10月27日(土)〜28日(日)に群馬県昭和村で行われた「霧の高原 森林の楽校」の報告です。
19名(内地元7名)の参加がありました。
参加者の声
一体、私は自然というものに漠然たる興味を持っていました。
しかしながら日常生活の中では、取り立ててその興味を何か行動に移すという事もなく、日々を過ごしておりました。
そんな中で、ある時懇意にしている友人より「霧の高原 森林の楽校」という森林ボランティア活動がある事を聞き、「一緒に参加してみたらどうか。」と勧められたことがきっかけで、今回、私はこの活動に初めて参加することを決めました。
「霧の高原 森林の楽校」の当日の主な流れは以下の通りでした。
初日
①(AMおよびPM)森林(雑木林)における間伐
②収穫体験(落花生の収穫)
③交流会
二日目
④うどん作り体験
⑤うどん、豚汁の調理及び昼食
(日帰りの参加者は初日のみ、泊りでの参加者は二日目までで、今回私は泊りでの参加でした。)
①~③は、群馬県利根郡昭和村という、こんにゃく芋の生産量は日本一を誇り、その他の野菜についても生産が非常に盛んな、自然あふれる土地での作業となりました。
作業場所までのバスでの移動の道すがら、視界一面見渡す限りこんにゃく芋畑が広がる光景が展開されている場所があり、そこを車窓から眺めた時には、初めて見るその景色に感激を受けました。
さて、作業についてですが、①では、雑多な草木が生い茂る森の一角を、大鎌や鉈、鋸を使用し木を切り倒してまばらにしていく「間伐」という作業を行いました。
日常生活や庭の手入れ等の家庭レベルでは使用することのない大鎌や鉈の使い方をスタッフの方から教わり、木の大きさ、太さに応じた道具のチョイスや、大鎌を使用する時の力の加減、鉈を木へ打ち入れる際の角度等、道具の特性に合った用途、用法を学ぶことができました。
また、そこに生えている木々それぞれが何という種類の木なのか、どういう特徴があるのか、ということもスタッフの方より色々と教わり、非常に興味深く作業を進めていくことができました。
この様な間伐の作業は今回が私にとっては初めての体験でしたが、自然の中で体を動かす作業は、それ自体が純粋に楽しく、他では感じたことのない気持ち良さを味わうことができました。
②では、落花生の収穫を体験することができました。
恥ずかしながら私はこの時まで落花生がどの様に生るのかを知りませんでした。
土から出ている落花生の茎の部分を持って引っ張り上げると、根の部分に沢山の落花生が生っており(それは一房に30個以上(正確な数は不明))、それらを根からもぎ取る、あるいは根から外れて土の中に残っているものは掘り起こす、という流れで収穫を行いました。
初めての収穫体験だった為、非常に新鮮で楽しく、途中からは無我夢中になって落花生を収穫していました。
③では、「横浜市少年自然の家 赤城林間学園」という宿泊およびバーベキュー施設へ移動し、ここでバーベキューを行いました。
役割分担などは特に皆で話し合ったり決めたりせずとも、自然な流れで各々が協力し合って楽しく食事を作ることができました。
また、①、②の作業の際には話せなかった方々ともコミュニケーションを取ることができました。
この日はこれで終了し、日帰りのメンバーは帰路につき、泊りのメンバーはそのまま残りました。
その後、泊りのメンバーは宿泊施設にて夕食を取り、スラックライン等のレクリエーションやお酒を交えた交流会を行いました。
今回利用させていただいた「横浜市少年自然の家 赤城林間学園」という施設は、小学生や中学生の頃の林間学校を彷彿とさせる佇まいの施設であり、どこか懐かしい様な、反って新鮮な様な、不思議な感覚を味わわせてくれました。
二日目の④では、うどんの粉を混ぜる、捏ねる作業から始まり、麺棒で生地を伸ばし、適度な太さにカットするという、うどん作りの一連の流れを体験しました。
その後、⑤では、④で作ったうどんを茹で、更にそのうどんに合わせる豚汁も調理し、その日の昼食としてこれらをみんなで食べました。
食材のカットや火起こし等、調理についてもそれぞれが自然にうまく役割を分担し、コミュニケーションを取りながら、スムースに仕上げることができました。
自然の中で食べる自分たちで打ったうどんは格別においしく感じられました。
今回の「霧の高原 森林の楽校」は、ボランティア活動として作業に集中する時間と、収穫やモノ作りの体験の時間、レクリエーションの時間、それぞれのバランスが良く、楽しく貴重な時間を過ごすことができました。
また、スタッフの方々をはじめ、参加されていた方々が非常に気さくで、人柄も良く、初めて参加した私にとっても非常に馴染み易く、作業をし易い環境であったという点が、今回の活動を楽しい経験にすることができた大きな要因であると思います。
自然の中での作業の楽しさ、気持ち良さと、参加されてた方々との出会い、交流。総て含めて良い経験になりました。
なにより「自分が楽しく作業をする事」が、「何かや誰かの為になっている」のであれば、これほど良いことはないと思います。
