心の学校・佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会離脱した人間が真我(=本当の自分)に目覚め、サンタ営業実践の日々と開発者・佐藤康行の言霊を紹介します。

【第139回】【サンタ営業】岡田社長との思い出 ドロボー営業のわかりやすい実例~それは私でした(笑)~⑦

2018-05-24 09:18:52 | 日記

標題シリーズ7回目です。

サンタ営業トークで、お客様から申込手続きをして、お客様との別れ際に言ってしまった禁断の言葉『妻が喜びます。』

その瞬間、買い気が冷めてしまったお客様に、私はしまったと思いつつ、すぐ気を取り直し、

『○○さん、明日から使える営業トークを伝授しますので、うちの事務所で話をしませんか。』と声をかけました。

お客様は、迷いつつも、『わかりました。』と、

私と一緒にYSコンサルタントの事務所で話をする事になりました。

既に時間は、夜の11時です。

ここから、私のセールス第2幕が始まりました。

YSコンサルタントの事務所の応接室です。

そこから、何を話したのかは、具体的にはよく覚えていません。

ただ、余りにも誠実で、優しさに溢れているお客様。

誠実で優しすぎるがゆえに、自信を無くし、苦しんでおられるお客様。

そして、夜の11時なのに、本当は新幹線で日帰りだったのをキャンセルしてまで、

私の話を聞いて下さるお客様。

お客様も、その苦しさから脱しようと必死でいらしたのです。

私も、そのお客様が元気になって頂くために、

お客様自らが、自力で前に進んで頂くためだけに全身全霊で話をしました。

そこには、自分の商品を買ってもらおうとか、コミッションがいくら入るとか、そんな意識は、完全にぶっ飛んでいました。

ただただお客様のためだけに、お客様の話を聞き、話をしていました。

気づいたら、明け方の5時になっていました。

お客様は、改めて『セミナー申込みます。これからも、よろしくお願いします。』と深々と頭を下げられました。

私も、『こちらこそ、よろしくお願いします。』と頭を下げずにはいられませんでした。

その方のためだけに私が話をしていたとはいえ、

前日の夕方から翌朝5時まで、

10時間近くも私の話を真剣に聞き続けて下さった

お客様の心の器の大きさ、誠実さ、

そして最後に私に深々と頭を下げられて『よろしくお願いします。』と仰る、

その謙虚さに、その方の素晴らしさと心の美しさに

後光が差しているように感じたのです。

結局、私はお客様から、教えて頂いていた。学ばさせて頂いた。

『○○さん、大好きです。そして○○さんの時間命を頂き、ありがとうございます。』

まさにその心境でした。

その後、お客様は苦手な営業に邁進され、成果も出されて、

また郵便の配達の仕事に戻り、幸せなご結婚もされて、今に至ります。

私も、それ以降、セミナーの案内や、新商品のご案内等で、フォローも兼ねて電話でよく話をしましたが、いつでも電話がかかってくる事自体を、喜んで下さいました。

そして、いつも私を励まして下さいました。

そのお客様とは、10年後の今は、直接音信はありませんが、

