午前クラスの様子(2016年1月)です。
2歳6か月~入園前までのお子さんたちです。
ぬいさしがお気に入りのお仕事です。
道具の準備から、穴をあけるまでは一人でできるようになりました。
糸を針の穴に通したり、玉結びをしたりするのはお手伝いします。
完全にやってあげるのではなく、提示の機会と思って、
見ていてねと声をかけます。
縫い始めてからも、
どこに針を差したらいいのか分からないときは、援けが必要です。
ドライバーは、一人でできます。
コーヒーミルの台を押さえるのを手伝ってあげれば、
一人で挽けるようになりました。
こぼした後の掃除も、ひとりでできるようになってきました。
大小のシール貼り。
もくもくと貼ってます。
今回、初めて絵の具の混色に挑戦していました。
他のお子さんが、絵の具のパレットを洗っているのを見て、
やりたくなったようです。
パレットなどの道具を洗うのも一緒にやりましたよ。
はさみ切り。
インファントのときは、手のひらが上になってしまっていましたが、
今では、はさみを縦に持って切ることができるようになりました。
写真では分かりづらいですが、星形も慎重に切れるようになりました。
おうちでも、たくさん切っているそうです。
はさみが横向きになってしまったりすると、
正しく持てないということに目が行きがちです。
「こうやって持とうね」と提示することは必要ですが、
子どもが切っているときに、何度も言うと集中が途切れてしまい、
親子バトルが始まってしまうような気がします。
はさみを開いたり閉じたりして、
自由に「切る」という動きができるようになっているなら、
「線を切る」というお仕事を紹介すると、
線を意識するために、子ども自身が、はさみを線に合わせようとします。
何度も繰り返し切っているうちに、
自然に正しい持ち方になってくるようです。
【参考記事】はさみ切り(切り落とし・初級)【2歳~】
どんどん新しいお仕事を持ってくるお子さんや、
他のお子さんを十分観察してから始めるお子さんなど、
それぞれのペースでお仕事していますよ
ぜひ、こちらもお読みください。
モンテッソーリ教育を初めて知る方へ
マリア・モンテッソーリ
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