会津高原 森林の楽校２０１８

８月２３日（木）～２４日（金）に福島県南会津町で行われた「会津高原　森林の楽校」の報告です。

２３名（内地元１４名）の参加がありました。


参加者の声


　「楽校」の名の通り、楽しく自然と触れ合い、学んだ２日間になりました。
まず最初に、南会津郡中荒井地区の森林にて間伐体験を行いました。
具体的には、間伐する木の選定と間伐作業を体験しました。
木の選定と間伐作業は難しく、１本の木を間伐するのにも予想以上に時間がかかり、非常に体力を使う作業でした。
林業に携わる方々の偉大さを感じました。
その後のあたご共同作業所での楽習会では、大学生協が環境活動を行う意義、中荒井地区の歴史について学びました。

　最も印象に残ったのは、2日目のあたご共同作業所での作業風景の見学です。
普段自分たちが何気なく使っている樹恩割り箸が製造されている光景を目にし、またその工程の一部を実際に体験して、これから使うときの意識が変わる気がしました。
樹恩割り箸は数多くの過程を経て私たちのもとに届いています。
多くの作業員の皆さんの想いがぎゅっと詰まっています。
その方々を思い浮かべ、今までより温かい気持ちで使える気がしました。

　現在、大学生協の学生委員会での環境活動の数は減少傾向にあります。
活動のヒントは「森林の楽校」のような学外へ飛び出した取り組みからたくさんもらえると思います。
単に活動だけでなく、仕事観や価値観が変わるきっかけになると思います。
これを読んだ様々な方に、ぜひ参加してみていただきたいです。