2月18日、東京のオリンピック記念青少年総合センターで開催された「平成25年度全国林業グループコンクール」において、仁多郡林業研究グループが農林水産大臣賞を受賞しました。
仁多林研は昨年7月に行われた中国・四国ブロックコンクールで最優秀賞を受賞し、このたび全国林業コンクールで中国・四国ブロック代表として発表しました。
コンクールでは全国6ブロックの代表がそれぞれの地域における林業グループ活動と今後の方向について発表しました。
仁多林研は「健全な森を次世代へ ~子や孫に誇れる森林(もり)づくりを~」と題し、響副会長が活動内容を発表しました。
写真:質問に答える響副会長
仁多林研は森林環境調査、森林教育、自伐の普及を中心に活動しています。特に自伐の普及活動については、「奥出雲町オロチの深山(みやま)きこりプロジェクト」※の中心となり伐採・搬出研修会の指導等を行っています。
※搬出材1トンの出荷に6,000円の商工会商品券が交付される仕組み。搬出材はチップ化され町内の温泉施設に利用される。
「奥出雲町オロチの深山きこりプロジェクト」の集材研修会で参加者に機械の操作方法などを指導
これらの活動が地域の活性化につながっていることが評価され、第一位である農林水産大臣賞を受賞しました。島根県の林業研究グループが農林水産大臣賞を受賞するのは初めてのことです。
表彰式 響副会長(左)と大島会長(右)
農林水産大臣賞を誇りに今後も活躍していただきたいです。