そのお客様は、今も私の心のバックモチベーションになっています。

サンタ営業では、

まさにgive=take、ギブ=テイクが実際に形になって現象面に現れてくるのです。

セールスを通して、セールスをするセールスマンとセールスをされるお客様が同時に喜び合えるのです。

そして、サンタ営業を通じて出会ったセールスマンとお客様は、一生、お互いがお互いの心の協力者、応援者、すなわち魂のバックモチベーションとして存在し合うのです。

そして、これから┅┅┅いよいよ話の本題に入ります。 

今までは、これからの話の前段だったのです。

ここから、懐かしきYSコンサルタントの岡田社長との思い出を綴ります。

ありがとうございました。


【第138回】【サンタ営業】岡田社長との思い出 ドロボー営業のわかりやすい実例~それは私でした(笑)~⑥

2018-05-23 10:16:59 | 日記

標題シリーズ6回目です。

いよいよ佳境に入ります。

ある後援会で出会った人と喫茶店に入り、

サンタ営業トークでその方が元気になり、

「てつてつさんぜひお願いします。」と契約された直後に

私が放った禁断の言葉「妻が喜びます!」

ですっかり冷めきったお客様。

「てつてつさん、この話やっぱりなかったことにしてください。」と言われた私。

サンタ営業トークで積み重ねたものが、

たった一言のドロボー営業トークで、無残にも崩れ去ろうとしていた。

しかし、私は、この人のために、絶対キャンセルさせてはいけないと思ったのです。

なぜなら、彼はとても苦しんでいたのです。

彼は、郵便局につとめていました。

配達業務が好きで、とてもその仕事に生きがいを感じておられた。

しかし、組合の責任者をやっていたときに、

ある人が営業の仕事に回されて苦しんでいるという話を聞き、

彼が身代わりになって、

自分がその方の代わりに営業職への転勤を希望し、

営業職に就くことになった。

しかし、もともと根が優しい彼。

配達業務は大好きだったが、営業、それも飛び込み営業なんてしたことがない。

やり方がわからない。押し売りなんてできない。

ピンポン押すのが怖い。仕事のやりがいも感じない。

彼はとても苦しんでいました。

とても誠実で、人の身代わりになって自分の苦手な営業の仕事を買って出てしまうぐらい、人に優しいその方。

このままでは苦しみ続けるだけだ。

絶対に、この人にはサンタ営業が必要なんだ!!

その優しい心を矛盾なく、営業に生かせるのがサンタ営業なのだから。

たった一言、私の放った一言で、彼が幸せになる縁を捨てていくのを

絶対に、彼のためにも見過ごすわけにはいかない。

自分のエゴで、お客様の幸せをつぶすなんであり得ない!!

買いっ気が冷めていく、彼の姿をみて、メラメラと闘志がわいてきたのです。

そこで、私は彼に

○○さん、さっき営業のトークがわからないと仰っていましたね。

そこを私、忘れていました。

よかったら、明日からの営業に役に立つように、

営業トークのポイントをお伝えできますが、いかがですか? 

もうお店も閉まっているので、私の事務所に来ませんか?

とにこやかに彼に投げかけたのです。

すみません。前回から全く内容が進んでいません。(笑)

