セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

猫旅2013 その1~丸亀へ~

2013-10-10 00:05:19 | 猫旅2013
台風が……、通り過ぎましたね。

日本海を通過して行ったので、こちらは特に被害はありませんでした。


家にいると、まず風がゴ~~ッと吹き寄せて、雨がズザーーーッと気持ちよく降り、やがてカラッと極彩色の世界になるのが見えて。

ああ、通り過ぎて行ったんだなぁ~って、すごく分かりました。


日本海側にお住まいの方、大丈夫でしたでしょうか。


台風が近づいたせいか、はたまた旅行などの疲れが溜まっていたのか。

ここのところ、ちょっと臥せっておりました。

しかもこの暑さ!!!

なんなんだ!!真夏じゃないか!!

また連日の30度超えに湿気もすごい。

こないだまで長袖長ズボンじゃないと手足が冷えて困るほどだったのに……。

今は半袖半ズボンでも汗がジワジワ……。


この夏、あの暑さにずいぶんといじめられたのが抜けず、体と心が暑さに拒絶反応起こしてます。。。


あ、暑さはさておき体の方は、だいぶ回復してしゃんとしてきましたので大丈夫です。





すみません、愚痴はこのくらいにして、今回より旅行のお話を始めたいと思います。


9月22日夜から25日夜まで、2泊2日の旅。

甘えん坊のイブちょと寂しがり屋のしろちゅを置いて、後ろ髪引かれまくりの出発です。


ううう、つらい。。。



この日は、後の2日間を朝からしっかりと回るための前日泊をしました。

行き先は、四国の香川県丸亀市です。

まずは新幹線に乗るため新大阪へ。


この日の夜ごはんはちゃんと予定していたのですが、新大阪駅には美味しそうなものがいっぱい!








松阪牛入りカツサンド!!

買っちゃうでしょう、これは。

ポテトサラダが入っているほう、すごく美味しかったです。

旦那と半分こしてペロリと食べちゃいました。




ふと車窓に目をやった旦那が、太陽が落ちていくと教えてくれて。

なんとか捕まえられました。




沈む直前の太陽は、大きくてとっても赤くて。

非日常の世界に入ってきたなぁってちょっと感じました。



岡山で特急『しおかぜ』に乗り換えて丸亀まで一本。

四国って、遠そうに思うけれど大阪からはけっこう早く行けるんですね。


カッコいい電車だったので、撮っておきました。









床などあちこちが木製で、なんとも落ち着くインテリア。

この特急、好きだなぁ……。


電車が動き始めると、ワクワクしながらiPhone4でマップを表示させます。

どうしてか。


それは、これから瀬戸大橋を渡るから~~~~!!!


せっかくの橋からの景色、楽しみたいけれどもう真っ暗。

せめて地図で渡っている感を味わおうというわけです。


渡り始めた~~~!!!




