島根県では、野鳥の保護等に関心のある小中学校を「愛鳥モデル校」に指定し、その活動を支援することで愛鳥思想や自然保護思想の啓発を行っています。
雲南市立西小学校では、コウノトリの営巣を契機として、学校周辺に生息している鳥類の学習等に取り組まれています。5月には県立三瓶自然館から講師を招き、全校児童(165名)が参加して、コウノトリや野鳥の生態等を学ぶ学習会も開催されています。
このたび、県は同校を「愛鳥モデル校」に指定(H29年7月1日)しました。
また、7月12日には、同校の全校児童も参加し、親鳥の誤射のため保護されていたコウノトリ4羽が放鳥されました。
同校では、コウノトリの学習を通じて、子供たちに古里の良さを再発見して欲しいとの想いから、今後も継続した活動が予定されています。