ごめんなさい。

ただ、サンタ営業は形で追うものでもない、まずサンタさんとしての意識が大切だと思いますよ、

という私の思いをまずお伝えしたかったです。

サンタ営業はとにかく

「お客様のためになるんだ。お客様にお役に立つんだ。、お客様に協力するんだ。お客様を応援するんだ。」という意識が100%でなければいけないと私は思うのです。

99%ではありません。100%です。

99%では、それは0%と同じだと思っているのです。

100%サンタになるのか。それともならないのか。

そこを問われているように思います。

サンタ営業?愛と感謝の営業?お客様のための営業?甘いね。

私が、YSコンサルタントのスタッフ時代に、色々な一般のセミナーや講演会会場で、名刺交換の傍ら

サンタ営業を「営業」していた時に、よく言われた言葉です。

しかし、本当に甘いのでしょうか。

苦手な人、嫌いな人、クレームを言ってくるお客様、なかなか優柔不断で契約にいかないお客様・・・・・

こういう人すべてに愛と感謝100%で行くことが、果たして甘いことなのでしょうか。

こういう人全てに、愛と感謝100%で接することが簡単な事なのでしょうか。

いつも敵対し、対立してくる人に、一瞬にして親友になることができるのでしょうか。

どうしても自分の都合が出てしまう業とカルマを持っている私たちにとっては、

見方によっては、サンタ営業はとても厳しい営業だともいえると思います。

でも私たちは、『全て!全員!等しく!』真我である。満月である。無限である。

日常に起こる全てのことにおいて、その前提に立てるかどうか。

そこを問われていると思うのです。

100%、満月という前提に立って、愛と感謝の心で、周り全ての人に向き合おうとした時に

黄金の滝が、黄金の谷に流れ込んでくるのではないかと思います。

続きます。

ありがとうございました。


【第137回】【サンタ営業】岡田社長との思い出 ドロボー営業のわかりやすい実例~それは私でした(笑)~⑤

2018-05-22 16:33:31 | 日記

標題シリーズ第5回目です。

10年以上前、YSコンサルタントに入社してまだ間もない頃の私の営業物語。

ある講演会で初めて会った方と意気投合し、喫茶店に入り

佐藤学長、岡田社長に伝授された「サンタ営業トーク」を駆使した結果、

お客様は、みるみる元気になり、やる気がみなぎり、

お客様自らが「そのセミナー受けます。よろしくお願いします。てつてつさん、本当に今日はありがとうございました。」と頭を下げられた。

サンタ営業トークが完成した!!。

喜びに包まれている私が、

お客様に言い放ってしまった禁断の言葉、

「妻も喜んでいます!!」

一瞬にして、お客様の顔は曇り、

てつてつさん、さっきのセミナーの話、一旦無かったことにしてください。」と

私は言われてしまった┅┅┅┅┅┅┅┅。

物語は、さらに続きます。

私は、愕然としました。

その方に誠心誠意、サンタ営業トークで積み重ねてきたものが、

一瞬にして崩壊してしまった。しまった‼

私は、すぐ猛省しました。

実は┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅

その一ヶ月前にも、同じような事をして、

岡田社長に叱られた事を思い出しました。

その時は、サンタ営業基礎編のセミナーの懇親会の席。

私が、セミナーに集客された方を、岡田社長が誠心誠意営業をされていた。

お客様はシングルマザー、女手一つで子供さんを抱えながら、

呉服の営業で、子育てされていた。

しかし、売上が上がらず、すごく苦しんでおられた。

その方は、真面目で誠実な方だった。

真面目で誠実すぎるがゆえに、

営業力のある上司にいつも叱られ、自信をなくし、

売上が上がらずに苦しんでいた。

このままでは、わが子を育てられない、生活が路頭に迷ってしまう。

この方を、サンタ営業でなければ救われない、

せっかく遠路はるばるセミナーに参加して下さった。

絶対に、この縁を生かして、

サンタ営業を身につけ、売上を上げて、

この方に豊かになって頂きたい。

そして、幸せになって頂きたい。

場所は、既に三次会の席、

懇親会に参加されていた他のお客様もいなくなり、

居るのは岡田社長とそのお客様と、YSコンサルタントのスタッフだけ。

岡田社長は、私たちスタッフの目の前で、

その方のためだけに、熱意と情熱で、

お客様を元気づけ、勇気付け、励まし、応援し、

サンタ営業されている。

お客様が、この千載一遇の縁をつかみ、

サンタ営業を通じて幸せになって頂くためだけに、

熱弁をふるっている。

そして、夜の10時半過ぎに、お客様は深々と、岡田社長に

『よろしくお願いします。』と頭を下げられた。 

まさに、サンタ営業の見本を、岡田社長は私たちに示して下さった。

