレイクし,キャンディーズが解散宣言した頃だ。
ザ・ベストテンもその頃に始まり、ジュリーがソロアイドル界に殴り込みをかけていた頃だ。
みうらじゅんはその頃20歳で、ピンクレディーやキャンディーズなどが恋愛適齢期
山口百恵もその2年後、20歳で三浦友和と結婚している
みうらじゅんが三浦友和になっててもおかしくない時代だ。
僕が恋愛適齢期を迎えた20歳の頃は、みうらじゅんは30歳
その頃であれば、僕も僕の主導で結婚できたかもしれない
僕が20歳からの10年間は、みうらじゅんも恋愛対象として受け応えできた時代だ。
同性カップルの話ではない
みうらじゅんが女性だった場合だ
年下の僕の主導で、持てるバトンの恋愛間隔は10年間
だとしたら
僕が20歳の頃であれば、みうらじゅんが30歳だとしても、僕がよければ恋愛ができた
でも、今は「僕がよければ」というバトンは消え、逆に「私でよけれバトン」を待たなければならない。
10年という歳の差は、バトンを渡せる10年が幾度か過ぎると、そのあとはバトンを待つ10年なのだ。
みうらじゅん「僕がよけれバトン」から「私でよけれバトン」になるとき