JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
紹介いたします。

霧の高原 森林の楽校 2021秋

2021-10-30 | 霧の高原 森林の楽校
10月30日(土)に群馬県昭和村で行われた「霧の高原 森林の楽校」の報告です。
20名(内地元4名)の参加がありました。

参加者の声

 JUON NETWORKさんと出会ったのは、学生時代に参加した「宮城の水産品を知り、味わい、応援しよう!」というイベントでした。
その時は、被災地の見学やカキ養殖場でボランティア作業の体験といった活動を通して、大自然の力を感じながら少しでも被災地の復興のお手伝いをさせていただきました。
このまま、JUON NETWORKさんのイベントを参加し続けるつもりでしたが、博士課程に進学したことで学業の負担がかなり重くなり、このような素晴らしいイベントに参加するのを残念ながら一時的に断念していました。

 最近長引くコロナ禍で森林での散歩をしていたら、「樹恩」という言葉が出てきており、JUON NETWORKさんはどのように森林の手入れや保全をしているのかを知りたく、ボランティア活動の再開も行いたいので、今回のイベントを募集しました。
コロナ禍による中止が多い中、貴重な機会を与えてくれて大変嬉しく思います。

 当日行きのバス車中では、都市と農山漁村の問題の現状や課題の紹介、さらにボランティアの大先輩からの丁寧な事前説明があり、目的地への到着が一層楽しみになりました。
今回のイベントは「日本で最も美しい村」と言われる群馬県昭和村に行われました。

 当地の道の駅であるあぐりーむ昭和での開校式を終えて、必要な防具と工具を装着して早々に作業に取り掛かります。
午前中は竹の間伐に取り組みました。昔友人の畑で体験したことがあるので、簡単だと思いましたが…竹林の規模と高さが全然違います!
実際に経験者の先輩と2人組になって作業を行いましたが、ノコギリで伐るときの角度や速さ、竹を倒すタイミングと方向がなかなか取りにくく苦戦していました。

 しかし、スタッフ・先輩の方から丁寧に教わり、他の参加者の皆様にも助けていただきながら、どんどんと作業を進めていくことができました。あっという間に作業完了!(心中の声:もう少しだけやりたい!)
昼食はコロナの対策として皆様が自分で持ってきた弁当で食べましたが、主催者さんが移動式薪ストーブを持ってきて、美味しい焼き芋もいただきました!

 午後には午前中自分で伐採した竹を使ってオリジナルのコップやお箸を制作する体験をさせていただきました。
実は、私が選んだ竹の外壁があまり太くて、作品を急遽コップからペン立てに変更しました。
現在この子はちゃんとペン立てとして使っています。

 この後、作業場にて閉校式を行い、昭和村の話や参加者の皆様の感想を聞くことができ大変よかったです。
そして地元の温泉にて心身ともにリラックスな状態になり,道の駅にコスパ抜群のお野菜をお土産にいただき、家族と一緒に美味しく食べました!

 最後にこの素晴らしいイベントを開催してくださって、主催者の皆さま、そして参加者の皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。

 今後は「霧の高原」をはじめ、「森林の楽校」に是非参加させていただきたいと思います。
引き続きどうぞよろしくお願いたします!


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