100%お客様のためだけに、誠心誠意やる。

ひとりひとりを大切に

熱意、情熱、迫力、興奮、そして粘り、

自分の商品である営業プログラムを通じて、お客様のお役に立つ。

岡田社長のその方への話は、3時間以上に渡りました。

そして、お客様から

『私、やってみます。サンタ営業やってみます。

これからも、色々ご指導お願いします。』と

岡田社長に深々と頭を下げられた。

まさにサンタ営業の見本だった。

素晴らしい❗私が感動に浸っているのも束の間、岡田社長に

『てつてつさん、それじゃあ申込手続きを頼みます。』 

と言われ、担当の私が申込手続きをする事になりました。

私は、サンタ営業の見本を見せて頂いた喜びと、

私の売上が上がり、コミッションが入ってくる喜びで舞い上がっていた。

申込の手続きで、ミスを連発。

さらに、落としたボールペンをお客様に拾ってもらったり、

お客様が、書類上の不備に気付き、自ら訂正して下さったり、

申込の手続きで、お客様が営業マンである私を助けてくれるという状況が頻発。

そして、ついに私は、お客様に

禁断の言葉を威風堂々とのたまったのです。

『助かります❗』

お客様のお役にたった岡田社長

お客様に助けられている、岡田社長とは真逆の私。

岡田社長の3時間に渡る、神々しいサンタ営業を、

ドロボー営業で、一瞬にして壊してしまうのか。

幸いな事に、キャンセルにはならず、

お客様は、究極の営業プログラムとサンタ営業トーク特訓コースを申し込まれ、

忘れもしない2週間後、お客様から喜びの報告が来ました。

てつてつさん!❗。

この間の展示会で何と600万の売上を上げる事ができました。

今までの3倍以上の売上です。

あの苦手な上司が、私の事を応援してくれたのです。

何が起こったのか、よくわかりません。

今月のお給料は、80万近くになります。

元もとれて、おつりが来ました(笑)。

ありがとうございます。これからも、よろしくお願いします。

サンタ営業は、 

お客様が商品を買う。営業マンが売るのではない。

お客様から頭を下げ、お客様が『お願いします。』と仰る事が多い。 

営業マンが『お願いします。』ではない。

申込する時も、お客様が営業マンに、ありがとうございますと感謝される事が多い。

すなわち、お客様への営業そのものが、お客様のためになり、役に立ち、喜ばれる。

お客様への営業そのものが、サンタさんのプレゼントになっている。

そして、極めつけ❗

お客様が商品を使って、ニーズを実現し、お客様が商品を使った後に、

お客様から、心からの感謝の言葉が、営業マンに届けられ、

営業マンは、お客様の『恩人』となる。

そして、お客様と営業マンの間に、究極のgive=take、ギブ=テイク

与えることが受けとることの世界が展開していく。

┅┅┅┅そんな事が、一瞬にして、走馬灯のように頭をよぎりました。

せっかくサンタ営業で、お客様が元気になり、

未来に向けて、はばたこうとしていたのに、

私のエゴで潰す訳にはいかない。

何としても、お役に立つんだ。

お客様のために、

絶対サンタ営業をやってもらって、幸せになってもらおう。

それができるのは、今だ。今しかない。

私は、お客様に言いました。

○○さん、さっき営業のトークがわからないと仰っていましたね。

そこを私、忘れていました。

よかったら、明日からの営業に役に立つように、

営業トークのポイントをお伝えできますが、いかがですか? 

もうお店も閉まっているので、私の事務所に来ませんか?

お客様は、少し迷いながらも、『はい、わかりました。』と言ってくれました。

そして、二人でYSコンサルタントの事務所に行き、

私のセールスは第2幕に突入します。

そして、それは徹夜となり、翌朝の明け方まで続く事になるのです。

続きます。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 


【第136回】【サンタ営業】岡田社長との思い出 ドロボー営業のわかりやすい実例~それは私でした(笑)~④

2018-05-21 09:22:49 | 日記

標題のシリーズ、4回目です。

10年以上前、YSコンサルタントに入社してまだ間もない頃の私の営業物語です。

ある講演会で初めて会った方と意気投合し、喫茶店に入り

佐藤学長、岡田社長に伝授された「サンタ営業トーク」を駆使しながら(笑)

快調に順調に、セミナーの営業をしていく私。

お客様は、みるみる元気になり、やる気がみなぎり、

お客様自らが「そのセミナー受けます。よろしくお願いします。てつてつさん、本当に今日はありがとうございました。」と頭を下げられた。

サンタ営業トークが完成した!!。

喜びに包まれている私が、言い放ってしまった禁断の言葉とは・・・。

それは、人間の悲しい性(笑)

コミッションが〇万円入ってきたことも嬉しかった!!