また参加したいです。
19名(内地元7名)の参加がありました。
参加者の声
一体、私は自然というものに漠然たる興味を持っていました。
しかしながら日常生活の中では、取り立ててその興味を何か行動に移すという事もなく、日々を過ごしておりました。
そんな中で、ある時懇意にしている友人より「霧の高原 森林の楽校」という森林ボランティア活動がある事を聞き、「一緒に参加してみたらどうか。」と勧められたことがきっかけで、今回、私はこの活動に初めて参加することを決めました。
「霧の高原 森林の楽校」の当日の主な流れは以下の通りでした。
初日
①(AMおよびPM)森林(雑木林)における間伐
②収穫体験(落花生の収穫)
③交流会
二日目
④うどん作り体験
⑤うどん、豚汁の調理及び昼食
(日帰りの参加者は初日のみ、泊りでの参加者は二日目までで、今回私は泊りでの参加でした。)
①~③は、群馬県利根郡昭和村という、こんにゃく芋の生産量は日本一を誇り、その他の野菜についても生産が非常に盛んな、自然あふれる土地での作業となりました。
作業場所までのバスでの移動の道すがら、視界一面見渡す限りこんにゃく芋畑が広がる光景が展開されている場所があり、そこを車窓から眺めた時には、初めて見るその景色に感激を受けました。
さて、作業についてですが、①では、雑多な草木が生い茂る森の一角を、大鎌や鉈、鋸を使用し木を切り倒してまばらにしていく「間伐」という作業を行いました。
日常生活や庭の手入れ等の家庭レベルでは使用することのない大鎌や鉈の使い方をスタッフの方から教わり、木の大きさ、太さに応じた道具のチョイスや、大鎌を使用する時の力の加減、鉈を木へ打ち入れる際の角度等、道具の特性に合った用途、用法を学ぶことができました。
また、そこに生えている木々それぞれが何という種類の木なのか、どういう特徴があるのか、ということもスタッフの方より色々と教わり、非常に興味深く作業を進めていくことができました。
この様な間伐の作業は今回が私にとっては初めての体験でしたが、自然の中で体を動かす作業は、それ自体が純粋に楽しく、他では感じたことのない気持ち良さを味わうことができました。
②では、落花生の収穫を体験することができました。
恥ずかしながら私はこの時まで落花生がどの様に生るのかを知りませんでした。
土から出ている落花生の茎の部分を持って引っ張り上げると、根の部分に沢山の落花生が生っており(それは一房に30個以上(正確な数は不明))、それらを根からもぎ取る、あるいは根から外れて土の中に残っているものは掘り起こす、という流れで収穫を行いました。
初めての収穫体験だった為、非常に新鮮で楽しく、途中からは無我夢中になって落花生を収穫していました。
③では、「横浜市少年自然の家 赤城林間学園」という宿泊およびバーベキュー施設へ移動し、ここでバーベキューを行いました。
役割分担などは特に皆で話し合ったり決めたりせずとも、自然な流れで各々が協力し合って楽しく食事を作ることができました。
また、①、②の作業の際には話せなかった方々ともコミュニケーションを取ることができました。
この日はこれで終了し、日帰りのメンバーは帰路につき、泊りのメンバーはそのまま残りました。
その後、泊りのメンバーは宿泊施設にて夕食を取り、スラックライン等のレクリエーションやお酒を交えた交流会を行いました。
今回利用させていただいた「横浜市少年自然の家 赤城林間学園」という施設は、小学生や中学生の頃の林間学校を彷彿とさせる佇まいの施設であり、どこか懐かしい様な、反って新鮮な様な、不思議な感覚を味わわせてくれました。
二日目の④では、うどんの粉を混ぜる、捏ねる作業から始まり、麺棒で生地を伸ばし、適度な太さにカットするという、うどん作りの一連の流れを体験しました。
その後、⑤では、④で作ったうどんを茹で、更にそのうどんに合わせる豚汁も調理し、その日の昼食としてこれらをみんなで食べました。
食材のカットや火起こし等、調理についてもそれぞれが自然にうまく役割を分担し、コミュニケーションを取りながら、スムースに仕上げることができました。
自然の中で食べる自分たちで打ったうどんは格別においしく感じられました。
今回の「霧の高原 森林の楽校」は、ボランティア活動として作業に集中する時間と、収穫やモノ作りの体験の時間、レクリエーションの時間、それぞれのバランスが良く、楽しく貴重な時間を過ごすことができました。
また、スタッフの方々をはじめ、参加されていた方々が非常に気さくで、人柄も良く、初めて参加した私にとっても非常に馴染み易く、作業をし易い環境であったという点が、今回の活動を楽しい経験にすることができた大きな要因であると思います。
自然の中での作業の楽しさ、気持ち良さと、参加されてた方々との出会い、交流。総て含めて良い経験になりました。
なにより「自分が楽しく作業をする事」が、「何かや誰かの為になっている」のであれば、これほど良いことはないと思います。
また参加したいです。