少しずつ自分の位置が動いていくので、本州から四国に、今まさに渡ってるんだぁって思えて嬉しかったです。

ありがたいですねぇ、文明の進歩。



対岸に光が見えて、それからしばらくすると、あっという間に丸亀に到着です。

乗り物に長く乗りたい私としては、もう着いちゃったのか~とちょっと残念な気持ち。


すると旦那が。

「なんか着くの早過ぎる。旅行って感じせーへんわ」とポロリ。


私、吹き出してしまいました。


最寄り駅からここまで3時間以上かかってて。

本来なら充分旅行って距離なのに、毎年私に僻地ばかり連れて行かれているせいで手応えが感じられなくなっちゃってるんですよ(笑)。

それを伝えると、本人も「そーやわ、きっと」納得していました。


丸亀駅南口。




北口。こちらは裏側って感じで静かです。







それでは夜ごはんを食べるお店に向かいましょう。


ものすごく久しぶりの香川訪問、しかも一泊のみの滞在で。

『うどん県』の名が全国に浸透してずいぶん経つというのに。

向かう先はうどん屋さんではありません。


うどんが嫌いなのではありません。

むしろ毎日食べたいくらいのうどん好き。

けれど、どんなに素晴らしい打ち立てのうどんでも、夜にはねばりが出てしまうとネットで読み。

ガイドブックでうどん屋さんをずいぶん物色していた私は泣く泣く諦めたのでした。


ネット先生はこう書いていてくれました。

『うどんが食べられないなら、とりあえず<一鶴>行っとけ』


その言葉を信じることにしました。




一鶴(いっかく)。それは、骨付き鶏のお店とのこと。


丸亀駅北口からわずか徒歩1分という素晴らしいアクセスの良さ。

もう着いちゃった。。。






ちょうど店の前にカッコいいバイクが停められていて、絵になりました。

薄暗くてちょっと入りづらく、こわごわのれんをくぐります。


内装はいたってシンプル。

でもどこか品があって素敵なお店でした。


連休中でしたが、すぐに座ることができてラッキーです。


テーブルの上には。





なんとも美味しそうな写真!!

これよこれ、食べたかったのよ~~~。


ネット先生の多くが、『親鳥サイコー!ビールとメチャ合う!』と書いておられたので。

私は噛み応えがある親鳥を、旦那は雛鳥を注文しました。

もひとつ美味しいと評判の鶏ご飯も半分こで注文。


さあ、出てきましたよ~~~~。


親鳥。




雛鳥。




見た目ぜんぜん違いますね。


どちらも一口づつパクリ。


雛鳥がふわっふわの柔らかさなのに対し、親鳥は噛み切るのが大変なほどの弾力があって。


「何これ、めっちゃ固い~~~!」と最初は戸惑いましたが。

塩こしょうががっつりと効いている肉をコリコリと噛んでいると、次第にその歯ごたえに病み付きになってきました!!!


うま~い!!!





今まで私は、鶏肉といえばいかに柔らかくてジューシーかが重要だと思ってきたのですが。

完全に、目からウロコでした。




もちろん雛鳥は、一口目から旨味がぶわっと広がり、親鳥に負けない美味しさです。


あ~~~、ビールとか飲みた~い!!!

しかし案内する私がしんどくなってしまってはいけないので、ここはガマンガマン。。。


ものすごい料理との出会いでした。

ちなみにこのお店『一鶴』は、関東は横浜、大阪は北新地と難波あたりに出店しているようです。

もう一度、食べに行こうっと。




すっかり満足して、駅に戻ります。

途中に見えた商店街。




レトロでいいですね。



駅前にあったベンチ代わりの石のオブジェ。




溶岩か焼いた炭みたいに光っています。

点々とこれが並んでいて、すごいセンスだなぁとびっくりしました。



駅のコンビニで飲み物を買おうと歩いていると、不思議な絵が貼ってあります。




なにこれ、かわいい……



その近くには、かの有名なくまもんやバリィさんに似ているゆっぴ~さんと記念撮影している写真が展示されていて。





どうやらこの子はじゅうじゅうというご当地ゆるキャラのようです。


丸亀では骨付き鶏がもともと有名だったのですね。


汗をかいているのがまたかわゆい。





ゆるキャラって、癒しですよね~~~。




飲み物をゲットして、宿に向かいます。


この日の宿は、オークラホテル丸亀というところ。


交通の便はよくないので(バスがあるけれど早い時間に終わってしまっている)、タクシーで向かいました。


日頃の旅は、なるべくタクシーを使わず公共機関で組み上げる私ですが、今回の旅は無理でした。

あちこちでタクシーを使うことになるのですが、短い日程で見たいところをしっかり回るには仕方がない。

時間、体力、金額を比べっこして、考え抜いて決定したことです。


昔一人旅していたころとは訳が違うし。

なるべくゆったり楽しい旅にしてあげたい。


この宿も、そういう思いで選びました。


展望大浴場があり、評判も悪くなく。

そして。


なにより素晴らしいロケーションなのです。



そのことはまた次回、書きたいと思います。

この日の夜はまだまだ終わりません。




おいっ!『猫旅』って題しておいて猫がまだ出て来ないぞ!!


すみません、猫に出会うまでもうしばらく……お待ち下さい




次回へつづく。。。



最後に、しろちゅの動画を一個、ぺたっと貼っておきますね。

たぶん初めての。。。。。。。。。








リンクはこちらです。




それでは、また次回~~~