当時私は家庭があり、(ちなみに今は独身です。(笑))

妻と子供の生活を支える身。

恵まれた社宅生活から離れ、家賃の支払いも苦しい状況の中で、

〇万円のコミッションが入ることが

素直に私は嬉しかったのです。

一緒に喫茶店を出た時に、時計を見ると、既に夜の9時近くになっていました。

妻には、7時頃には帰ると言っていたことを思い出し、

お客さんとの商談で、遅くなってしまったことを連絡しなければと思い、

お客様の目の前で、妻に電話したのです。

妻が電話に出ました。

私は「もしもし、遅くなってごめん。実はお客様と商談していて、今終わったのでこれから帰るよ。それで1件契約になったよ。」と。

妻は、「それはよかったね。」と喜んでくれました。

そして電話を切り、私は目の前のお客様にこう言い放ったのです。

「〇〇さん、契約が決まって妻も喜んでいました!!」

と禁断の言葉が口に出てしまったのです。

お客様は、一瞬にして、「えっ・・・・」と顔が曇ってしまいました。

そして「てつてつさん、さっきのセミナーの話、一旦無かったことにしてください。」と

私は言われてしまったのです。

私都合の心の声を何とそのままお客様に投げてしまったのです。

全くお客様とは関係ないことです。

100%お客様中心でやってきたのに、最後に100%自分都合を思いっきり出してしまった。

サンタ営業では、「お客様が自分」です。

お客様の都合が100%なのです。

そこに自分の都合は100%存在しません。

私はスタートから、セミナー申込みを頂くまで、100%お客様中心で話をしていました。

だからお客様は元気になり、やる気になり、セミナー申込みをされた。

しかし最後に突如、私は豹変してしまった。(笑)

サンタさんの表面から、突然ドロボーさんが顔を出してしまったのです。(笑)

お客様は、当然、買い気が醒めてしまったのです。

私の思い出のドロボー営業でした。

この実話は、どうもYSコンサルタントのセミナーで講師が、ドロボー営業の実例として

よく話をしていたみたいなので、もしかしたら聞いたことがあるかもしません。

ちなみに、ドロボー営業の実例として出される私の言葉には、この

(お客様が契約してくれて・・・)妻が喜びます!!」ともう一つ

(お客様が契約してくれて・・・)助かります!!」という言葉もあります。(笑)

本当にサンタ営業とドロボー営業との狭間で葛藤していた日々を思い出します。

しかし!

実はこの物語には、さらなる逆転の物語が続くのです。

一旦「妻が喜びます。」の禁断の言葉で、キャンセルになりかけた契約が、

そこからの私の行動で、さらなるサンタ営業で、この後、見事に再契約となるのです。

そしてお伝えしたかった、岡田社長との物語は、今から始まります。

嘘のような、本当の話です。実話です。

それを次回に書きます。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【第135回】【加筆訂正しました。】問題なのは、自分の心だけ。100%自分

2018-05-20 20:45:31 | 日記

どうしたんだろう。

黄金の谷の実践プログラムを聞き続けてきたからなのか、

自分の心の中から、色々な気づきや、発見や心の声が出てきて、止まらなくなっているのです。

凄く多感になっている感じがします。

タイトルも脈絡なく、本当に、思いつくままブログしてます。

すみません。

今日も自分の仕事は本当に多感な一日でした。

一緒に働いている15人の営業マンは、皆その業界では10年から20年以上のベテランで、ほとんどがトップセールスマンだった人たち。

そういう人たちを引き抜いて作った新しい会社。

その中になぜか、業界経験1年未満のヨチヨチ歩きの私が人との縁で、この職場に紛れ込んでここにいる。

そしてあまり周りには気づかれていないけど、そういう人たちの中で、

いつも自分は接客件数に対する決定率は15人中第2位です。

そんな状況が続いています。

しかし、私の営業は、やはり、周りの人たちとは、完全真逆の営業のようです。

その業界のトップセールスマンたちが、「あんなんじゃ売れねー。」と言っています。

しかし、実際には上位、しかもトップと僅差の2位。

「あんなんじゃ、売れるわけないだろ。」と言っている人たちより

私の方が成果を出しているのです。

どうも私のやっている営業が全く周りからは見えていないようです。

と言うよりも、真逆で、売れる方向とは逆に見えるみたいです。

今日も、同じチームのその道25年のベテラン営業マンに言われました。

「あんな話をしても、飽きている人もいたじゃない。

そしてお客様にとって必要ない話ばかりしてもしょうがないよ。

決定権者に絞って営業しないと。

自分がしゃべりたいことをしゃべって、お客様の時間を奪ってはいけないよ。

もっとお客様の状況を見ながらやらないと。

てつてつは、お客様の状況が見えていない。

周りの人もみんなそう言っていたよ。」と。

改めて、びっくりしました。

私は、その時6人のお客様のグループを一人で接客していたのですが、言われた状況は全部見えていました。

その一人ひとりに話の食いつき方に全く温度が違うこともわかっていましたが、

その人たちはその人なりに、ここの商品に、興味関心をもっていたがために、

お客様同士の話で盛り上がってしまい、

私の話が聞こえないほど、ここの商品の話で盛り上がっていたからなのです。

だから私の話を聞く余裕すらなく、私の話に関心がないと見えてしまっていたのです。

また私が話していることは、全てお客様に聞かれたこととか、お客様に関心があることしか話をしていません。

さらにお客様の心の中にある声が聞こえ、それを話していることもあります。

しかし話題が全然基本から外れているので、周りからはそう見えてしまったようです。

また決定権者に絞るというのは、もちろん営業の鉄則で、そんなことはよくわかっています。

しかし、今回に限っては、詳しい話は省略しますが、全員が決定権者だったのです。

そして、それぞれに意見が対立していたのです。

だから私は、あえて決定権者を絞らず、誰の味方にもならず、

お客様同士が自発的に議論し、

私が時折当たり障りのない話で合いの手を出し、

要は一見その場とは関係ない話で、その場を和やかなムードにして、

結論を出すまで待っていただけなのです。

お客様は夕方に食事の予定があり、時間がかなり余っていたので、

それまで、ここで気持ちよく時間をつぶしたかったのです。

それもわかっていたので、あえてゆっくり時間をかけてやっていたのです。

そして、さらに言うと、今回はお客様からの紹介で、こちらに見学に来ていたのです。

その紹介者は後でわかったのですが、元警察の食堂を経営する会社の社長で、以前接客させて頂いた後、

私の事を大絶賛され、

自分の兄と妹夫婦を紹介したいと、その方が一緒に連れてきていたのです。

だから、要は会話を盛り上げるだけ盛り上げて、親族で楽しく会話できれば、勝手に商品を決めていくだろうと見えていたのです。

お客様は本当に楽しそうに時間を過ごしていました。決してお客様の時間を奪ってはいませんでした。

その証拠に接客の最後に、その紹介者の方から

「今日もありがとうね。これはほんの気持ちです。」と心づけまで包んで頂いたのです。

同時に、私には色々なことが四方八方から見えていたのですが、

これを解説するとなるとゆうに15分以上かかると思い、

素直にその方の話に耳を傾け、頷きました。

しかし、その方は、私が本当に成長してほしいと、言いづらいことを、きちんと伝えてくださっているのです。

その人の優しさと愛を感じた時に、私は自分のやっていることにかぶせてくる人を無条件に嫌っていたのですが、

相手の方は、私のことを本当に愛おしく思ってくださり、

さらによくなるようにという気持ちで、アドバイスをして下さっているわけです。

自分の職場で一緒に働いている人の全員が間違いなく、

私の事を好いてくれていて、それぞれの個性で私を応援しようとしてくれていることを

しみじみと感じることができるようになりました。

それを、『かぶせ』と受け止め、その人たちのことを嫌っていた自分がとても申し訳なくなりました。

皆が私のことを大好きで愛してくれているのに、私が嫌って避けていた。

なんて自分は愚かなんだろうと思うと、とても申し訳なく、ありがたい気持ちで一杯になりました。

その気持ちの衝動が抑えきれず、ブログに書かせて頂きました。

またシリーズ物のブログも続きを必ず書きます。

ありがとうございました。